2006年11月30日木曜日

つくもノヲ”X="1≠ 060








30日。連休2日目です。
今日は予定していた劇団四季「ライオンキング」を観に行くため、
東京は浜松町まで出かけてきました。

新宿までは小田急線を使うので、どうせならと思いロマンスカーの展望席を
予約してました。展望席は当日に特急券を購入してもおそらく不可能ではないかと
思います。こればかりは前もって公式サイトから予約しないといけません。

本当は秦野から乗りたかったのですが、展望席がある車両は少ないため、
ちょうど良い時間のものを探していたら町田発のLSE(赤と白のツートンカラー:
私はニューロマンスカーと呼んでいます)があり、これに乗って新宿まで
行くことになりました。
新宿までノンストップなのでゆっくりと買っておいた弁当が食べられます。
しかも現在随所で複々線化の工事をしているところがあり、いつもより
ゆっくりと走っていきます。

さて、乗り込むとゆったりとロマンスカーは走り出しました。
さっそく弁当に箸をつけます。ほうばりながら見る展望席から景色は
格別です。小さいころに何十回も親戚へ遊びにいったときに乗ったロマンスカー
ですが、展望席はそのときのどれか1,2回くらいしか記憶にないので、
新鮮でした。鉄道ファンではないですが、やはりロマンスカーは展望席あってだと
感じました。

30分ばかり走って、ロマンスカーは新宿駅のホームへゆっくりと滑り込みました。
新宿駅から今度は浜松町へ向けて、山手線のホームへ向かいます。
しかしラッシュ時間を過ぎた昼間とはいえ、あいかわらずここはどこも人が多い
です。みんながみんな通勤客ではないでしょうが、ほんとうに多い。

さて、山手線に乗ると浜松町までは25分かかりました。
浜松町駅に降りると、すぐには改札には向かいません。
有名な「小便小僧」を見るためです。偶然今朝見たテレビのニュースで
「小便小僧」に定期的に服を着せている人たちを取り上げているのを見たからです。

しかし、どちらのホームの端にいっても見当たりません。
と思ったら、反対側ホームの渋谷寄りの端にありました。
反対側に回ろうかと思いましたが、面倒くさいので帰りに見に行くことにしました。

改札を出て、首都高に向かってしばらく歩いて10分くらいのところに
四季劇場はありました。入り口の右隣には洒落たカフェの店があります。

入り口の前は修学旅行なのか、高校生と思われる団体が群がっていました。
そして、劇場内の座席につきました。

座席は2階建てになっており、2階からはステージ上で演じている人の顔がよく
見えないそうなので、今回予約した座席はベストポジション。(位置は秘密です)

先ほどの団体さんも左と右に固まって座っていました。
後ろを振り向くと、しばらくして席は満席になりました。さすがに
8年で5000回以上公演といっているだけの人気があるようです。
きっとリピーターも多いのでしょう。やはり期待は高まります。

13:30。場内の照明がだんだんと暗くなり
幕があけると同時にアフリカと思しき朝日の景色に変わりました。

その演出のすごさに驚いているのもつかの間、
ステージ上の2匹の動物(何て名前の動物かわかりません)が声高らかに
歌いだしました。

しかし、ステージ上だけではありませんでした。その動物は客席の
左右の端にもスポットライトに照らされて突然歌いだしました。

その予想外の登場に驚いていると、つぎつぎと動物たちが場内の
後ろの入り口からステージに向けて、通路を歩いてくるではありませんか!!

これには驚きました。
しかし、これに驚いてばかりではいけません。

ストーリーそのものはディズニー映画と同じですが、
周りの草木や景色を演出する工夫には「すごい!!」としかいい様が
ありませんでした。動物はみな被り物か、体につけて動き回ることで
表現していますが、だんだんと引き込まれてそんなことは気にならなくなります。
むしろ、忘れていきます。「ライオンキング」の世界そのものになっていきます。

見ていて、一瞬でも飽きることはありませんでした。
休憩を挟んだ後半は、おじのスカーの陰謀によりシンバが故郷を捨てて、
出会った友とともに成長し、陰謀をしらされたシンバが友とともに
故郷にもどり、王座になっていたスカーと対決する話が繰り広げられます。

最後の方で、わたしはその音楽、踊りで不思議に涙がでそうになるくらい
感動しました。元気をもらったというのが正確な表現だったかもしれません。

最後のカーテンコールは5度続きました。
やはり、この作品は「すごい!!」としかいい様がありません。

どれだけここで、文章にしてみてもやはり実際に鑑賞しないと
この「すごい!!」はやはり説明できません。

1度これを見ると、2度目も間違いなく行きたいと思うでしょう。
私はもう1度、見に行こうと思っています。
今回の余韻はこのブログを書いている今も残っています。

※せめて、写真が撮れればよかったのですが、
 これは禁止されていたので、載せられませんでした。
 もし、禁止されていなくとも写真に残すのはいけないと思っています。
 これは見た人の心に残すものだから。

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