2009年5月2日土曜日

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最近歩いていないなと感じ、久々にウォーキング。
今回はもう少し距離を伸ばしたいと考え、
大胆に12時間ウォーキングを計画。

今まで長くて8時間。距離にして40km。
足を痛めないように歩き方に気をつければ、
休憩を入れながら行けるだろうと考えた。
12時間歩くと60km。
青函トンネルよりも距離が長い。


東急田園都市線のつきみの駅をスタートし、
国道16号線、そして1号線とまずは横浜駅へ。
横浜駅で昼ご飯を食べながら休憩し、ここからがメイン。
予定では京急の三崎口まで歩こうとしたが
実際はどうだったか。

朝は今月から夜勤がなくなり、日中勤務となったため
いつもと同じように6時前に起きる。
休みでもリズムを崩さないようにしたいためだ。
朝ご飯を食べ、つきみ野駅まで電車で向かう。
通勤とまったく変わらないルートなので、
仕事に行くような行かないような妙な気持ちである。


7時15分。
つきみの駅のすぐ上を走る道路からスタート。
横浜駅までは歩き慣れた道なので、距離感がわかっている。
横浜駅を第一ポイントとすれば、第二のポイントは横須賀。
実は前に横須賀まで歩こうと頑張ったが、横須賀市に
入ったところで足に限界が来て、目標であった京急の
横須賀中央駅まで到達することができなかった。
せめて今回は横須賀中央駅までは歩きたい。




距離はここから40km足らず。8時間かかるから、
途中の休憩を入れて順調に行けば、15時過ぎには到着だろう。
国道16号線をしばらく歩いていたが、前と同じルートも
面白くないので、途中から分岐している国道1号線を
経由して横浜駅まで歩いてみることにした。


昨日は雨で歩こうにも断念せざるを得なかったが、
今日は一日晴れの予報。日差しが強く、初夏を思わせる。
半袖でもまったく問題ないほどの暑さの中、横浜駅には
10時半過ぎに到着。3時間15分ほどでここまでは順調だ。
買っておいたコンビニ弁当とおにぎりを食べながら、
しばし休憩。これから正念場を迎えることになる。

携帯電話のGPSで現在地を確認。横浜駅のすぐそばを
通る国道1号線をまずは桜木町方面に歩いていく。
青い行先案内の看板の「横須賀」に従う。
まずは国道16号線。京浜東北線の桜木町駅の高架沿いは
落書き横丁で有名な歩行者用のトンネルがずっと続くが
その落書きも綺麗に壁、天井まで綺麗に黄色がかった白で
塗りつぶされ、「落書き禁止」の張り紙が等間隔にある。
ここにはバス停もあるため、利用者からの苦情もあって
落書きを塗りつぶす事になったのかもしれない。

実はこのトンネルの途中には車用の信号機が
手の届きそうな所に設置されている。T字路の突当りに
このトンネルがあるため、設置する場所がここしか
ないためだが、その大きさをよく知ることができる。
トンネルの天井が低いため、歩行者用の信号機も
やはり通常より低い位置にあって、手が届きそうだ。


半月形が特徴的なコンチネンタルホテルや観覧車を
左手に見ながら、国道16号線を歩いていく。
しばらくは京浜東北線を沿うようなルートだが、
やがて京急本線に沿うようになる。


金沢八景駅。15時過ぎ。少々予定より遅れている。
やはり右足が少々痛くなってきた。
ここで休憩してもよいが、休憩したら歩ける気が
しないと思ったので、その誘惑をなんとか振り切る。
シーサイドラインが向こうの駅にゆっくりと停まるのを
見届けてから、ゆっくりと横須賀中央駅まで歩を進める。


金沢八景を過ぎた後は小高い地形が多いためか、
しばしばトンネルをくぐる。前にも見かけたトンネルに
入る前で少々座って休憩。やっぱり限界か。
ここまで8時間近く歩き続けてきたことになるが、
4時間毎に休憩すれば行けるだろうと楽観していたが、
横浜駅を出発してからのこの4時間がしんどい。

横須賀中央駅の到達すら怪しくなってきた。
道路の青い看板には「三崎 25km」。その数字を
見た瞬間、とても無理だと悟った。
ゴールの目標である三崎口駅までさらに5時間。
歩けそうにないと感じ、横須賀中央駅をゴールに
変更すること決めた。

前にリタイアした京急田浦駅を右に見ながら、
小さな悲鳴を上げている右足を気にしながら歩いていく。

追浜駅を過ぎ、汐入駅前に到着。大きなショッピングセンター
があり、予想に反して都会的な駅前である。
かなりペースが落ちていたが、ようやく横須賀中央駅に到着。
時間は18時前。9時間ほど歩き続けてきたことになる。
距離にして自己ベストを5kmほど更新。45kmである。
しばし休憩してあと3時間ほど歩き続ける気力はなかった。



少しお腹が空いていたので駅前のさいか屋で、
肉まんとあんまんを一つずつ買い、ホームのベンチで
食べる。すごくおいしい。京急田浦のホームと同じように
1リットル紙パックのカフェオレを空になったお茶の
ペットボトルに移してから喉に流し込む。すごくうまい。
甘い成分が体に染み渡るこの感じがすごくいい。
しかし当分、右足は筋肉痛だろう。
そして、露出していた腕と顔は見事に日焼けしていた

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