2007年3月26日月曜日

つくもノヲ”X="1≠ 115


最近は夜勤が多い。
1年ばかり勤めていたスタッフがひとり辞めてしまう影響である。
また、勤務の話で申し訳ない。
夜のとばりの中を疾走する電車の中で書いていると、
どうしても始まりがこうなってしまう。

午後1時に起きた。昼飯を食べてからネットサーフィンをする。
前のニッキでも書いたが、意味もなくアキハバラデパートの事が
気になり、関連のブログを検索してみた。

検索すると、閉店が残念であるという内容が多い。
しかし、アキハバラデパートに対する思い出のような内容は
結構少ない。前のニッキでは書かなかったが、3Fの紳士服売り場
でYシャツやネクタイなんかを買いに行ったことがある。

特にYシャツについては袖の長さと首まわりを知る必要があった
ので、店員に巻尺で確認してもらったこともあった。

1Fの飲食店ではペッパーランチと例のスイートコーンチーズカレー
の店、ロワイヤル。あと、回数は少ないけどペッパーランチと
似たような店でベル・テンポもあった。

2Fに上がると、階段そばにあった、100円ショップで帰りがけに
缶コーヒー飲みながら、総武線ホームに向かった記憶が懐かしい。
(あとでwebで調べたら、現存の駅ビル史上最長の歴史のみならず
ここが100円ショップの先駆けにもなっているらしい)

また、1Fよりレベルが上のレストラン街にもなっていた。
とんかつ いなば和幸で値段は1300円と高かったけど、
1度だけとんかつを食べたことがある。

また前働いていた工場で、不良品の検査チェックで必要になった
ために、ここでなくてもよかったのに電車に乗って行くのが好きで
OHTANIで印鑑の注文もしたことがあった。

そして3Fでは先ほどの紳士服売り場以外にも、
マツモトキヨシでは洗顔ティッシュを買ったり、マクドナルドで
新宿からロマンスカーに乗って帰るために時間をつぶしていたこと
もあった。なぜかユニクロもあったので、ソックスとか上着などを
買って帰ったこともあった。

鉄道模型で走らせるわけでもないのにNケージで箱根登山鉄道の
ベルニナ号を買ったり、商品の在庫については店員に尋ねてみたり
したな。結構その時の店員が話好きだったけどね。

私にとってはシンボリックなだけでなく、ここでほとんどの用事が
済ませられる貴重な場所でもあったのだ。

改めて関連のブログを見てまわりながら、そんな思い出にふけった。
ぽっかりと胸に穴があいた感じって、きっとこうなんだろうな。
あの日の光景が本当に何もかも懐かしい・・・・。

デパートが消え、隣接するラジオセンターもやがて消えていくことに
なるのだろう。そして、ラジオ会館ももしかしたら改札前から
消えていくのだろう。

そうなったとき、わたしは秋葉原という地名をアキハバラとは
呼ぶことはもうないと思う。地名としては今後残っていくのだろうが
「そこにはかつて「アキハバラ」があった」と追憶にふけることに
なっているんだと思う。

書いていて、大事なことを思いついた。

そうだ、思い出だけとならないうちにアキハバラの風景を写真に
収めに行こう。近々、そうする予定だ。

現存していて覚えているのは、中央線ガード下「ラジオガァーデン」、
旧アキハバラデパートに隣接し、総武線ガードしたにある
「秋葉原ラジオセンター」、中央通りを挟んで奥にある
「東京ラジオデパート」、総武線を挟んで昌平橋交差点に隣接する
「石丸電気」、中央通りを末広町方面に向かうと隣接している店では
「メッセサンオー」、「TRADER」、「リバティー」。

中央通りから細道を入っていくと、電子パーツの「秋月電子」、
「千石電商」、おでん缶で有名な「チチブデンキ」、
変わった雑貨屋「あきばお~」、そしてチチブデンキの方の道を
入っていくと、知る人は知っている「牛丼専門店 サンボ」。
ここは気になって、一度だけ行ったことがある。

web上で交わされる情報は決して、デマでも何でもなくて
本当に「殺伐とした雰囲気」はまさにこの店に用意されているのでは
というくらい、お客さんは静かに食事をしているのだ。

あと注文の仕方も席に着いてから、注文しないといけない。
こんな暗黙のルールがあるのだ。

私は不覚にも、入り口で店員に注文してしまった前科がある。
恥ずかしさでそれ以来、私はその店には行っていないのである。

勇気を振り絞って、ルールに従って注文するために
もう一度行こうと思っている。
それすら出来なくなる街になる前に。

そんな風景が再開発で消えていくことになるだろうと思えば、
これはできるだけ早く、記録に残しておく使命が私にはあると
思うのである。

アキハバラデパートが無くなった以上のショックを味合わない
ためにも・・。

余談ではあるが、私がこうまでも例のカレーにこだわるのは
どこにでもあるチェーン店ではない、その場所でしか味わえない
ものを食べたいというポリシーがあるからだ。

せっかく金を払って食べるのだから、チェーン店で妥協はしたく
ないのである。だから牛丼がどうしても食べたくなったら
「吉野家」とか「松屋」に行くなら、時間が掛かっても
「牛丼専門店 サンボ」に行くのだ。

だから最近のニッキで取り上げている銀座のスパゲッティー屋も
同じ理由だ。例のカレー第2号が見つかるまでは休みの日で時間が
あるときは、わざわざ銀座まで行って例のスパゲッティー屋に
足を運んでいるのだ。

それだけにアキハバラであのカレー屋が無くなった事は
アキハバラデパートが無くなった以上にショックだったのである。

今日、夜勤で一緒に働いている者はこの職場で2年近くになろうと
いうのにまだリーダーになっていない。
リーダーがいなくても、自分から動けることが要求されるが、
彼にはそれが出来ないのだ。考えて動けないのである。

リーダーが一緒にいることで、対応してくれるだろうと安心感が
あって緊張が抜けている。

ふとその場から席を外してみたりして少し離れたところで休んで
いると、すごく緊張しているのが雰囲気で分かる。

こんな彼をどうにかしたいという気持ちもあるが、
今の私には早くアキハバラを写真に収めたい一心で頭がいっぱいに
なってしまっている。(笑)

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