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【ツーデーパスの旅 2日目】磯ラーメンと船上の夕日
海老名
13:44発
↓ 1362F 相模線
14:13着
茅ヶ崎
14:18発
↓ 856M 東海道本線
14:31着
大船
14:37発
↓ 1318F 横須賀線
15:13着
久里浜
15:31発
↓ 久8 京浜急行バス
15:43着
東京湾フェリーターミナル
16:10発
↓ 東京湾フェリー
くりはま号
16:52着
金谷 ※磯ラーメンを食べる
18:00発
↓ 東京湾フェリー
かなや号
18:35着
東京湾フェリーターミナル
18:47発
↓ 久8 京浜急行バス
18:55着
京急久里浜
19:04発
↓ 1813A 京浜急行
快特
19:39着
横浜
19:51発
↓ 167 相鉄鉄道
20:22着
海老名
2日目。あるようでなかなかない、フェリーに乗ることした。
ツーデー・パスでは唯一、千葉方面へ渡る東京湾フェリーも乗り降り自由。
神奈川側は久里浜まで列車で行き、駅から出ている路線バスでフェリー乗り場へ。
40分ほどで千葉は浜金谷駅近くの金谷までゆっくり海を渡る。
小田急線はあと少しのところ、本厚木手前で人身事故発生。
しかも出発した最寄駅そばの踏切で発生したということで、安全確認のために
本厚木までは列車が動いたが、そこから再び発車するまでしばらく待たされた。
予定では1本前の相模線に乗る予定だったが、次の列車に乗っても
久里浜に到着する時刻は変わらないことがわかったのは後の話。
久里浜駅前の地図を見ると、フェリー乗り場までは距離にして約2km。
私の足の速さでは歩いて約25分といったところだから、歩いても間に合う計算だが
初めての道であり、迷ったときのリスクを考えるとここは素直にバスを待ったほうが
良さそうだ。
バス停まで寄って停まるのかと思ったが、目的のバスは少し離れた場所で停車。
乗り込むとバスは約10分ほどの時間でフェリー乗り場へ到着。
普段の旅で船に乗る機会がないので、乗り込んでからしばらくは携帯電話の
カメラを向けて、シャッターを押してばかり。すぐ下は海なので、風で飛ばされないように
しっかりと手に持ちながらの撮影なので、少々神経を使いながら。
その気が済むと、無意味にすれ違う船に乗っている人たちに手を振ってみる。
振り返してくれた。ローカル線のように、海の定められた見えない「線路」をゆっくり進む。
鉄道オタクの端くれとしてその性なのだろうか、船の運転室後ろが妙に安心する。
風が心地よく気持ちいい。その代わり冬は寒くて、客室の外には出られないだろう。
定刻よりも2分ほど遅れて、ゆっくりと金谷のデッキへと船は近づいていく。
ここから今度は鉄道の旅を続けようと浜金谷駅へ行こうとしたが、
1軒のラーメン屋が気になって入ってみた。
誰も客が入らないことを良いことに店の夫婦と思しき中年の男女と地元のおじさんが
おしゃべりをしているところだった。注文した磯ラーメンと瓶ビールを持ってくると、
そこに客がいようがいまいが、またおしゃべりがはじまった。
この全くこちらに気にせずに自分たちのペースを乱さないところが妙に地元らしい。
こちらも気にしなくてよいので、雰囲気としては楽でいられた。
このラーメンはなかなかよい加減の塩ラーメンであり、おいしかった。当たりである。
気持ちよく酔いながら店を後にし、浜金谷駅の小さな駅舎を通る。
ホームまで来たものの、次の安房鴨川方面は18:16発。
待合室で持参してきた時刻表を開いてみるが、ぐるっと千葉まで行くと22時前。
そこから総武線、東海道本線と乗り継ぐと、相模線の終電に乗ることができるが
列車が遅れてしまうと、列車だけで帰ることが不可能になる。何より明日は仕事だ。
早めに帰ろうとここは予定は変更して、18:00発のフェリーで神奈川側まで戻る。
すっかり夕焼けとなった海をやさしく風を受けながら、船に揺れていく。
ビールでも買っておくべきだったが、出発間際だったこともあってそこまで気がまわらず。
京急で横浜までの前面展望席の旅楽しむ帰る事にする。ただしもう夜だったけれど・・。
これで未乗区間だった京急久里浜~横須賀中央も果たすことになった。
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