2008年4月25日金曜日

つくもノヲ”X="1≠ 342


休暇でひさびさに晴れた午後は相模湖駅までウォーキング。
「キョリ測」によれば30kmとのこと。休憩せずに一気に歩けば
6時間はかかる見込みだ。


スタート地点は小田急線本厚木駅北口。
ここから相模湖駅までの国道412号線の長い長い歩く旅の始まり。






しばらくは市街地を通る。しかしやがて歩いていくうちに住宅や店は
見えなくなり、代わりに山々の緑の景色を蛇行しながら進んでいく。
途中で歩道部分がなかったり、うっかりデジカメを落として
すぐ横を通るトラックの下敷きにされそうなになったハプニングがあった。
(あと十数センチずれて落ちていたら確実に下敷きだった・・・)

歩き進めるとわかるが、もともと山だったところを無理やり道にしているので
上り坂の後にすぐ下り坂があるかと思えば、いろは坂のような急カーブも多い。
少し横を通り過ぎていく乗用車やトラックを見ていると、そんなに急いで
どうするんだい?と問いかけたくなる。

山登りほどではないが、だらだらと続く上り坂は久々に運動したこともあってか
少ししんどかった。そのあとのくだり坂もやはりしんどかった。






「あと15km」の青い看板を見たとき、すこし元気が出た。
予定ではまだ4時間あるなと思っていたからだ。あと3時間歩けばゴールだと思ったら
少し足取りが軽くなった気がした。

やがて湖のかなり上を跨ぐ橋にやってきた。津久井湖である。
湖と一連して続く山々の緑とそしてその上をもう少ししたら沈むだろう夕日。
そのぼんやりとやさしい景色にしばし橋の途中で立ち止まった。
幾分疲れを忘れさせてくれる景色である。





その橋を通り過ぎてしばらく歩き続ける。
うねうねと蛇行しながら、正面向こうに見下ろす形でまた湖が見えてくる。
ゴールは近いことを示している。相模湖だ。

国道412号線は相模湖に沿っていく。途中の隋道もなかなか洒落たデザインだ。
こんなトンネルならちょっとした絵になって個人的に好きだ。車は嫌いだが。






13時20分に出発して歩くこと5時間半。
駅前商店街をさらに奥へ進んだところにゴールに到着。JR相模湖駅だ。
相模湖に発着する列車は115系。少し前に土合駅へ行くために乗った上越線の列車も
確か115系だった。こんなところにまだ走っていたとは思わなかった。
てっきり新型車両に置き換えられたのかと思っていただけに少しうれしかった。
終点八王子で見てもなんとなく上越線から乗ってきた気分だ。


あまりにお腹が空いて、小田急線の町田駅の中にある店でパンを3つ食べてしまった。
そして人の混んだ急行には乗りたくなかったので、ロマンスカーに乗ってしまった。
金をあまりかけずに運動するつもりがある意味本末転倒(笑)。ま、いいか。

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