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13日。大阪への客先会議の日。会議が終わった午後から自由時間。
京都タワーのタワー浴場で汗を流して、また大阪へ。
寝台急行「銀河」で終点東京まで乗って帰ろうと思ったのだ。
A寝台は当日でも余裕で取れた。
車内販売、自動販売機が一切ないため一夜を過ごすためのビールや
つまみ、スナック、そして夕ご飯の駅弁をぶら下げて青い列車に
乗り込む。
カーテンを閉め、窓のカーテンを開け、読書灯を消す。
窓を見上げよう。星がよく見える。ゆっくりと時間をかけて
ビールを飲みながら、この時間が甘美で贅沢なのである。
23時20分頃、天井の照明が少し落とされて暗くなる。
下段は窓を独り占め。カーテン仕切りなので、北斗星やこの間乗った
あかつき、はやぶさに比べると、プライバシーはあまり保てない。
それでも明かりを落とされると、B寝台よりは暗くなり、
ベット幅も少し余裕があるので、寝やすい。
3時間ほど眠っていたが、運転停車中の静岡で一回目が覚めた。
また3時間ほど眠ると、もうすぐ大船に着くところだった。
すでに朝のオレンジ色の空が広がっている。
東京へ着く直前に太陽の光を拝めた。銀河の旅の終わり。
東京駅9番ホーム。ひっそりと切り離された青い機関車は機回しされて
10番線ホームを通過。そしてゆっくりと後進して連結。
しばらくして車庫へと静かに青い車体を連れて去った。
東京駅を出る途中。タイミングよく7:30に開くという中央口改札の
まさに開いた瞬間を見ることができた。銀河に続いて隠れた駅イベント。
さらに東京駅を出てみると、富士山の日の出よろしく屋根の丁度上に
太陽が。「東京駅富士」の日の出というところ。
東京駅のこの時間帯でしか見ることができないイベント。
さらに意味もなく有楽町線で新木場に向かう。有楽町線の終点って
どんなとこだろう。特に面白くはない。ただJRとも連絡しているので
JR改札前の窓際で、しばらく座って改札から出てくる人の流れを
見ていると面白い。出口に向かう人が圧倒的に少ない。
かたや有楽町線へかたやりんかい線の改札へ人が流れている。
乗り換えのためだけに存在しているような駅のようだ。
有楽町線で少し戻って豊洲へ。9:30を過ぎた。あと1時間で例の店が
開店する。微妙なのでお台場へ行くことは止めた。
豊洲のホーム。内側2線にレールが敷かれていないが、来年から走る
ロマンスカー乗り入れに使用するのだろうか?
勝鬨橋に行ってみた。袂付近から隅田川沿いに作られたスペースに
階段で降りることができる。昼休みに弁当を食べるにはもってこいの
場所である。1970年まで大型船を通すために橋の真ん中が上に開いた
ようだ。今はその大型船も通ることがない開かずの橋。他の橋には
ない信号機が橋の開く部分の少し手前に設けられている。
昔開いた部分に立ち止まってみる。頻繁に車が行き交いよく揺れる。
小田急線はまた人身事故で運転見合わせ。おかげで横浜経由で帰る羽目に。
金があり、精神がなんとか保てている今のうちに好きなことをして死のう。
だからそういう意味で最近休みの日に得られる自分の時間が大切だと感ずる。
他はもう何も望まない。長生きはしたくない。
私以外の人が幸せになりますように。
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