2006年11月7日火曜日

つくもノヲ”X="1≠ 053


上の写真は、生まれてから13年間お世話になった団地です。
伊勢原駅からあるいて15分くらいのところにあります。
おそらく塗り替えて2回目だと思います。

住んでいた当時は黄緑色に塗り替えられていて
小さいころは、みんながあつまって駐車場にレジャーシートを敷いて
鍋や具材を持ち寄って、カレーパーティを開いた思い出が懐かしいです。

人が簡単に殺される報道ばかりが目立つ今では考えられないことです。
いつぞやの砒素入りカレー事件を恐れて、だれも集まらないでしょう。






仕事帰りの小田急線秦野駅に着く直前の写真。
11月に入ってから、やたらと人身事故や車両点検なんかで遅れていることが
多くなった感じがします。この辺の駅は急行も各駅停車で、ロマンスカーの
通過まちで遅くなるときがあるので、ダイヤの乱れなんかはかなり憂鬱です。

勤務先から覗いた風景。なんとこの建物はトイレ以外に開く窓がないので、
そのトイレの窓から撮ったものです。
洗面所の前に半開きできる細長い窓があるのです。
その関係で、ガラスの網状の針金が写っているわけです。

ニッキ052の地図を見てもらえるとわかりますが、
この建物は町田街道に面しています。
写真は町田街道に向けて、撮ったものです。

町田街道を写真でいうところの手前側は町田駅方面、
反対側は国道246号線にぶつかります。

写真の勤務先より手前側のそばにBOOKOFFがあって
2階の中古パーツ売り場にはパソコン関係で使えそうなものを
調達しに足繁く通っていたが、もう青い三角の看板には
BOOKOFFのはずした跡が残っているだけとなっていました。

地元のHARDOFFよりも規模は小さかったけど
特にソフト関係が結構あったので、閉店したのは残念でした。
当時からあまりお客さんが来ていなかったので、いつかはなくなる
かなとは思っていましたが。

地震で鉄道がとまったときは、自分のハザードマップの中では
可能ならば町田街道から国道246号線を歩いて帰ることを
考えています。

運動不足から、歩き始めましたが
ハザードマップを頭に叩き込んでおくというのも目的にあります。

どの県道を通れば、本厚木まで帰れるかはすこしわかるようになりました。
本厚木までくれば、あとは寸断されないかぎり
246号線をまっすぐ行けば、自宅に帰ることは可能です。

最近の歩行ルートはメダルゲームしに鶴間駅方面にいくので、
国道246号線 → 鶴間駅 → 厚木街道 → 県道40号線

です。距離にして約10km、休みなく歩いて1時間30分強かかります。

就職活動していた大学生のころは交通費がなくて
海老名から横浜まで相鉄線に沿って歩いたことがあったが
5時間は歩き続けていたので、距離にしたら30kmになります。
さすがに今はそんな距離を歩ける体力はありませんが、
頑張れば20kmくらいはいけるのではないでしょうか。

そうして、歩いているとたまに面白い(?)看板に遭遇することがあります。



海老名駅に向かう県道40号線にありました。
この看板です。ただ「油」と一文字。シンプルが好きな私の心をくすぐりました。




どんな店かは察しはつくと思います。でもなかなかこういう看板は
探そうと思ってもないのではないでしょうか。
以前のニッキでも写真をとればよかったといいましたが、ここでようやく
紹介することができました。


話題は変わって、最後に。

一時期熱心に「東京の地下の世界」について、某掲示板を読んでからというもの
関連のサイトや本や漫画を読んだり、幻の地下鉄駅があるかもというところには
実際に地下に潜れるところがないか、現場まで出向くこともしましたが
最近はすこしその熱が冷めてきました。

地下の世界についての本を探していたわけではありませんでしたが、
この間、国道129号線沿いの本屋でなんか面白い本はないかと探していたら、
目次に「地下牢」というのが、あったので買って読んでみました。

2000年のゲーム・キッズ /渡辺 浩弐著

「第21話 地下牢」より

「そう、ちょっとしたトリックを使った。まず、奴の部屋の時計を、
あらかじめ特別なものと取り替えておいた。気づかれないほどほんの
少しずつ、進んでいくような時計だ。1時間を59分で進む、つまり、1時間につき
1分だけ早く進むようになっているから、1日24時間が、じつは23時間36分で終わる。
そうやって取り調べの期間中に奴の時間は、ほんのわずかずつ、現実の時間とずれていった。
ここは地下都市だから、窓の風景で昼や夜がわかることもない。奴はずっと
気づかなかったよ。そして奴がここで2ヶ月を過ごしたつもりになったとき、実際は
まるまる24時間が残っていた。その空白の時間を利用して、クスリで眠らせた奴を別の場所に
連れて行き、世にも恐ろしい体験をさせたんだ。そしてまた眠らせて、元の部屋で目の
覚まさせた。案の定、奴はそれを神様の罰が当たったと思っていたようだ。それで、
本気で反省して、心を入れ替えて自白を始めたんだ」

「なるほど。でも警部、彼の映像は24時間、彼の弁護士のところに送られています。
いなくなったことはばれなかったんですか。」

「部屋のビデオカメラは時計の位置を巧みに避けて配置されている。そしてその映像は、
実際にはほんの少しずつ、スローをかけて送られている。つまり59分の映像を1時間に
引き延ばしているんだ。地上からその映像を見ていると、空白の時間は手品のように、
そっくり消えてしまうというわけだ。」


これは地下都市に起こりうる新たな事件の形を予言していると私は思います。
地下都市だからこそ、時間操作が可能になるわけです。
これは考えていませんでした。衝撃かもしれません。

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