つくもノヲ”X="1≠ 205
「好奇心」とはただ、「好き」なだけでなく、
鋭い勘を持ち合わせた「好き」である、と考えるようになった。
鋭い勘 ≒ センスだと据えているけれど、この鋭い勘は個人特有の
ものであり、数値化できなければ、文章にすることもできない。
「好き」であるには、ある程度のその勘を持っていないことには
成立しないだろう。飽きて「嫌い」になってしまうからだ。
また、「好き」であるためには勘をフルに使いながら考える必要も
ある。だから「好き」であることは素晴らしいことだ。
この勘がない場合は「好き」ではなく、「興味本位」だ。
「興味本位」 → 「好き」の順で行動の密度は高くなるのだ。
勘がなければ、いくら頑張っても「好き」にはなれない。
考えもせずにひたすら頑張っても、同じ繰り返し。あるレベル以上に
高めることはできないだろう。
例えばある仕事で手順書が与えられているとして、
当初は手順書どおり、仕事をこなしていけば問題はないだろう。
しかし、その手順がいつまでも通用するとは限らない。
仕事をより容易にするために手順を改善する必要が出てくるだろうし、
手順から外れる場合は、自身が考えて行動する必要がある。
そのためにも勘が必要だ。勘を働かせないと仕事が「好き」には
なれないのだ。
ならば、勘さえあれば「好き」になれるかといえば
そんな単純な話でもない。
「好き」を実現するために、最終目標を設定する必要がある。
その目標に向かって、勘を働かせて「好き」になっていくのだ。
なんだが抽象的だが、仕事を「好き」になるのはそういうことかも
しれないな。
なぜこんなニッキを書いたか?
現在、契約社員として2年3ヶ月。
そろそろ正社員に転職することを考えるべきか
それとも3年は待ってから、転職活動するべきか、
はたまた、社員登用に期待して今の会社に留まるべきか
転職をしてみようかと例のプロダクトマネージャーに話してみた。
案の定、年内で転職は待ってくれと引き留められる。
私も次のこういう職種でこんな仕事をしていきたいという
明確な像を打ち出せておらず、上のような迷いで揺れているから
「年内に転職」とは強く言えない。
それでも長くて3年目までと考えてはいる。契約満了前だと転職で
何かと不利になるらしい。それに退職するにしても色々と手続きが
面倒くさいようだ。
どうしたものか。誰かに相談するにしても(ほとんど当てはない・・・)
最終的に自分自身で決めていかないといけない。
なぜなら自分自身の人生だからだ、とかっこよく言ってみる。
30歳はまだのようで、あっという間に訪れるだろう。
それにこの年齢を前後して、入社してもすぐ辞めればいいという
自由は利かなくなる。というより仕事の選択も狭まり、不可能になる。
下手したら、銀座一丁目で通路に寝そべる生活になるのも
他人事ではなくなる。
一寸先はいつでも闇だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