2008年7月28日月曜日

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ココロの水着は探してあげるべきだ。
期間限定。お早く。

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電車に乗ってずっと上を見つめ続けたことはあるだろうか?
ロマンスカーから真上に向けた視線を動画で。







線路と線路のリズムに時々架線が格好良く交差していく。
普段は気にもしない光景。

2008年7月26日土曜日

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22日を初日に運行が開始された「湘南マリン」号。
しかし今日再び江ノ島線の中央林間駅のホーム。
ホームの江ノ島寄り先端で待つのは、
藤沢から折り返してくるRSEである。
小田急電鉄にも公式では発表されているが、
25日だけはRSEが運行車両に充当されるのである。

湘南マリン号として運行した後、すぐに折り返す
だろうと思い、頃合の時間からホーム先端で
待っていたがなかなかやってこない。

待っている間に何本かの普通列車がやって来て
シャッターを押すタイミングもわかった。
あとはRSEがやって来るのを待つだけだが、
間合い運行することを忘れていた。


11時を過ぎた頃に警笛を鳴らし、RSEがこちら側に
向かってくる。シャッターを押す4秒間の緊張。
シャッターを押し、セルフタイマー2秒後に
うまくフレームに入ったことを確認できた瞬間。
そのあと指が少し震えていた。



これでメインのイベントは終了。
そのまま帰ってもいいが、お腹が空いて来たので
自然に有楽町のいつもの店でインディアンを食べに
電車を乗っていく。


有楽町で昼飯を食べた後は新宿で地下探検。
ビルを巡る地下探検。もちろん人にはお勧めできぬ。
まずは前も訪問して断念した新宿パークタワー。
都営新宿線の初台駅から歩くこと10分。
独特なデザインの一般客が入り込める領域は意外に
少ない。あとはオフィスビルとして使われている。

エレベーターホールもオフィス専用として、
一般客が入れないように扉で封鎖されているところ
があり、警備員も定期的に巡回している。
更に防犯カメラも作動しているので、
なるべくカメラの死角になるように、カメラが写る
ところでは不審者と思われないように迷ったように、
あるいは堂々と行動する必要があるので、
難易度としては高い部類に入る。

前に探し当てた地下駐車場へ続くK階段の扉は、
丁度防犯カメラの死角にある。PRIVATEと書かれた
扉はその隣にある。恐る恐る扉を開ける。
やはり勘は当たっていた。
ただ防犯カメラが扉から通路奥の突き当りの壁まで
見張っているので、ここは堂々と突き進む。
従業員や関係者の休憩室や控え室になっているようだ。
通路を進んでいくと、奥に非常口の扉。
ただし非常時以外は施錠されているタイプらしく
その扉から先は進めない。
そうすると右側の扉からさらに続いている思われる
通路を奥に進んだ階段となるが、その階段から更に
地下へ降りていけるかは不明だ。

一番確実なのは、「新宿地域冷暖房センター」の
公開見学を狙うことだ。合法的に見ることができる。
このセンターの入り口には防犯カメラがわかる様に
設置されており、しかも「入館証提示」せよと
注意書きのボードも置かれている。


結局先ほどの従業員用通路が続いていると思われる
扉の先には行かなかった。なんとなく長居は無用な
気がしたからだ。




次の訪問ビルは新宿NSビル。
お客様専用のエレベーターがあるが、
NSスカイカンファレンスへ行けても、地下3階には
行けない。乗るのは人荷用エレベータである。
その前に地下3階へ降りる階段を見つけた。
地下3階に下りても、別段見て回れるところもなく
すぐに人荷用エレベータへ乗り込む。
このエレベータは地下3階から30階まですべて止まる
エレベータ。光っているパネル階数もそうだが、
かごの中の操作盤に並ぶ33個の階数ボタンも壮大だ。
乗ってくるのはもちろん一般客ではない。
このビルの関係者や、宅配業者などである。
いつもとは違ったエレベータの雰囲気が面白い。

