2008年3月16日日曜日

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兼ねてから計画していた「北海道&東日本パス」による札幌までの
鈍行列車の旅。

仕事の関係で、仕事が終わる14日夜にそのまま旅に出る計画のため
どうしても「ムーンライトえちご」の指定席が取りたかった。

13日。JRのCYBERSTATIONを見ても満席。
こうなるともうひとつのルート。王道の東北線経由だが、上野は
早くても22時頃の出発になるので、宇都宮から先には行けない。
どうせ宇都宮で宿泊費が発生するならと、少々割高にはなってしまうが
えちごの後に出る急行能登に乗ることにした。
どうでもよいが、2日に新聞に載っていた能登の写真を見て
乗ってみてもいいかなと思ったというのもある。

能登はえちごと同じ座席夜行だが、長岡から先は直江津方面になる。
直江津で降りて、ここから新潟方面へ乗っていけばよいと考えていた。

7250円。券を購入した後に発覚した落とし穴。事前に時刻表をよく調べて
おけば問題なかったが、直江津から始発でどんなルートで乗っても
その日のうちに本州を抜けることができないことがわかった。

急行はまなすは22:42に青森を出発して翌朝6:07に札幌に着く夜行列車。
そして唯一の本州脱出列車でもある。
この列車に間に合わないどころか、秋田あたりで足止めを食うことになる。
このルートを強行すると21:42に札幌に到着するが、乗って帰らないといけない
22:00発の急行はまなすの18分前。札幌駅でただ待つしか出来ないのだ。

また青春18きっぷのような蟹田~木古内の特急特例は時間的に無意味となる。
木古内から先に接続する普通列車がないので、北海道に入ってからすぐに
足止めを食うことになるからだ。

王道の東北線ルートなら、はまなすに余裕で乗れるが
宇都宮を朝は5時には発たないといけない。14日夜に泊まってたったの4時間
しか眠ることができないので、できるならこのルートも避けたいのだ。

14日。仕事中も能登ルートか東北線ルートかだいぶ悩んだ。
しかし、金をあまりかけないために買った「東日本&北海道パス」のことを
考えると、東北線ルートで行くことにした。

仕事が終わり、東京駅へと急ぐ。能登のきっぷを払い戻すのともしかしたら
奇跡的にえちごの指定席券が取れるかもと期待しながら。



奇跡は起きた。発車の1時間ほど前。祈りながら指定席券売機で見てみると
なんと「△」。わずかながら空席が出た。速攻で購入。無事に手に入れた。
これで当初の計画を遂行することができる。

札幌までの乗車ルートは次のとおり。

新宿
23:09発

↓ ムーンライトえちご

4:51着
新潟
4:54発

↓ 快速 3921M

5:50着
村上
5:56発

↓ 821D

8:18着
酒田
9:38発

↓ 539M

11:31着
秋田
13:12発

↓ 653M

17:10着
青森
22:42発

↓ 急行 はまなす

6:07着
札幌

東京駅からすぐに中央線で新宿へ戻る。
待っていた電車が昔のオレンジ電車。幸先が良いようなラッキーな気分。
新宿には22時過ぎ。風呂でもと考えたが、新宿は不案内である。
道中で時間を見て入ることにしよう。

えちごは7番線から出発する。明日15日からはダイヤ改正で5番線に変更される。
国鉄色の485系はまだ入線していない。向かいの8番線は中央線が忙しなく発着
している。





えちご入線。静かに485系がホームに車体を滑らせてきた。

あれ?「らくらくホームトレイン 長岡ゆき」??
どうやら表示ミスだった模様。しばらくして正しいものに切り替わった。
それとも鉄道ファンへのささやかなサービスだろうか?




さて早速指定の席へ。残念ながら通路側だったが、取れただけでも幸運だろう。
この後にまた満席になったようで、アナウンスもどこか誇らしげにそのことを
繰り返し告げていた。

鉄道博物館の展示車両でも味わえるが、やはり現役車両で乗る体験には勝てない。

東海道線の遅れで定刻から約10分ほど遅れて新宿のホームをゆっくりと離れる。
隣の窓側にはまだ座ってこない。このまま高崎を出ても座ってこなければ
えちごからの清水トンネル、湯檜曽駅、土合駅の眺めを楽しみたい。

大宮停車。大宮を出てから車内検札が始まった。
1号車から終わった順に車内灯が減光される。デッキの壁の蓋をあけて車掌が
中の操作盤をいじる。

私のすぐ前の席の人は青春18キッパー。車掌が翌日、つまり15日の判子も
押していた。往年の疑問が解けた。日付が変わるまでの乗車券が無くても
大丈夫ということだ。



0:26。いつのまにか日付が変わって15日。車内灯は減光された。

高崎停車。ここでは後から来る急行能登を拝むことができる。
1:10。2分遅れで能登が到着。窓から見えるリクライニングシートはすごく
快適そうだ。まず背もたれがかなり後ろまで倒れる。シートピッチも広い。
熟睡とまでいかなくても、まずまず眠っていけるのではないだろうか。


能登が先に出た後に、えちごも出発。指定席を持っていない客が空席を
探すために歩き回るので、しばし賑やかに。
残念ながらここで窓側の人が来たため、通路側からそっと清水トンネルの
眺めを楽しむことになった。

1:26。新前橋で少々停車。時間調整かも知れない。
2:03。水上停車。ここから上越線となりしばらくして清水トンネルに入る。
2:10。トンネルを入ってすぐに湯檜曽通過。駅名板もはっきり見える。
2:13。土合通過。この時間でもホームに入れるのだろうか?
2:16。トンネルを抜けたり、また入ったりの繰り返し。
2:20。ようやくトンネルを抜ける。

2:34から10分ほど越後湯沢に停車。貨物列車の待ち合わせ。
雨が少々降っている。

このあとしばらくうとうとしていたが、あとは目が覚めて眠れず。
4:21。加茂に停車。この後減光は解除されて、車内灯はもとの明るさに戻った。





定刻に新潟到着。すぐに快速 村上行きに乗り換える。
村上行きの車内で時刻表を広げる。青森へはいくつかのルートが取れるが
やはり羽越本線 → 奥羽本線がいちばん早くて17:10。
急行はまなすの出発まで時間があるので、この間に風呂と夕飯をすませてちょっと
ゆっくり過ごすことに決めた。

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