2006年7月1日土曜日

つくもノヲ”X="1≠ 018

少年は幽体離脱をしました。
勝手になったではなく、少年自身の意思で離脱しました。
彼にはある目的がありました。
それはそこにあるだろうと推測されているが、誰もがそう簡単には見ることができない世界を
自由に誰かに気づかれることなく、見て回るために-----。

それは東京の地下の世界でした。
地下鉄の脇線があるとか、水道管や電気配線などのライフラインのトンネルとか
調べれば出てくるようなものだけではなくて、もっと秘密とされた部分を知りたいのです。
たとえば、皇居につづく秘密の地下通路とか、国会議事堂からしか乗れない秘密の地下鉄とか
知っている人は知っている秘密の地下都市とかね。

地下への道 ――「隠された地下網」を考える――
http://www.doblog.com/weblog/myblog/6273?STYPE=1&KEY=8312

少年は幽体離脱の方法を教えてもらうべく、その先生がいるという
銀座線新橋駅に行きました。

銀座線の渋谷行きホームで待ち合わせをすることになっていました。
指定された14:00にホームにつくと、ちょうど渋谷行きがホームに滑り込んできました。
少年のちょうど立っていた位置の開いたドアからその人は少年に声をかけました。

「幽体離脱を教えてほしいのは君かね?」

その人はホームに降りました。
「かつて、そしていまもその世界をのぞくために君と同じように考えた人はたくさんおったよ」

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こんな書き出して小説にしたら面白いのかなと考えてみたりしたわけです。

まあ、実際に幽体離脱でそんな地下の世界を見たなんて、話を聞いたことはありませんが。
もしかしたら、そんな実験がどこかで行われていた(いる)かもしれませんが。

幽体離脱という方法がとれないのであれば、まずは国会議事堂駅のいたるところに
あるドアというドアに入って、公開されていない秘密の空間を暴いてみたいと考えるわけですが。
それなら、東京メトロの社員にでもならないとだめでしょうかね?

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