2009年9月14日月曜日

つくもノヲ”X="1≠ 485




全然運動していない。
これはまずいかなと思い、ひさびさにウォーキングを再開。
今回はJR御殿場線の松田駅から御殿番線沿いに御殿場までの25km、
歩くこと5時間のウォーキングを実施。

家の玄関を出た途端に強い日差し。
前に友人といった奥多摩への旅の日焼けを思い出し、一旦家に戻る。
日焼けクリームを腕と顔と首に塗りたくって改めて出発することになった。

地元のセブンイレブンで、900mlミディーペットボトルの麦茶を購入。
背中に背負ったバックに忍ばせ、まずは小田急線で新松田駅へ。





13:35。御殿場線の松田駅そばの鉄橋を潜って、反対側に沿っている
道を御殿場方面へとゆっくりと歩いていく。
しばらくは御殿場線の線路が見え、少し待っていると国府津方面からも
松田方面からも普通列車がかなりのスピードで走り去っていった。

ふと見上げると、フェルマータ、じゃなくて、パラグライダーが
2,3機(?)が優雅に飛んでいる。私には音楽記号の「フェルマータ」に見えて仕方ない。






山北あたりまでは体力的にも気持ちにも余裕があったが、
ここがしばらくすると、最初の「壁」がやって来る。
歩いて2時間を過ぎたあたりだが、「そろそろ、やめにしない?」と疲れが誘ってくる。
きっとここで止めたら、歩くことを止めてそのまま最寄の駅から御殿場線で
引き返してしまうだろう。

山北からしばらくして歩道部分がほとんどない県道76号線を歩き始めると
御殿番線に乗っていてはわからない風景に出くわす。
奥に国道246号線があるのが少々残念だが、そこに目を瞑れば、
背景の山と手前の川とそして鉄橋を渡る列車は良い絵になる。





谷峨を通り過ぎ、すぐの歩道橋は上り坂の上にあるので、
今度は御殿場線の列車を上から観察できたして、面白いビュースポットだ。
少し離れているので、鉄道模型の線路にように見えてきた。

「御殿場 16km」の青い看板。
ゴールとする御殿場まではあと3時間ちょっと歩かないといけない。
足柄の有名なマスコットキャラクター(と思っている)、金太郎が描かれた
ゴミ捨て場を示す看板や窓ガラスに貼られたステッカーを見ながら
通り過ぎ、ひたすら歩き続けているうちに夕暮れは夜へと空が暗くなり
少し心細くなってくる。しかし心なしか夜空の星がきれいな気がした。
恐らく気のせい。


無事に御殿場駅に到着。あともう少し遅かったら、
次の列車まで1時間もホームで待つ羽目になるところだった。
何度かすれ違った路線バスは富士急行だが、行先が小田急線の開成駅と
なっていたから、御殿場からもてっきり便が出ているのかとバス停に行ったが、
路線図では御殿場線の駿河小山までしか行かない。
これでは路線バスと御殿場線と余計に運賃がかかってしまうところだった。

列車旅をするときは時刻表できちんと調べるくせに
ウォーキングで列車で帰るときは調べない。
細かいようで実はズボラということよりももっとがっかりしたのは、
運動していないこの短い期間で、5時間歩いただけでもひぃひぃ音をあげている
ほど体力が落ちてしまっていることであった。
暑い日差しの中を歩き続けたというのもあるだろうが、それでもこれほどグッタリと
するほどではなかった気がする。

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