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立川
10:30発
↓ 9091M 南武線~東海道本線
特急 リゾート踊り子91号
11:44着
横浜
12:18発
↓ 2670E 東海道本線~山手線~東北本線~高崎線
快速 湘南新宿ライン
14:01着
籠原
14:11発
↓ 879M 高崎線
14:44着
高崎
15:07発
↓ 9736M 高崎線~東北本線
快速 一村一山
16:48着
上野
前夜の金曜日。JR横浜線の町田駅へ寄る。
指定席券売機を操作すると、あっさりと「リゾート踊り子91号」の指定席が取れてしまった。
運転経路の珍しさも手伝ってか、5月に運行してみたところ、利用状況が良かった事を受け
7月と続き、今回9月26日、27日にも運転されることになった特急列車である。
最新10月号のJR時刻表を開くと、どうやら11月14日、15日も運転される予定だ。
横浜開港を記念したY150イベントに関連したものと思っていたが、この状況が続けば、
南武線に初の定期特急列車誕生となるかもしれない。
この特急列車は列車名の「リゾート踊り子」を冠しているように
伊豆急行の伊豆急下田まで東京から直通運転する特急列車としてお馴染みだが、
始発が東京ではなく、南武線の立川駅である。
立川から南武線を走り、横浜へ向かうために、川崎まで出てから
スイッチバックをして横浜まで向かうものと思ったが、時刻表には「浜川崎」の文字。
南武線の尻手から浜川崎までの南武支線を走り、浜川崎から折り返し再び南武支線に。
(正確には同じ線路に折り返しではなく、東海道貨物線として使っている線路に)
東海道貨物線は八丁畷から東海道本線の鶴見への連絡線の左カーブを走っていくと、
右側に見えるはずの東海道本線へと合流して横浜へ向かう。
前の日記では浜川崎での撮影で終わってしまったが、
今回はホリデーパスのフリーエリア区間である横浜まで乗ることにした。
朝7時半起床。10時30分に立川を出発するこの特急列車に乗るためには
車外、車内の撮影する余裕を考えると、10時前後には立川に着いていないといけない。
携帯電話の乗換え検索で調べてみると、地元を8時23分発の小田急線に乗れば
間に合うことがわかった。あと30分起きるのが遅かったら、朝ごはんもままならず
慌しい出発になっていたところだった。ある意味奇跡だ(笑)
横浜線は町田からホリデーパスの旅はスタートした。
途中で見慣れない車両がすれ違った。
普段走ることのない115系、通称「スカ色」の列車がなにやらヘッドマークを掲げていた。
ホームの端で構えるカメラマンを見かけたので、何か来るのかと思っていたが
初めは特急 はまかいじ?と思っていたが。
その答えは八王子駅で判明した。
後でwebで調べたところ、これはJR東労組(JREU)が開催している「旅のプレゼント」で
身体に不自由を追っている者(障害者とよぶのは個人的に好きではない)が
列車の旅を楽しめるように、何十組も招待して運行している団体列車であった。
そのほか、富士急ハイランドで開催される「ランティス祭り」というアニメソングライブに
あわせた臨時列車(これも後でwebで調べて判明)「ランティスエクスプレス」とロゴが
前面にも側面にも貼られていた。ロゴを見たときロッテリアのロゴみたいだなと思ったのは
私だけかもしれない。ランティスというレコード会社があるそうな。
秋葉原発というのが、いかにもアニメソングライブ向けらしい(?)
