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夜勤明け。
有楽町のいつもの店でインディアン。
先月はだいぶ使いすぎてしまったので、その元凶のひとつになっているPASMOの
オートチャージを使うのは控えるべく、(残額1000円以下になると2000円チャージ
されるようになっているため)、クレジットで購入したのが「小田急東京メトロパス」。
相模大野や町田からだと1170円。
しかし有楽町までの往復では僅差で元が取れない。有楽町の他にいくつか途中下車して
ようやくこのきっぷの元が取れるのだ。だから、路線図を見て何となく有楽町線で
市ヶ谷に降りてみる。ここは鉄道オタクなら南北線への連絡線が見える駅として
有名である。ホームの和光市寄りからみると、壁の奥へ分岐して消えている線路が
南北線への連絡線。この連絡線の途中に南北線の車両留置線があるそうだ。
かつてはイベント列車がこの連絡線を使い、最近では「タモリ倶楽部」が番組で
特別に列車を走らせた以外ではこの連絡線を見る機会は全く皆無である。
せめて連絡線から回送列車が来ないかなと思ったが、そう都合よくは来なかった。
そのまま今度は有楽町線で江戸川橋に降りてみる。
外に出て案内地図を見ると、丸ノ内線の茗荷谷駅付近に車庫らしき複数の線路がある。
そういえば車両基地があったような気がして、そこへ歩いてみた。
高架だったが、坂が多いからどこか見下ろせる場所があるかもしれないと期待して
周辺を歩き回ってみたが、そばのマンションや家々の人以外は車両基地の風景を
拝むことは無理なようだ・・・。ちょっとがっかり。
茗荷谷から市ヶ谷へ。南北線で四ツ谷へ。そして丸の内線で新宿へ。
新宿から小田急線で帰ったのだが、寝過ごしてしまい最寄駅を乗り過ごす。
と、ここで列車が運転見合わせになってしまう。どうやらこの先の箱根湯本方面で
踏切内で人身事故が発生した模様。そこから1時間ほどは新宿~新松田の折り返し運転
で再開された。もちろん注目すべきは列車の方向幕である。
秦野駅で降りてみる。
通常は平日朝の1本で、連結した後ろの4両編成でしか拝むことができない
「急行 新松田」が10両編成で表示された。
が、予想外の出来事もお目にかかったのだ。
なんと普段は平日朝の準急新宿行き以外は上り列車が発車することがない1番線に
折り返し「急行 新宿」行きとして発車を待つ珍しいシーンに遭遇した。
乗れば良かったのだが、それまで歩き回っていた疲れからか早く帰りたい気持ちに
少し傾きかけていたので、この折り返し列車が到着するのを待っていた
「急行 新松田行き」に乗り込み、ドアが閉まったときはもう遅かった・・・
再度秦野へ引き返す前には全線開通の構内アナウンスが流れ、
秦野駅に着いたときは単に電車が遅れているだけの状態に戻っていた。
それでも古参である5000形の顔で、「急行 新松田」や「急行 秦野」の
方向幕が拝めただけでも贅沢というものだ。
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