2010年5月7日金曜日

つくもノヲ”X="1≠ 530




半蔵門線は押上で降りると、「スカイツリーはB3出口」と親切に立て看板あり。
迷うことなくそのB3出口の階段を登りきると、左手後ろに建設途中のスカイツリー。
すでに東京タワーを越えている高さになっているが、思った以上に高い。

そのまま歩いていくと業平橋から少し左側にある踏切に出た。
なんとこれはよい鉄道風景に出くわした。東武鉄道が踏み切りを行き来する
背景にスカイツリー。踏切そばの留置線に停まっている6050系とも絵になる。

これなら完成時は3種類の人間でにぎわいそうだ。

純粋にスカイツリーだけを見に行く人。(周辺の観光はしない)
私のように東武鉄道とスカイツリーを一緒に撮影する人。
観光として行く人。







この時行ったときは夜だったので、再度昼間に訪れてみた。
浅草駅そばの墨田公園駐輪場でレンタサイクルをやっている情報があったので
借りた自転車で散策してみることにした。1日200円。保証金は不要。
スカイツリーが建つことにならなければ、この押上商店街近辺は通行人で溢れることは
ないだろう。押上も隣の業平橋もこの地域をスカイツリーの新観光地区にしたいらしい。


ふらっと寄った店でアイスクリームを頼もうかと思ったが、ビールが飲みたくなった。
生ビールとたこ焼きを注文していると、先客の地元の常連であろう初老の男性と
しばし談笑となった。たこ焼きにネギを入れるとうまいよ!と強く勧めるので、
中国出身という中年女性にネギを入れてもらった。この女性もこの押上に長いこと
住んでいるようで、たこ焼きを買いに来た地元の中年女性と親しげに会話している。
例の初老はママと呼んでいた。しかし成り行きで生ビールも奢って頂いてしまった。
遠慮するのも悪いので、ここは予想外の2杯目を頂いておくことにした。

見ず知らずの若造に奢るだけでなく、自分が自動車教習所の教員をやっていることを
ご丁寧にも氏名と住所まで載っている教員証(というのだろうか)を見せてくれた。
個人情報云々が叫ばれるこの時世に今時ならこんなにオープンになれることが
ただただ尊敬するしかなく、私はただ、ありがとうございますと失礼しますとしか
述べることはできなかった。











予想外の出来事にちょっとうれしくもあったが、業平橋のホームからも
スカイツリーを見てみよう(本当は列車と絡めて撮影しようと)向かった。
東武鉄道もここはぬかりなく、業平橋限定で、建設中のスカイツリーと周辺の街並みを
恐らくヘリコプターで撮影したと思われる写真の絵葉書を販売していた。
絵葉書だけならどうでも良かったが、購入者限定で駅スタンプが押せるという点に
こころが動かされたのだ。スカイツリーのデザインが入ったデザインである。
入場券を購入し、ホームへ上がると同じように考えている者がしきりに
ツリーに向かってカメラを向けていた。

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