2010年2月15日月曜日

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【ふらり 1泊2日の旅 2日目】 鉄道文化むらと追憶の信越本線

安中
10:38発

↓ 131M 信越本線

10:59着
横川 ※鉄道文化むら ウォーキングトレイル
17:11発

↓ 154M 信越本線

17:43着
高崎
17:55発

↓ 244D 八高線

19:21着
高麗川
19:23発

↓ 1878E 八高線

20:06着
八王子
20:15発

↓ 2014K 横浜線

20:41着
町田




9時過ぎに目が覚める。
どうもホテルでの朝は起きた直後はお腹が空かない。
食欲がないわけではなく、恐らく面倒くさいだけだ。

安中に次に来る列車は10:38.この列車を撮影しようと
ホーム近くの陸橋、その階段の踊り場で待とうとしたが
ケータイで再度確認すると、横川行き。
高崎行きと勘違いしていた。もう少しでもう1時間も
時間を潰さないといけないところだった。



到着まであと10分ちょっと。改札を抜け、ホームで待つ。
ホームには地元のおばあさんが3人、楽しそうにおしゃべり。
今度こそはと、遠くに見えたヘッドライトに期待したが、
またしても107系。115系は編成が少ないのか。




昨日は来るのが遅かったが、今回はゆっくりと横川駅を
そして鉄道文化むらを楽しむ時間がある。
まずはケータイの電池切れで撮影できなかった旧ホームを。
現在も同じホームを使っているが、ホームに挟まれた真ん中
2線は車止めで行き止まり。使われずにさび付いた線路が
ある側には柵が設けられているが、良く見れば黄色い
点字ブロックが残されていて、柵さえなければ列車が
走ってきそうな雰囲気がまだ残っている。

鉄道文化むらは平日のためだろうか、閑散としていた。
昨日、「アプトの道」と名づけれた遊歩道を歩いていて
気になってたトロッコ列車だが、どうやら3月から運転らしい。
トロッコ列車が運転される来月にはもう少し賑やかに
なるのかもしれない。






屋外に展示された特急列車を熱心に観察してメモをしている
若い男性、親子連れ1組、あと数人ほどで客はほとんどいない。
「鉄道資料館」という建物に入ると、峠のシェルパとして活躍
していたころの電気機関車の走行音や映像、写真を楽しめる。



園内にはどうやら昼ごはんを食べるところはなさそうだ。
店はあるのだが、客がほとんどいない時期は店も開かないらしい。
園内奥、倉庫に展示されている電気機関車をしばし見る。
BGMとしてずっと流れているジブリのアレンジ曲のせいか、
見ていると何か悲しい気持ちになってくる。

先ほどの男性はまだ同じ特急列車のまわりを観察している。

昼ごはんはどうやら、昨日と同じ「峠の釜めし」の店で
食べることになりそうである。昨日は釜めしを堪能したので
今回はカツ丼とビールの組み合わせで注文した。
食べている間にもクルマで来て、釜めしだけを買いに来る客が
何人か扉を開けて入っては出て行く。


お腹が満足したところで、もう一つの目的である「めがね橋」
碓氷峠として有名なあの橋まで歩いて向かうことにする。
昨日は途中の峠の湯で引き返したが、あの後も歩いていくと
有名な橋に到着するはずである。






元信越本線だった線路、架線、架線柱。そして錆びた信号機。
遊歩道さえ見なければ、目を閉じていると列車のやってくる音が
聞こえそうで、聞こえない。

途中で雨が降ってきた。雪混じりの雨である。
しかしあいにく傘を持ち合わせていない。だが、「めがね橋」は
あとしばらく歩いたところだ。このまま進むことにする。

峠の湯がトロッコ列車の終点。かつては引き上げ線として
使われてのだろう、分岐している線路の終点にはトロッコ列車の
「とうげのゆ」駅が作られている。
分岐していない本線はそのまま右カーブして、少し離れたところの
トンネルの闇に消えているのが見える。


さらに進む。線路からはしばらく別れて歩くが、時々トンネルを潜る。
今は綺麗に舗装されていてわからないが、最初の信越本線跡である。
舗装される前の線路にはラックレールが真ん中に敷かれて、
車軸の真ん中にある歯車に噛みあわせてゆっくりと走っていった。
粘着運転式に切り替り、ラックレールの線路は使用廃止され
先ほど歩いてきた線路が2代目の信越本線として造られた。

さらにいくつかトンネルを潜る。
蒸気機関車が走ってきそうな雰囲気。
そして視界が開ける頃にはもう少しである。




いくつかのトンネルを抜けた跡に「めがね橋」へ到着。
この橋を渡った向こうのトンネルはまだ歩けるように工事中らしく
「立入禁止」の看板が立っているが、厳重に鍵が掛けられている
というわけではないので、そのまま入ろうと思えば入れるが
もちろん電灯も何も無い真っ暗闇。危険を顧みないほど馬鹿では
ないつもりだが、雨混じりの雪が強くなってきたのと、濡れて冷たく
早く戻りたい気分になってきたからだ。「めがね橋」上からその後
信越本線として使われた横に並ぶ2つの白いアーチ橋を見る。
雨混じりの雪で視界が白くぼんやりしているが、よくみると橋にも
架線と架線柱がそのまま残されている。何も知らないと列車が
トンネルから抜けてきそうな気がしてくる。


途中の旧丸山変電所で雨宿り。それでも雨は止まず。
横川に着いた列車に乗り込むと、それまでに歩いて冷え切った
体には暖かさがありがたい。

こうして小さな信越本線の旅は終わった。

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