2007年3月22日木曜日

つくもノヲ”X="1≠ 112


電車で座って眠っている間に先ほどの母の言葉を反芻してみる。

「焦らなくてもいい」

妙に安心する。こんな状態ではひとり暮らしは出来ないな。
出来ることからやってみることになるが、
資格取得とともに職探しも来月あたりから始めてみようと思う。
将来、家庭を持つことを考えて慎重に探しなさいと母は言ってけど、
悪い、俺は家庭を持つ気はない。
中学で初恋というものに目覚めてひとりの女の子が気になったこと
が高校まで続いたけれど、その子に年賀状出して期待していたけど
期待とおりに年賀状は返ってこなかった。それ以前に異性を含む
人との付き合いが嫌いなのだろう。その子のことはいつの間にか
気にならなくなってしまったのだ。それ以来好きだと思う女の人は
今のところいない。
相変わらずアニメの世界のような奇跡の出会いを妄想することは
あるけれど。
この世界では妄想は妄想で終わってしまうけど、妄想できるうちに
妄想しておこうとか考えてもいる。たとえば写真のヘッドホンの子
さっちんに話しかけてみたり、それをしているうちに、先日夢の中
にパーツがバラバラになったその子が出て来て拾いあげている自分
がいるような始末。
もちろん微笑んだまましゃべることはないけれど、
最近の癖になりつつある。
そんなもんだから家庭をつくる気も子供を育てようなんて思わない。
少子化には大いに貢献しないが、長生きしないことで高齢化を
抑えることには貢献できるかもしれない。
世間の高齢者と呼ばれる人たちに悪いが、君達を支える気はない。
我々世代の老後が危ういとかを聞かされて、
長生きしようと思うものか。
考えたら吐き気がする。それぐらいなら自分が楽しいと
思う生き方に専念する方がかなりましに思える。
我々世代はひとりでも高齢者になってはいけないのだ。
私は長生きしないひとりになりたいと考えている。
だから次の職探しはそういうスタンスでいこうと思っている。
くたばるならいつでもいい。そんな気持ちをたまに抱いている。

夜勤明けの帰りの小田急線でそんなことを頭に浮かべていた。
この電車が降りる駅に着くまでに事故を起こして死なないかなとか
そういう思いがまた過ぎる。それは祈りに近い。
食うのに困る日が近いうちにやってくるだろう。
それまでは出来る限りオナニーして、妄想してその日が来るのを
待つ事にしよう。
死ぬ期日がもし分かるなら、その当日に女の子を襲って死ぬだろう。
それが叶わないからせめて襲わないようにオナニーをして、
その欲望を抑えているのだ。
これから家に帰ることが出来たら、早速体を
洗ったあとにオナニーすることだろう。

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