2011年2月8日火曜日

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【北海道&東日本パスの旅 12日目】さらば東北本線 (上)

青森
6:10発

↓ 1524D 東北本線

8:16着
八戸
8:52発

↓ 4522M 青い森鉄道~IGRいわて銀河鉄道

10:54着
盛岡
11:06発

↓ 1536M 東北本線

12:35着
一ノ関
12:46発

↓ 534M 東北本線

13:33着
小牛田
13:38発

↓ 1564M 東北本線

14:24着
仙台
15:18発

↓ 248M 東北本線~常磐線

16:40着
原ノ町
16:50発

↓ 676M 常磐線

18:10着
いわき
18:30発

↓ 586M 常磐線

20:06着
水戸
20:15発

↓ 1464M 常磐線

22:19着(※線路立ち入りで足止め)
南千住
22:35発

↓ 5364 つくばエクスプレス

22:43着
秋葉原
22:49発

↓ 2113B 総武本線

23:53着
御茶ノ水
23:56発

↓ 2221T 中央本線
  中央特別快速

23:06着
新宿






とうとう帰る日がやってきた。当初計画した行程では10日間だったのだが、朝寝坊やら、
出発時間を勘違いしたやらというハプニングがあったために2日間延長となったが、
結果としていつも通過点だった青森にゆっくりと滞在することが出来た。

「あおもり駅」と大きく文字が掲げられた国鉄の雰囲気を残す駅舎も工事の真っ只中。
次回訪問した時には北海道の稚内駅のように、昔の面影を残っていないことだろう。
つい最近新幹線開業で沸いた新青森だが、青森駅周辺の街並みも変わるかもしれない。

その意味で新幹線開業前の青森の町に結果としてお別れすることが出来た。
次回青森に来たときにはいつかの寝台特急「あけぼの」で出会った中年女性が
教えてくれた黄色いりんごを見に行きながら、東北の未乗路線を乗りつぶしながら
戻ってくるという旅も悪くないだろう。今後実施する余裕があるかはわからないが・・

帰る日だったので昨日は早めに寝たのだが、すぐには起きることはできなかった。
もそもそと起きだして、身支度をしてチャックアウト。今日も晴れている。
しんまちアーケードを振り返り、そして駅舎へ向かう。

朝6時前のホームはさながら現役の(一部を除いて)国鉄博物館のようで面白い。
今まで意識していなかったが、よく見るとこれは貴重なシーンだ。
急行はまなすの青い客車、特急いなほの485系、特急つがるで使われるE751系による
普通列車運用、ロングシートでおなじみの701系、そして白地に赤帯のキハ40系。

他にも同じように考えている若い人や中年男性がカメラを持って歩き回っていた。
いつものように通り過ぎていたら、こうしたことにも気づかないところだった。
そして新幹線開業によるダイヤ改正で、一部の車両は青森でお目にかける機会は
無くなってしまうに違いない。

急行はまなすは青い客車から赤いディーゼル機関車を切り離しているところだった。
切り離されたところで、蟹田方面から、蟹田行きのキハ40系がホームに入線する。

東北本線を南下する普通列車で唯一のキハ40系。八戸までの送り込み回送を兼ねている。
急行はまなすからの乗り換え客で座れないと予想していたが、ボックスシートに
それぞれ一人埋まるか埋まらない程度で余裕で座ることが出来た。

進行方向右側の席に座ると、これも八戸からの送り込み回送を兼ねて客扱いする
キハ40系とのすれ違いを見ることができる。
3両編成は東青森で数人拾っていく。記憶が確かなら、これから学生さんの団体で
一気に賑やかな車内になるはずだ。

小柳。11人乗車。通勤客、観光客が混じる車内。駅前には団地が見える。
あちらは終点と途中以外は山の谷間をゆっくりと走る。谷間を走る間はともかく、
駅前にも民家が見当たらなかったから、本当に利用者がいるのかと疑ってしまう。
こちらは対照的に各駅で客が乗り込んでくるから、徐々に車内は混んでくる。

右手から朝日が昇ってくる。水墨画のような山と手前に広がる田んぼ。
太陽が右手にあるから一瞬方向感覚がわからなくなるが、これから左へと移動するはずだ。

野内。中年男性が一人乗車。昔の客車長編成の名残だろう、ホームは不釣合いに長い。
トンネルを抜けると左手には海が広がってくる。波は静かに穏やか。これが夏だったら
砂浜にはテントやビーチパラソルが点在して、海水浴客で賑やかな様子が見られるだろう。

浅虫温泉を発車してから貨物列車とすれ違い。小湊。ホームには学生さんが待つ姿が見えた。
2人ほど下車して向かいのホームにある改札口へ階段を降りていくのが見えた。
向かいのホームには地元のおばあさんが3人ばかり列車を待っている。

清水川。2人ほど下車。後方車両に学生さんが乗り込んでいる様子だ。
周りのボックスシートをそれとなく見回すと、外国人と日本人で2人組の女の子の
座り方に違いがあるようだ。前者は同じ席に並んで、後者は互い違いに座るらしい。

北海道で見た入道雲はこちら側では一足先に秋空が広がる。
うろこ雲を見上げていると北海道との別れとは違った淋しい気持ちになる。
何だか空しい気持ちが正確なところか。

野辺地。学校や職場があるのか、大湊線への乗り換えか、特急列車へ乗換えだろうか
大半の客がこの駅に降りていく。先に特急列車が発車していく。
発車直前になって、白いシャツの学生さんが乗り込んでくる。学生さんで混む後方車両を
避けて前寄りの車両に乗ったのだが、どの車両でもあまり変わらないようだ。

