つくもノヲ”X="1≠ 180
19日。夜勤明けに相模大野駅近くのモスバーガーで早めの昼飯を
食べる。今まで朝マックしか知らなかった私にとってはこれは
発見であった。なかなかおいしい。
21日。相変わらず昼飯を食うために有楽町まで行っている。
例のインディアンを食べるためだけに。魔法のスパゲッティーは
3時間待っても食べたい不思議なスパゲッティー。
彼に焼いてもらった例のDVDをもらうが為に月一の頻度で飲み
に行っているようになってし
飲みの約束をしている。DVDはただではなく、一次会の居酒屋を私が
持つことにしているのだ。
個人的にお姉さんが付こうか、付くまいが、楽しく酔えればそれで
良いのだが、主張するのも面倒なので。
DVDは「閉●病●」前編・後編で2枚を頂く。
22日。トトロの森を見に清澄白河まで出かけることにした。
ジブリ作品の背景をはじめ、数多くの背景美術を手がけた男鹿和雄展が
清澄白河にある東京都現代美術館で開催している。(9月30日まで)
「ジブラー」としては、背景画を間近で見ることができるまたとない
機会であり、見逃すわけにはいかない。
さっそく半蔵門線に乗って、清澄白河駅を降りる。
少し歩かないと行けない場所にあり、迷うかと思ったが杞憂だった。
駅を出るなり、丁寧にも行き先を示す看板がいくつもあった。
15分くらい歩いただろうか。大通りに面して現代的な建物が見えてきた。
思っていたより規模が大きい。
それより驚いたのは、入場の人の列だった。
チケットを買ってすぐに見られるかと思いきや、考えていることは
同じようで、家族連れかカップルが多い。
どれくらい待ったかわからないが、適当に区切って入場させているようで
それで並んでいることがわかった。
中はゆっくりと見られないかと心配したが、それも杞憂だった。
中は順番ではなく、好きなところを自由に歩き回って見られるのだ。
本当は写真も撮りたいところだが、それは各人が実際に行ってその目で
確かめてもらいたい。(撮影禁止なんだけどね)
ちょっと見て帰るつもりだったが、額縁に展示されている背景画の
量が半端でなく、しかもセル画を使ったアニメーションの技法や、
男鹿和雄が一枚の背景画を仕上げていく工程の説明があったりと
代ア●になんかより1000倍も学ぶことできるところでもあるのだ。
実際のシーンで使われたキャラのセル画が背景画に重ねて展示されて
いたりして、ジブラーとしては興奮を覚えるわけにはいかなかった。
一枚一枚、丁寧に見ていたら、4時間近く時間が経ってしまった。
出口付近ではトトロを折り紙で折るコーナーや等身大(?)トトロと
記念撮影できるコーナーがあり、しっかりと関連の商品も置いてあった。
展示されている背景画の全てを纏めた資料集(2800円)を購入。
おそらくこの機会を逃しては手に入れることはできないだろう。
ジブラーとして興奮したが、それとは違って背景画と呼ぶのはどうかと
思うくらい、丁寧に描きこまれていることに大いに関心した。
建物、それも窓がたくさん付いているものを描くのは苦手だと男鹿氏は
言っていたが、それでもそばでよく見ると遠くから見た建物一つ一つを
筆をうまく使って塗っているところは気が遠くなる作業だ。
とても凡人がまね出来る技ではないと感じずにはいられなかった。
アニメではたかが数秒でしか流されない背景画だが、
なぜここまで気を抜くことなく作り上げることができるのだろう?
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