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【出張からのひとり旅　1日目】チーズカレーと味噌カツときしめん

大阪
17:30発

↓　3496F　東海道本線
　　新快速

18:53着
米原
19:08発

↓　5356F　東海道本線
　　新快速

20:11着
名古屋　※ホテル宿泊






月に一度の客先会議に向かうため、大阪への出張。
毎度の新幹線で大阪まで飛ばす。

大阪駅で憧れの寝台特急、トワイライトエクスプレスが札幌に向けて
出発するところを見ることができた。無くならないうちに乗ってみたい。

会議へ行く前に昼ごはん。
客先近くのカレー屋で思いもかけずに見つけることができた。
船場カリーのビーフチーズカレーである。

アキハバラのアキハバラデパートにあったカレー屋「ロワイヤル」が
アキハバラデパート閉店とともに食べられなくなってしまった。
それからは時間を見つけては探してみたが、なかなか見つからない。

そうこうしているうちに辿り着いたのが有楽町のジャポネのインディアン。
インディアンを食べ始めて2年近くになり、あのとろけるチーズのレーライスを
探すことは諦めていたのだ。
だから値段は少々高くても見つけることができたのはうれしかった。
甘みのある独特のカレーの下に熱でよくとけたチーズが絡まっている。

会議は無事に終わり、「このまま帰るのは勿体無い病」が発病しはじめた。
行きの新幹線で、帰りながらどこかに寄れないかと持参の時刻表で調べていた。
寄るというより、未乗路線に乗るというのが正しい。

名古屋まで出て、中央本線は塩尻まで。
翌日甲府まで出て、身延線経由で帰ろうと考えていた。
先月から通っている親不知の虫歯治療のために、翌日の15時に予約しているので
それに間に合うためには大阪16時過ぎの列車に乗る必要がある。
しかし、塩尻にビジネスホテルがあるのか良く知らない。
そこまで冒険野郎ではないので、駅前のビジネスホテル日本一ではないかと
思われる名古屋まで普通列車に揺られることにした。

名古屋から少し東寄りの駅、大府から盲腸線である武豊線がある。
15時の歯医者に間に合うためには名古屋を9時過ぎに出発する列車で出発する。
大府から武豊線の終点である武豊まで乗り、折り返し大府まで戻って、
この名古屋9時過ぎの列車に乗るためには、名古屋を7時過ぎに出発する
列車に乗る必要がある。その列車は臨時快速「佐久間レールパーク1号」。
今年の11月で閉館となる佐久間レールパークがある飯田線の中部天竜までを
結んでいる休日のみ運転している臨時列車である。

以前の旅で中部天竜から豊橋にやってきて回送される「佐久間レールパーク」
の撮影はしたが、乗ったことはなかった。
名古屋ではその列車に乗るべく、道路下の地下街「エスカ」を挟んだそばの
ビジネスホテルにチェックインする。

毎度ラーメンとビールでは芸がないので、ここは名古屋の名物を食べようと
その地下街である「エスカ」で、きしめんと味噌カツを一緒に食べられる店に向かう。
「名古屋弁当」というメニューだが、きしめんは箸でかなり上まであげないと
めんつゆに入れられないほど麺が長いことを初めて知る。
カツに付けられている八丁味噌はかなりしつこい味。これを毎日食べていれば
有楽町でインディアンを食べ続けるより、すぐにでもお腹が出そうだ。

瓶ビールでほろ酔いの気分で自分のベットに戻る。
早く寝ないといけないことが分かっているのに、ダラダラとテレビを見ていたら
時計の針は1時。明日起きれるのだろうか？