野辺地にはリュックを車内に置き忘れた時にはお世話になった駅だが、ああした機会が
ないと降り立つ事もないだろう。今は青い森鉄道の駅になっているはずだ。
こちらも結果的に東北本線のうちに降り立つ機会があって良かったのかもしれない。

すぐ後ろのロングシートまで学生さんのお喋りで賑やかな車内。しばらくはご当地BGMが
流れていることだろう

千曳。制服姿の女の子2人がホームで待っている。一見森の中にあるような駅にも利用者は
いる。北海道では駅前にコンビニもTSUTAYAも何もない背の高い草の間に出来たた道の奥へ
消えていく制服姿の女の子の風景を見てきているから、驚きはしない。
千曳を出てしばらくすると、記憶したとおり青森方面に走るキハ40系の4両編成とすれ違い。

乙供。この車両もいよいよ学生さんの団体で混んできた。
キハ40系で3両編成なのは、もちろんこうした大口のお客さんが利用するからだ。
ただし、そのお客さんも年々減少してきている。青い森鉄道になって運賃は値上がりしており
今後の利用状況は明るいものとはいえないだろう。こうした車内風景もあと数十年先には
昔話のようになっているかもしれない。

ボックスシートが相席になるのも知っているので、驚くことはない。
すぐ隣で聞こえてくる男子諸君の会話は麻薬だの、覚せい剤の話で青春らしい話題ではない。
他に話すことはないのか?告白しようとして女の子の話とか、時刻表の話(?)とか。
せめてオ●ニーとか、セッ●スの・・・いや、何でもない。

私も「麻薬」の常習犯ではあるけれど。もちろん列車の旅という麻薬だけど。
手を出すと足を洗うのが難しい意味では、麻薬だと最近思うようになった。

上北町も学生服。前回も同じ列車に乗ったときには思わず、次の小川原で降りてしまったが
降りて次の列車に乗っても、八戸では同じ列車に乗り継ぐ事になるので行程に影響しない。
青海川を撮影したときのように、一駅だけ降りるのであれば朝の通勤・通学時間帯であれば
けっこう容易に行程を組める場合が多い。他の路線でもあるかもしれない。

相変わらず学生さんが発するご当地BGMで賑やかな車内。八戸までかと思ったが
三沢でそのBGMは打ち切りとなった。つまり一斉に下車していったのである。
小湊~三沢が通学圏ということになるのだろう。向山で701系青森行きと同時に発車する。

前方のロングシートでは若そうなメガネの女性が本を広げている。鉄道旅行の地図帳だろう。
乗りつぶしの道中と思われるが、女性の参入が増えてくれば明るいイメージで鉄道ブームの
息はまだまだ続くかもしれない。

下田。高校生と思しき女の子が一人降りていく。何だか不機嫌そうに。そう見えるだけか。

終点の八戸。座って食事が信条としては使うことはないが、他になさそうなので仕方なしに
立ち食いそばで朝ごはんとする。めかぶそばを食べたためか、腸が動き出す。(食事中失礼)
乗り換え列車まで間に合わずにメルトダウン・・・列車内のトイレでパンツを替える。
替えのパンツを持っていて良かった・・どうも旅慣れるとこうした事故に遭遇してしまう・・

第三セクターのロゴが入ったどう見ても701系を塗り替えただけという無聊な車両だが、
オールロングシートではなく、うまくすればクロスシートに座ることも出来る。
トイレに入っている間に列車は動き出したが、これを書いている今はこの車両が盛岡まで
足を伸ばして毎日運行されていることだろう。

苫米地。おばあさんが1人下車。剣吉では学生さんが2人下車。
先ほどのメガネの女性は前面展望を楽しんでいる様子だ。
金田一温泉。「きんだいち」と読みたいが、「きんたいち」と読むんだとか。2人下車。

斗米。遠足だろうか、赤い帽子を被った園児の団体さんが乗り込んでくる。
二戸で13分停車する。ここで貨物列車を待つはずだ。元々はJR路線だったのだが、そこを
JR貨物に待たされるのは何かの皮肉なのだろうか。

途中の陸橋ではおばあちゃんに抱かれた女の子が手を振っていた。
貨物列車以外にはこのセミロングシートの車両しか走らない面白味のない路線である。
車両は旅情に影響すると思う。だからこの路線は途中下車などしたくない。
すれ違う貨物列車はRED BEARが先頭を率いるコンテナ車ばかり目にする。

一戸。地元らしき人が何人か乗り込んでくる。小鳥谷でも何人か降りていく。
小繋。駅名版はIGRいわて銀河鉄道のものになっているが、行灯型の駅名看板があったりと
JRだった頃の名残が残っている。奥中山高原。何人か乗り込んでくる。
朝早く起きた為か、いつの間にか意識がなくなっていた。気づくと盛岡に着く直前。
目の間に立ち客がいる程、車内は混雑していた。乗り換え時間はあまりない。
鈍行乗り継ぎの客は想定されていない。新幹線からの乗り換え客だけを想定している。
JRから経営分離しても設備は今までのものをそっくり使うのだから、運賃を値上げした
ところで利用客が増加するとは思えない。乗り換えも誤乗を防ぐためか、わざわざJRとは
距離を離しているのは鈍行の利用客にとっては乗り換えに時間がかかって不便なだけだ。


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