2007年8月24日金曜日

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  週刊新潮new
  1957年8月19日号
  秘録と戦記の総決算(つわものの夢果てて12年)
    原爆スパイ第146号
    風船爆弾は成功だった
    私はアメリカを裏切ったか
  日比谷商店街倒産始末記
  ストリップ珍騒動記
  不正外車はなぜ走る
  少女という名の女性歌劇
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幻の日比谷商店街を調査するべく、webで検索してヒットした
情報を頼りに、国会図書館へ出向いた。

週刊新潮の1957年8月19日号。いろいろと近くを探し回るより
は早いだろうと、永田町まで電車に揺られること、2時間近く。

今回初めて来た。
どの図書館よりも厳重なセキュリティー体制になっている。
まず、入館手続きからすでに利用者登録したカードでないと
入館できない。自動改札のようなゲートにそのカードをかざして
入館できる。しかも昨今のテロを警戒してか、B5サイズの透明な
ビニール袋に入る量でしか手荷物の持込は許されない。

貴重品等、その他の荷物はゲート外の返却式コインロッカーに
預けることになっている。

そばの検索端末で週刊新潮のバックナンバーがあるらしいことは
わかったが、実際にどこでどう手続きすればよいかわからない。

しかも資料の複写は18:00まで。あと30分もない。
奥のカウンターに雑誌を取り扱っている新館を教えてもらう。

新館の端末で検索するが、仕方ないのでその辺を歩き回っている
案内の人に資料受け取りの手順を聞く。

まず、検索端末で閲覧したい資料を申し込む。
混んでいなければ、20分ほどで申し込みが受理される。
手元の利用者カードの番号がカウンターの前の大画面に表示されたら
カウンターにカードを渡して、資料を受け取るスタイルだ。

書架がずらっとあって、そこで本を選んでカウンターに持っていくと
思っていたから、このスタイルにだいぶ戸惑った。

複写もコピー機があるのではなくて、どこを複写してほしいかを
専用の申込書に記入したものを専用のカウンターに持っていき、
同じように10分ほど待って、カウンターで複写物を受け取るように
なっている。

同じ階にあれば便利だが、複写カウンターと雑誌を受け取る
雑誌カウンターは1階と2階に分かれている。
だから2階で請求した雑誌を受け取り、複写したもらうために
1階に下りないといけないのだ。

勝手に持ち出してしまうとか、ページを破いてしまうなどの被害が
後を絶たないこともあって、それを防止するためには有効な形式だと
思うが、利用者が気軽には利用できない。

本を手にするために、検索端末を利用する必要があるため
あらかじめ調査したい本のタイトルなどの情報を持っている必要がある。

本棚に並んだたくさんの本から、タイトルを見ながら、また手にとって
何ページか読んでみたりしてという選ぶ楽しみはまるで削がれている。
そして、極め付けが18歳未満入館禁止である。
ここにポルノでも置いてあるのかと。

お目当ての週刊新潮のバックナンバーは難なく見つかり、
複写も受付ぎりぎりになんとかできた。
複写手続きも面倒で専用端末で申込書を印刷し、印刷したその申込書に
複写するページ数を記入して、カウンターに出す。しかもここでも10分ほど
待たされるのだ。

このコピーも、著作権法に基づいて、申込み1件あたり100ページ以内。
環境問題に考慮して、無駄な紙の使用を抑えるということだろうか。

ならば、カウンター前にある専用端末機で複写申込書を紙にして印刷
する形式も廃止したらいかがだろうか?

※コピーした資料、後でよく見たら「日比谷商店」の倒産始末記であって
 期待していた「日比谷商店街」の内容ではなかった・・・
 参照したwebページの誤植だったというオチ・・・・orz

 おかげで国会図書館の利用方法はわかったから、これはこれでいいか(笑)

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