2006年7月6日木曜日

つくもノヲ”X="1≠ 023

高校生まで、ずっと勘違いをしていました。

電車の切符です。目的地まで買った切符はもちろん、
その区間内なら、どの駅でも降りれますが、
切符に「途中下車無効」と書いてあったので、目的の駅以外では
降りることができないのだと、ずっと思っていました。

目的の駅までと考えるよりは、何円区間かと考えれば
別にこんな勘違いはせずに済んだんですね。

「途中下車無効」は途中下車ができないのではなく、
一度、途中下車をしたらその切符は無効ですよという意味だったのです。

そのくせ、「キセル」についてはちゃんと知っていました。
帰りの電車で最短区間の切符を買って、定期で改札を出ることです。

小田急では「フェアスルーシステム」というのを導入したため、定期は
入場情報のないものは通してくれません。
しかし、通勤で使っている東急田園都市線については実はまだ、使えるのです。

ある日、アキハバラから帰り、銀座線の神田から定期の区間である田園都市線の南町田までの
区間の切符を買って、銀座線から表参道から田園都市線に乗り換えて、中央林間で降りました。
しかし、いつも通勤で定期を使っているので、うっかり定期を改札に通してしまいましたが、
ゲートがしまることはなく、アラームも鳴りませんでした。
そして、手元には神田で買った切符が残りました。

また、別の日に試すと同じように通れましたが、よく見ると取り出し口付近の画面には
「入場記録がありません」と表示されていました。
エラーは検知してるが、アラームが鳴ったりやゲートが閉まったりしないので、
気づかずに通っている(あるいは知っていてわざとやっている)人がかなりいるかも知れません。

この記事を書いている時点では「キセル」は有効です。
これは駅員に知らせておくべきでしょうか?
それとも、このままにしておくべでしょうか?

1週間1回の割合で毎回アキハバラに出向いている私にとってはこのまま
気づかないままでいてほしいと思うわけですが。

不正乗車
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E4%B9%97%E8%BB%8A

「キセル乗車」は不正乗車であることはこのページで書かれていますが、
これ以外にも不正乗車であることをほとんど意識せずにやっているのがあるんですよ。

「折り返し乗車」

まあ、例外はありますが。

たとえば、小田急の次の場合は不正乗車となります。
しかし、不正乗車したという証拠を見つけることができない例です。

秦野 ~ 相模大野までの定期があり、ロマンスカーは定期範囲外の
新宿寄りの駅にとまるが、この駅で降りて、ホームで券売機で特急券を購入して
ロマンスカーに乗って、秦野で降りる

この例では新宿寄りの駅~相模大野の往復運賃が不足していることになります。
違反しないようにするには、その新宿寄りの駅でいったん乗り越し清算して改札を出ます。
そして、新宿寄りの駅~相模大野の切符を買ってまた、入場する必要があるわけです。

しかし、実際には面倒臭くて、発覚する恐れもないので、これを充実に守っている乗客は
いないと思われます。

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