2011年7月2日土曜日

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3月11日の震災後、節電の影響でしばらくは運休していた。
東京近郊の乗車至便を高める「メガループ」構想に基づき、昨年12月のダイヤ改正で登場。
それまで臨時の快速列車としてスカ色(元々横須賀線で運用されたため、青とクリームの
ツートンカラーをそう呼んでいる)の115系が毎日運行されていたが、205系、209系に
置き換わり、運行されている。

205系と言っても車両形式に詳しくないのでピンと来ないのだが、
今も走っている横浜線の色違い車両と言えばわかりやすいかもしれない。
209系なら総武線の色違いと言うところだろうか。

115系の頃も大宮や武蔵野線内、八王子と見応えのある車両だったが、
置き換わった205系、209系も大宮や八王子のホームでは新鮮な風景である。
中央線と武蔵野線が並ぶのは日に2往復半。運転本数が限られて中々見られない希少さに
価値を見出していると言われてしまえば、それまでではあるが・・・。

武蔵野線の車両が短い区間ながらも中央線や東北本線を走る部分を体験したいのもあるが、
乗車する大きな理由は東北本線と武蔵野線を短絡しているデルタ線の乗りつぶしにある。
路線図では東北本線と武蔵野線が直交しているが、地図を見るとそうではない。

東北本線の西寄りに埼京線が走っており、中浦和という駅がある。
そのすぐ左下に三角形を成している線路がΔに似ているのでデルタ線と呼ばれる。
東北本線から分岐してトンネルに潜った線路が再び分岐して武蔵野線の両方向に
短絡できるようになっている。貨物列車は頻繁に走っているが、それ故がデルタ線を走る
旅客列車は臨時列車を含めても数えるぐらいしかない。

今回、むさしの号の八王子行きに乗った事でデルタ線の一部は乗りつぶせたが、
もう一方の海浜幕張方面への短絡線には乗り潰せていない。

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