2010年5月7日金曜日

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【ホリデー・パスの旅】臨時快速「EL碓氷」と横浜駅のトラック

町田
11:12発

↓ 1013K 横浜線
  快速

11:33着
八王子
11:38発

↓ 1122H 中央本線
  快速
  
12:01着
西国分寺
12:06発

↓ 1259E 武蔵野線

12:35着
南浦和
12:39発

↓ 1102B 京浜東北線
  快速

12:50着
大宮
(12:47発) ※ダイヤ乱れ 13分遅れ
13:00発

↓ 3620E 高崎線
  特別快速 湘南新宿ライン

14:13着
(14:00着)  
高崎
(14:18発) ※高崎線遅れによる接続待ち 
14:21発

↓ 139M 信越本線

14:55着
(14:52着)
横川



本当はSL碓氷も乗ってみたいが、早起きしないといけない。
もし乗るのであれば前日の夜から高崎に滞在していないといけない。
それに当日の空席もSL碓氷では期待はできそうなない。

昼少し前に家を出て、淡い期待をしながらもJR町田駅のみどりの窓口へ。
窓側は残念ながら空いていなかったが、通路側なら空いているということで
指定席券を手に横浜線で八王子へと向かうにした。
携帯電話で乗換え検索をしてみたが、実は時間ギリギリの乗換えであった。
横浜線にもう1本か2本でも遅い列車だったら、新幹線でも使わない限り
これから乗りに行こうとしているEL碓氷に乗れなくなるところであった。

大宮まではアクロバディックな乗換えをこなさないといけない。
紙の時刻表ではこうした乗換えルートをすぐに探し出せないが、携帯電話では
ものの数秒で難なく表示してみせる。急な乗換え検索には功を奏す便利な機械である。
どちらかといえば、私は紙の時刻表派に傾倒しているが、時には携帯電話の乗換え検索
との使い分けるバランス感覚が大事だと思う。
ふらっとその場で思いついた旅では周到に時刻表を持参しているとは限らない。
駅のみどりの窓口に行けばよいのだが、調べるために度々そこへ行くのも面倒だ。
そんなときは携帯電話の乗換え検索に甘えることにしているが、紙の時刻表で
計画を立てる旅、ゆっくりと時間をかける旅があくまでも私の信条である。

ギリギリの乗換えルートなので、どの列車も遅れてもらっては困るのだ。
中央線で2,3分ほど遅れが生じていたが、なんとか武蔵野線には乗換えることができた。
これで高崎まで安心かなと思ったが、大宮から乗った高崎線の普通が発車時間になっても
動かない。車掌のアナウンスでは先行列車が遅れているという。先に通常ならすでに
発車しているはずの湘南新宿ラインが先に発車する、ということで、迷わず隣のホームへと
階段を駆け上がり、駆け下りる。

定刻より13分遅れのこの列車。
車掌のアナウンスによれば高崎の到着時刻は14:13とのこと。途中でまた遅れなければ
何とか目的の列車に乗ることはできそうである。
ヒヤヒヤの連続だったが、高崎には車掌のアナウンスどおり、14:13に到着。

隣のホームで待っている横川行きの湘南色に乗り換える。
と、ここでも車内アナウンス。大宮で本来乗るはずだった普通高崎行きの接続を待ってから
発車するとのこと。13分遅れだったからもう横川では間に合わないかなと思ったが
定刻より4分遅れで発車。どうやら大丈夫そうだ。ようやく落ち着いて車窓が見られる。




終点の横川ではすでに線路を挟んだ隣のホームに目的の列車が止まっていた。
青いEF65 500番台の501はまさしく「Pトップ」(PはPassengerの頭文字、旅客用を示す)。
前に横濱レトロ号で見かけたあの車体である。この車体を先頭に青い12系客車が4両、
そして最後尾には黒い蒸気機関車。こちらには「SL碓氷」のヘッドマークが誇らしい。
黒いい煙を上げる姿と湘南色が並ぶ姿も絵になる。その湘南色は一足お先に折り返し、
高崎方面へと走り去っていった。











後ろに蒸気機関車、先頭に電気機関車という特殊な編成ゆえにあまりスピードは出せない
ためか、通常30分で着いてしまう行程を1時間ばかりかけてゆっくりと走っていく。
そのままEL&SL奥利根号のように上野まで走ってくれないものかと思うのは、鉄道オタクの
我侭というものかもしれない。





ビールを飲む前だったが、今回も勢いでサボ(旅客車両側面に掲げられる「指定席」など
を示すサイドボード)を購入してしまった。駅弁もあればと思ったが、残念ながら帰りの
列車ではすでに扱っていなかった。ニューディズで買ったおつまみを食べながら弁当で
お昼ごはんにしようかと思ったが、割り箸がなかった。車内販売の人にも訊いてみたが
割り箸は持ち合わせていないと言われてしまった。これは高崎駅で食べることにしよう。






沿線ではもちろん多くのカメラマンがこちらに注目している。
カメラマンがいないと逆にこちらも乗っていて少し面白くないと思うのは鉄道オタクの
性分なのだろうか。こういうときに飲むビールはいいなとオッサン思考になっている。













終点の高崎に近づく頃、車内アナウンスで担当した車掌の名前が告げられた。
あの方の名前があった。EF55で大変お世話になったあの方が乗務されていたのだ。
思ってもみなかった機会である。あのときのお礼を直接述べねばならない。
青い客車の最後尾に車掌たちが集まっている。ネームプレートを見てみる。
その名前を確認してからその方の顔を拝見してから、私はようやくお礼を述べることが
できたのである。

高崎駅構内のカフェで抱えていた弁当を食べてから帰る事にしよう。

帰りもグリーン車自由席に乗ってしまった。「ロマンスカー症候群」というのか、
クロスシートでないとどうにも落ち着かない体質になりつつあるようだ。




横浜駅の横須賀線ホーム拡張工事で今日の21時から横須賀線の上り方面の発着番線が
変更になる内容でポスターが貼られていた。なんとなく横浜駅に行ってみた。








21時まで横浜駅の中央口改札に待ってみる。始めは横須賀線の千葉行きなどが、
普段は見られない東海道線の行先案内に表示されるだけと思っていたが、それだけでは
なかった。なんと普段は見られない工事用のトラックがホームに横付けで移動している。
先ほどまで使われていた線路側はこれから撤去してホームの拡張工事に入るものと
思われるが、この線路側に移動してこないかなともうしばらく待ってみると、
期待した通り、トラックの一団が移動してきた。臨時列車ならぬ臨時トラックであった。

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