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休日の昼下がり。上司からお誘いがあった試写会にはまだ時間が
ある。有楽町でいつものインディアンを食べてから鶴見線で
国道で降りて、時間をつぶぞうかと。
2日連続で雨、久々に気持ちよい秋空が広がった。
自宅のベランダからはるか向こうに入道雲を思わせる雲が見えた。
小田急線。快速急行だったらいいなと思ったらうまい具合に
やってきた。新宿へ近づく度に大きくなってくるその雲。
が、町田を過ぎたあたりで雲は正面から逸れて、右側へ。
運転席正面に線路の向こうに見えることを期待していただけに
少々残念。なんだかここ最近は空に広がる雲を見ることがいいな
と感じてきている。
代々木上原から千代田線。表参道で半蔵門線。そして永田町で
有楽町線。自宅から向かういつもの乗車ルートだ。
相変わらず、有楽町の例の店は行列が絶えない。
本日インディアンが食べられるまでに30分ほどかかっただろう。
だが毎週来ているためか、牛乳を頼む客であることを覚えられた
ようだ。牛乳いれますか?と聞かれたときは正直うれしかった。
有楽町からは京浜東北線で鶴見まで乗る。鶴見で鶴見線に乗り換え
・・だが、途中の川崎に止まったとき南武支線があったことを
思い出して、降りる。
川崎から南武線に乗り換えて、次の尻手(しって)で降りる。
1時間2本と非常に本数が少ないが、ここから2つ先の浜川崎まで
南武支線が走っている。浜川崎でも鶴見線に乗り換えられる。
16:17発を夕日を浴びながら待つ。
東北の大雨の影響で今日は北斗星は運休らしい。突然手が空いて
しまったのか、目の前を青い機関車1両がゆっくりと走り去った。
3両の電車は途中一駅とまったら、もう終点の浜川崎。
鶴見線に乗り換えるには一旦駅の外に出るという珍しい構造。
工場関係者のための路線とあって、関係者専用の改札もある。
暗くなり始めた夕焼けに向かいながら、国道で降りる。
ホームの階段を降り始めるとすでに昭和の雰囲気が広がっている。
まさに取り残された場所である。駅を出て左右に100mほどしかない
が、このエリアだけはまさに取り残された場所。
この場所を出るとすぐ左右は現代の車が行き交うアスファルト。
夕暮れ時のガード下もなかなかよい。
国道のホームは夕暮れ時に来るのがいいと思う。
特にこの季節は月がきれいに見える。やがて夜になろうとする
空を見ていると、電車がやってきた。
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