どこにも「関係者以外の利用は遠慮願います」とは
貼紙はないので、堂々と30階まで乗る。
帰りは閉鎖されていない非常階段で1階まで降りた。


新宿駅西口から都庁方面に動く歩道があるが、
両側にはいくつかの高層ビルへ出入口に直結している。
新宿ビルディングはそのひとつ。
地下4階までとなっているが、階段を下りると地下5階
がなくて地下6階となっている。
こちらも降りたところで、関係者以外立ち入り禁止の
扉となり、先には進めない。


最後は新宿センタービル。
地下4階まで降りて行ける。荷物専用のエレベータと
一般専用のエレベータがあるが、荷物専用エレベータ
には荷物優先のため、お客様用エレベータを使う旨の
貼紙がしてあった。
主に社員が使うエレベータで1階まで行ったが、
54階建てとあって、階数ボタンの数の規模が違う。

松岡セントラルビルは地下3階へ通じる階段の前に
「通り抜けできません」のロープがあり断念。
隣のスバルビルも地下駐車場へ降りる階段には
「駐車場利用者以外の昇降はお断りします」と
貼紙による警告があったので、こちらも断念。


帰りも新宿からロマンスカー。
この時簡には珍しく空席があったホームウェイ5号。
特急券を買ってしばらくしたら満席に。

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小田急ユーザとしては、小田急が熱い。外も暑い。
6月に続いて、今月も目が話せない小田急ロマンスカー。


6月に地下鉄直通のロマンスカーとして話題をさらった
MSEが今度は初めて江ノ島線へ運行することになった。
その名も「湘南マリン」号。
運行は臨時扱いで、特急券も行先案内板も「臨時51号」
や「臨時特急」として案内されている。









湘南マリン号が唐木田駅に入線したとき、MSEの側面表示は
何も表示されなかった。これは往路も復路もずっとそうだった。
しかし前面と後面の小さい電光表示板には「湘南マリン」。
個人的には側面も期待表示も期待していただけにちょっと残念。

朝6時半に目が覚めて、何とか唐木田駅に間に合った。
22日はこの運転初日を祝って、終点の片瀬江ノ島駅の
ホーム改札寄りで、海の王子と女王による到着式が行われる。

もっとも海の王子と女王は江の島への観光客を増やすための
キャンペーンボーイ&ガールに過ぎないので、彼らそのものには
興味はない。湘南マリンの到着式に登場することに関心がある。
つまり彼らは私にとってはこの日だけのネタ。






新百合ヶ丘から折り返し、小田原線では相模大野駅に停車。
3番線ホームに停車後、ホームウェイのえのしま号のように
江ノ島線へ入線。入線後すぐにMSEが営業運転で初めて江ノ島線
へ入線したと車内アナウンス。











大和へ着くまでに例の王子と女王が記念品の入った袋をお客に
渡していく。渡されたものの中身がすごい。
団扇やパンフレットは普通だが、しっかりとMSEの宣伝をするが
ごとく特製メモ帳があった。(終点の片瀬江ノ島駅でも販売してた)
江ノ島の観光促進の宣伝もパンフレットの数を見ると、
力の入れようが伝わってくる。しかも新江ノ島水族館に限っては
カンバッチまで付属。景気低迷の最中、コスト削減を叫ばれている
時代だが、そんなものは江ノ島、小田急には関係ないらしい(笑)
終点の片瀬江ノ島に到着し、到着式が行われただけでない。
改札そばでこの日の10時までの限定(湘南マリンが9時32着)の
MSEのロゴが入った帽子などのクッズ販売をするなど力の入れよう。
江の島という有名な観光資源を守備範囲とするだけに
ひとりでも多くの方に利用してもらおうとするロマンスカーへの
小田急への情熱を感じた。






「竜宮城」に来たわけだが、亀ではなく青い湘南マリン号である。
すでに一緒に乗り込んでいたわけだが、海の王子と女王が
浦島太郎を出迎える役と思えばいいか。




帰りの湘南マリン号は「臨時52号」として16:33発。
それまでだいぶ時間がある。せっかくなので江ノ電などに乗って
鎌倉あたりまで散策してみることにしよう。



江ノ電の江の島駅前の踏切。奥に湘南モノレールの湘南江の島駅。
この踏切も良く見れば、珍しい構造をしている。
普通は線路を横断するが、三叉路上にあるために場合によっては
線路と並行しながら渡ることになる。
今までに間違って駅へ侵入してしまったというトラブルはなかった
のだろうか?