すでに目的の「黒船電車」は南武線のホームに待っていた。
向かいのホームに停まっている普通電車と見比べるとインパクトは大きい。
ホーム上にある行先案内板は、列車名が長すぎて「リゾート踊り子9」までしか
表示しきれていない。
南武線は普通列車で何度か行き来しているが、特急列車から眺める景色は違う印象だ。
それもそのはずで、普段は見慣れる列車とあって、窓の外の歩いていたり、
自転車に乗っている人たち、ホームで待っている人たちの普段は見られない反応が
あるからだ。見ていて面白い。
尻手からはいよいよこの黒船電車の個人的にはクライマックス(?)ともいうべき
浜川崎へと向けて南武支線に入っていく。南武線から渡り線で南武支線へと
しずしずと走っていく様も珍しい。ここからすでに少し興奮してくる。
南武支線の終点である浜川崎のホームを右手に見ると、折り返し尻手方面の
普通列車が待っていた。そのまま奥の貨物ヤードへとやってきて7分ほど停車。
普段は立ち入る事ができない貨物線に堂々と乗りながらにして、両隣に鎮座する
タンク車両をしばし、堪能することができた。
ここで進行方向が変わるために、運転士と車掌がそれぞれ移動する準備に追われる。
もちろん通常は貨物線として使われているため、車外でも安全に列車を運行できるよう
作業員が線路脇でこの列車が発車するのを見つめている。
列車は動き出す。展望席に座ってみたかったが、みどりの窓口で訊いても
運転日直前ではおそらくすでに満席であったろう。展望車両の入り口のドア越しに
滅多に拝めない前面展望を失敬することにした。
先ほど走ってきた線路とはちょっと違う位置を走り、八丁畷を過ぎると右側へと
南武支線の線路と別れ、しばらくして右手から東海道本線の線路が併走してきた。
急行 ぶらり鎌倉号のように、鶴見駅の少し離れた線路上で少々停車した後
横浜へ向けて走り出した。
横浜の次は小田原。ホリデーパスのフリーエリアから出てしまうため
横浜で下車することにした。
さて他に臨時列車はないものかとみどりの窓口にあるJR時刻表で調べてみる。
こうしたときに頼りになる(?)高崎線のページに目を向けてみる。
土合まで運行している臨時快速 一村一山号が運行している。しかも今日だけ。
ということで、湘南新宿ラインで高崎まで向かうことにした。
ホリデーパスは熊谷まで有効だが、熊谷~高崎の往復乗車券を買うという
先ほどの横浜下車の理由と矛盾していることはま、鉄道オタクの気まぐれ
ということで目を瞑っていただきたい。
途中から席から空き始めたので、座ったとたんにお昼ねモード。
黒船電車で買った弁当を食べたり、缶のカルピスサワーを飲んだりしていたから
睡魔がやってきたらしい。気持ちよくまどろんでいると、終点の籠原ということで
駅員の方の声で起こされた。ここからさらに高崎まで乗りかえ。
また居眠りしていると、やはり終点の高崎で駅員に起こされる。
高崎のホームはまだ夏ではと思うほどの日差しが差していた。
欠伸をしながら、7番線にやってくるはずの快速 一村一山号を待つ。
そしてやってきた臨時列車のヘッドマークと側面の行先表示幕がおかしい。
「足利 藤まつり」となっている。念のために車掌に尋ねると方向幕の故障とのこと。
よほど使い込まれているのだろう、車両とデッキを仕切る自動ドアも一部は
故障しており、「手動で」と張り紙がされている始末。
6両のうち、前よりの2両である自由席車両へと移動。
先頭の1号車の中ほどの席、通路側に座ることができた。2号車に比べると人の出入りは
それほど気にならないし、トイレにも行きやすい。
しかし5連休のあとの週末とあってか、途中駅から乗り込む人が増えて、デッキに収まらず
通路側に人が少し立つほどの混み具合となってしまった。
夫婦同士での旅行だったのか、片方の夫婦の夫らしい男性の笑い方が厭らしい。
個人的に一緒に長くはいたくないと思うタイプだ。それもしばらくしたら座れたことで
機嫌がよくなったのか、静かにはなったが。
新宿でホリデーパスの旅を終えることにした。
地元の友達から「秦野たばこ祭り」に行かないかと誘いのメールがあったからだ。
久々の祭りはひとりより誰かと一緒のほうが妙にくつろげて楽しめた。
だた小学校の頃と違って、数字合わせやらくがきせんべいにときめかせていた心を
失う代わりに紙コップに入ったビールを飲みながら、やきそばを食べてその頃を
懐かしむ心を手に入れていたらしい。
一緒に言った友達がそうした数字合わせなどの露店で働いた経験があり、
ここでは詳しく書けないが、露店で働いている一部の人々は「ヤクザ」と呼ばれる
人たちが存在し、その売り上げの収入の行先、親分、アルバイトの関係など
堅気(笑)な我々には知らない話を聞くことができた。
4 件のコメント:
こんばんはー
おー、普段通勤に使ってる電車がこんなところでも走ってるのですね。
リゾートがんばってるなー。
ぼくはアルファリゾートがお気に入りで、
ほかのリゾート兄弟と扉が違うのです。
おひさしぶりです。
いつかは伊豆方面の列車イベント情報を
ご提供くださいましてありがとうございました。
イベントは時間の都合がつかずに
行けずじまいでしたので
伊豆つながりということで、この黒船電車
に乗ってみることにしました
しかし、横浜下車(笑)
こんばんは
伊豆急のイベントで伊豆急沿線ウォーキングというイベントがありましたのでこちらに紹介させていただきます。
だいぶ涼しくなってきたのでウォーキングするのに快適ですね。
ぼくもリハビリに歩いたりします。
http://www.izukyu.co.jp/kanko/zensen/index.html
だいきくん さん
情報ありがとうございます。
全長160kmのやつですね。
ウォーキングは趣味として
ここ3年ほど続けているものなので
気になっているのですよ。
私は20代の後半ですが、自己流の体力測定
では、1日40kmまでなら歩けます。
単純計算して4日間でクリアとなりますが、
4日間ではさすがに無理だと思うので
1週間で歩けるような体力をつけようかと
考えています。
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