2009年5月20日水曜日

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大阪
16:15着

↓ 3486M 東海道本線
  新快速

17:13着
野洲
17:14発

↓ 790T 東海道本線

17:49着
米原
18:16発

↓ 236F 東海道本線

18:50着
大垣
18:55発

↓ 2112F 東海道本線
  特別快速

19:28着
名古屋


明日は土曜日。休みである。
そのまま新幹線で帰る気などなく、ここは
普通列車でひたすら時間をかけて帰ることにした。


会社から新幹線代が出るが、乗車券と自由席特急券を
一旦購入して払い戻す。領収書だけは手元に残し
普通列車で帰ることにする。するとカプセルホテル
一泊分できるだけが浮く。夕方16時過ぎでは、その日の
うちに普通列車だけでは家路には到着できない。

途中で泊まる事になるが、名古屋とした。
運賃計算による明確な理由がある。

新幹線で帰る場合、乗車券は大阪から小田原まで。
運賃は7350円。しかし、東海道本線の沼津から
御殿場線に乗換えて、松田まで行くと自宅の
最寄り駅まで小田急線ならたった一駅で済む。

普通に大阪から松田までの乗車券を購入すると
運賃は7670円になるが、これをトクトクきっぷを
組み合わせると少し安く済むのである。

大阪から名古屋の間もトクトクきっぷがあれば
利用したいが、生憎そうした設定はないため
名古屋までは素直に乗車券を購入する。
運賃は大阪~名古屋で3260円。

名古屋から先が肝となる。
ここで利用するのが当日販売限定の「豊橋往復きっぷ」
土休日利用限定の「休日乗り放題きっぷ」である。
前者の往復きっぷは平日だと休日よりも300円高く、
区間は名古屋~豊橋。休日である明日、名古屋駅で
きっぷ購入するためには名古屋で宿泊する必要がある。
料金は1500円。

後者のきっぷは豊橋から先の熱海、沼津から国府津までの
御殿場線全区間がフリーエリアになっている。
料金は2600円。

つまり、料金合計は
大阪~名古屋   乗車券3260円
「豊橋往復きっぷ」   1500円
「休日乗り放題きっぷ」 2600円

で、7360円となってまともに大阪~小田原の乗車券を
買った場合の運賃7350円とたった10円の差で、松田まで
乗ることができるのである。
特に豊橋から先の「休日乗り放題きっぷ」は名の通り
乗り放題なので、乗車券ではルートの後戻りができない
という制約から解放され、気になった駅で降りて
また豊橋まで戻って、そのまま熱海まで行ったりと
気ままに乗り降りする旅が可能である。
王道なプランとしては、金谷で降りて蒸気機関車の
定期運転で有名な大井川鉄道に乗り行くなど。

JR時刻表のピンク色のページには組み合わせると
料金で威力を発揮するお得なきっぷ情報が出ているので
旅をするときは見逃すと勿体無い。



「青春18きっぷ」を使って何度か旅をしているが、
このJR東海区間を普通列車でまともに乗り通した
ことがなかった。夜中の内に快速「ムーンライトながら」
で通り過ぎるだけで、日中の車窓を見てみたいという
理由が実は今回の旅では大きかったりする。

米原では次の豊橋行きまで約30分も待たされる。
その間に隣のホームを新幹線が発着していく。
JR東海はJR新幹線に社名を変えたほうがいいくらい
在来線を冷遇しているような気がしてならない。



名古屋駅の改札を抜け、駅前を見渡すと
歩き探さなくてもすぐに目に付くビジネスホテルの看板。
ストレートに「サラリーマンホテル」と銘打った看板もある。
いろんな街の駅前を見てきたが、これほど駅前に
ビジネスホテルが密集するところも珍しいかもしれない。
個人的には探す手間が省けるので好都合ではある。

一軒のビジネスホテルに投宿すると、まずは荷物を
部屋に置いて身軽になって夜の名古屋駅周辺に繰り出す。
商店街も色んな店があり、飲食店も豊富にある。
どこの店で食べようかと歩きながら楽しくなってくる。

しばらく歩き回った末に入ったラーメン屋は若者2人が
店員だったが、パンクな雰囲気の店であった。
だがラーメンは普通に旨かった。
ほろ酔い気分でホテルに戻って・・・・。

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