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10月24日、25日は東海道線に湘南電車がやってくる。
小さい頃に東海道線で見かけたあの湘南電車113系とあれば
撮影しないわけにはいかない。
だが、少々残念なのは横須賀線として長らく活躍していて
今は千葉方面で活躍している通称「スカ色」113系の4両が
連結されていることである。
東海道線にこのスカ色が走ること自体もかなりレアだが
懐かしさを求めてしまうと、このスカ色がちょっと余計に見えてしまう。
正確な時刻は鉄道ダイヤ情報などで調べていないので分からないが
東京を9:50頃に出発したこの湘南色とスカ色の4両+4両編成は
茅ヶ崎で鉄道グッズの販売等で90分ほど停車するようだ。
正午少し前、相模線で茅ヶ崎へ向かう。
相模線のホームではすでに先客が待っていた。
どうやら偶然にもタイミングが良かったらしい。
しばらく待っていると、東海道本線の臨時ホームでは
イベント関係者が鉄道グッズの販売するためのテーブルを置くなどの
準備が始まり、構内アナウンスが団体列車がまもなくやってくることを告げる。
てっきり東京方面からやってくるのかと思っていたが、
反対の小田原方面から方向幕が「団体」となっている「スカ色」4両を先頭にして
8両編成がホームにゆっくりと停車した。
よくよくルートを調べてみたら、まず東京から国府津まで運転されて、
その折り返しで茅ヶ崎に停車、そして大船から横須賀線となっていた。
もっとホームに人だかりが出来ているかと思ったが
臨時ホームで関係者や乗客以外は立ち入れないようにしたためか
予想したほどの騒がしさはなかった。
ただ、他の駅や沿線ではカメラのレンズが数多向けられていたことだろう。
場所は変わって、五日市線。
立川から奥多摩へ向かう青梅線の拝島から分岐している単線である。
車窓の風景は、青梅線の景色を縮小したような「ミニ青梅線」といった感じだろうか。
終点の武蔵五日市のホーム、その車止め寄りではレジャーシートを敷いて
中年の男性が数人、酒盛りをしていた。
花見ならぬ、電車見酒のつもりなのだろうか、近くの乗務員すら見て見ぬフリだ。
改札を一旦出て、何か観光できないかと思ったが、
奥多摩とは違って、駅前にはタクシーやバス乗り場のロータリーの他、
パンとコーヒーが飲める店が1軒あるぐらいで他は何もない。
17:21発のホリデー快速あきがわ号までその店で時間を潰すことにする。
時刻表を開く。東京から京葉線~武蔵野線経由で常磐線へと走る
快速「舞浜・東京ベイエリア号」の運転があるが、私にとっては時間が遅すぎる。
武蔵野線~常磐線のデルタ線を走り、我孫子で降りると22時前。
自宅に帰ると0時近くになり、明日の仕事を考えるとしばらく悩んだ末に止めておいた。
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