2007年6月3日日曜日

つくもノヲ”X="1≠ 163


夜勤に向かう電車内。今日と明日は夜勤。

職場に行くとその新人から精神的に参っていると話を聞いた。
状況を聞くと私のこれまでに経験した
・・・このニッキにも書いてあるが・・・・・・・
とかなり似ている。

登校拒否ならぬ出社拒否になりそうなくらいに気持ちが
落ち込んでしまっているということだ。

私はその話を受けて、自分が今までに抱いた自殺願望、
それは就職活動中の大学生の頃、そして今の職場で
働き出して1年を過ぎた頃にあったわけだが、その時の
ことを赤裸々に話した。この話は彼以外、親にも兄弟にも
まして同僚、友人(というか「知り合い」のレベル)にも
したことがない。これで彼の揺れている精神的部分が
少しでも落ち着いてくれればと思うが・・・・。

彼には話を聞いてあげるくらいしか、
何もできない無力な自分が情けないと思った・・・・・。

こうしたことを人に相談できるだけでも彼は立派だと
思うのだ。

自分の場合は相談できる親もいるのに、相談すること
すらできないのだ。そしてコトを起こしてから迷惑掛けた
ことを後悔して、泣いて謝ることになる。

小さい頃からいじめに近いものを受けたことがある。

小学校では無理やり便器をなめさせられた。
中学校ではこれは途中で転校した方だが、部活でソフトテニス
に入って仲良くなった友達と練習試合のいざこざがきっかけで
翌朝から無視されるといういじめを受けた。

それは解消されたが、しばらくして部活にも顔を出さなくなり、
ギクシャクした関係のまま、卒業してしまった。

高校は周りがまったく知らない人たちばかりで、
友達づくりにかなり悩んでいた。
しばらくして一人友達ができたが、それまでは学校にいくのも
苦痛であり、あともう少ししたら登校拒否をしていただろう。

途中で登校拒否にならなかったのは、そのサインを見つけて
くれた母親の存在が大きい。今から思えば過保護と思える母だが
そこでサインに気づいてくれなければ下手すると、今こうして
生きていないかもしれないのだ。



自分も常に気持ちが安定しているわけでなく、
訳もなく出勤前に不安に陥ることがたまにある。

実は今日の夜勤の前もその不安な状態にあった。
職場に来てしまえば、その不安もかなり抑えられ、
仕事が終わって妙な自信とともに家にまた帰ることになる。

本当に気持ちが参っている時はここに記事を書く余裕などない。
これを書いている今のところは気持ちが落ち着いている。

彼は自分がうつ病かもしれないと言っていたが
果たしてそうだろうか?
それなら私は万年うつ病ということになってしまう。

周りの人間に比べたら(一人一人違うから本来比べることは
できないと思うが)、少し人と関わることに恐怖みたいなものを
もっているかなとは思っていたが、うつ病であるとは思っていない。

人間誰しもこうした不安を抱きながら、顔に出していないだけと
思いたいけど、どうしても不安に揺れる時はそんな余裕も
なくなってしまうのだ。
妙な自殺願望が芽生えそうになることもある。


今後は母に頼らずにその不安ととも生きてゆかないといけない。
それが出来た時、自分は自立したことになるのだろう。

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