2010年7月23日金曜日

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印旛日本医大から成田空港の第二ターミナルビルまで線路が開通した。
その名は「成田スカイアクセス」。成田空港にはもちろん用はない。
鉄道オタクとしての乗りつぶしの旅である。

京成上野から18:43発のアクセス特急成田空港行きに乗る。
開通から間もないので先客がいるかと思ったが、時間帯のせいか
始発駅ではほとんど客がいないガラガラの車内であった。

だが次の日暮里から一気に乗客が増える。
クロスシートではあるが、京急の様に運転席すぐ後ろから
座りながら前面展望が楽しめる車両だった。私のすぐ隣に座ってきた
若い男性は成田空港まで一緒なのだろうか?

日暮里を出た時はまだ夕焼け空も途中の駅へ停車する度に
いつの間にか辺りは暗くなっていた。

結局先ほどの若い男性も含めてほとんどの客は当然ながら
印旛日本医大で降りて行った。スカイアクセス線沿いはこれから
利用客が増えて行くのだろう。

空港第二ビルは飛行機の発着時間帯では無いのか、まだ開通間もない
知名度が低い為か、降りた客は私一人であった。

運賃は1200円。距離は結構ありそうだが、1時間程で到着するので
特急券不要のこのアクセス特急でもかなり速いのだろう。
成田空港に向かうもう一つの京急線という感覚だろうか。

帰りは運賃が200円ほど安く上野まで1000円の京成本線に乗る。
21:34発の特急上野行きは22:49に上野に到着するが、小田急線の
終電には何とか間に合いそうである。あぶないところだった(; ̄O ̄)

空港第2ビルのホームは面白い構造になっている。
路線別にホームが別れているのではなく、同じホームを
前後で分けて、スカイアクセス経由と京成本線経由がそれぞれ発着
するようになっている。そのため、線路容量の関係で1時間に3〜4本が
運転本数としては限界なのだと思われる。

すぐ隣はJR成田線が併走し、成田エクスプレスと成田スカイアクセス
との競演を見る事もできる。

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