湘南モノレールに乗って大船まで行こうかと思った。
デジカメの充電をし忘れたのでネットカフェを探したが、
竜宮城の前にはないらしい。あるのは海と夏の暑い太陽と空。
そして少し遠くに江の島に建つ白い灯台。

砂浜までもう夏は広がっている。リアルな「湘南爆走族」の光景。





江ノ電沿いの商店街を腰越駅まで歩いてみたくなった。
唯一路面区間となる江ノ島駅~腰越駅だが、何度見ても良い景色だ。
江ノ電といえば、鎌倉高校前に広がる海とこの路面区間が浮かぶ。
乗っていると、それまで線路だったのに突然道路上を走っている
不思議な感覚が今でも好きである。
車両によっては、展望を意識した造りになっていて
京急のように、クロスシートでゆっくりと展望が楽しめる。



腰越を過ぎて、鎌倉高校前に差し掛かる頃には窓いっぱいの海が
誰もを振り向かせる。今は夏だ。見ない者はいまい。







終点鎌倉駅。
藤沢駅も味わい深いのでどちらが良いかは甲乙つけ難い。
程なくして列車は折り返し藤沢に向けて走り去っていく。
鎌倉駅前にはあるかもしれないとネットカフェを探してみたが、
こちらもなさそうだ。そのうちにずっと奥まで続く御成通りを
歩いてみたくなった。祭りの縁日とは異なる賑わいが絶え間なく
奥まで続いている。


懐かしい駄菓子を売っている店でアイスを買い、ひと休み。
暑い体に冷たいバニラアイスが染み渡る。うまい。








帰りの江ノ電では鎌倉高校前を降りる。降りたくなる光景。
砂浜に出てしばし、海からの風を受けながら、サーフィンと
泳ぎを楽しんでいる人達を見る。夏らしい若い声。
サーフボードを担いで歩く日焼けした女の子。
サーフボードを水洗いする後姿をしばらく見てしまった。

後の階段を上がった踊り場には白いシャツの高校生達が
無意味に群がって海のほうを見ていた。
なぜか無意味に見たくなる、何か始まりそうな予感。
真夏の江の島の海はそんなワクワクさせる力がある。
高校生達の後ろを時折、ゆっくりと江ノ電が駅に止まって
やがて走り去っていった。







いい加減デジカメの充電をしないと時間がなくなる。
江ノ電で江ノ島に戻り、湘南江の島駅から湘南モノレール。
終点大船までの20分足らず。懸垂式のモノレールは、
時折スピードを飛ばす区間があり、ジェットコースターの
ような面白い感覚がある。
電車とは違い、下や側面に邪魔するものがないので
見下ろす道路や、すぐ横を通り過ぎるマンションなど
独特の風景だ。マンションは同じ高さなら住人と乗客の
目が合う不思議な光景が毎日繰り返されているのだろう。

大船駅前に都合よくネットカフェがあった。徒歩1分。
席もリクライニングではなく、寝そべることができる
タイプだった。初めて利用するタイプだったが、
足も伸ばせるほどのスペースでちょっと眠るには最適だ。
栞戸を閉じても足元は見えてしまっているので、
横になる時に向かいのリクライニング席の人と目が合って
しまいそうになるのが難点か。もといオナニーはできぬ(笑)


何とか充電が終わらないとギリギリまで待ってみたが
十分充電が終わらないうちにそろそろ江の島に戻る時間だ。
竜宮城には亀ではなく青いロマンスカーがすでに待っていた。





青い臨時52号は江の島の潮騒を乗せた人々を唐木田まで
運んでいった。

行きも帰りも沿線にはカメラのレンズを向ける人たち。
驚いたのは男の子たちやオタクだけでなく、おじさんも
お母さんもおじいさんも年齢に関係なくカメラや携帯の
カメラを向けていたことだ。

青いロマンスカーは人を振り向かせる力がある。
真夏の江の島の海のようにワクワクさせる力がある。