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【北海道&東日本パスの旅 3日目】 NEX、東急、最高積雪、列車の子守唄で眠る
権堂
9:46発
↓ 516 長野電鉄 長野線
9:50着
長野
10:15発
↓ 131D 信越本線〜飯山線
12:37着
十日町
13:29発
↓ 187D 飯山線
13:57着
越後川口
14:10発
↓ 1738M 上越線
15:43着
水上
昨夜、宿の最寄り駅である権堂まで2駅、長野からは長野電鉄に乗った。
長野線の最終特急は「ゆけむり」号こと、旧小田急ロマンスカー10000形を期待したが、
ホームに入線していたのは最近仲間入りした旧JRの成田エクスプレスとして活躍していた
「スノーモンキー」号であった。隣のホームにはそのデザインから一目で東急とわかる銀色車両。
成田エクスプレスと東急田園都市線を一緒に見られるとはある意味すごい光景である。
その元は成田エクスプレスは長野電鉄の地下トンネル駅である権堂に停車するのだ。
その元成田エクスプレスが発車すると、反対側の長野方面のホームには顔の見た目から
マッコウクジラのあだ名がつけられている元東急の地下鉄車両が入線して来た。
第二の人生もある意味、この地下トンネル区間だけ見たら地下鉄として現役のように見える。
そして今朝は、東急の田園都市線でまだ走っている車両に乗り込む。
長野に来たのだが、気分は田園都市線である。
飯山線の車内では買っておいた駅弁を食べる。
森野宮原。停車するまで忘れていたが、日本最高積雪地点の白い柱が立っている。
7.85メートル。この規模に次ぐ積雪は北海道でないとお目にかかれないだろう。
車両は八高線の非電化区間でお馴染みの気動車。車両のデザインは大事だ。
旅の気分を左右するといってもいい。ここに小田急の通勤車両が走る程ガッカリする事はない。
車両だと遠路はるばる、八高線に乗りに来た気分になるが、 もちろん車窓の景色は全く異なる。
越後川口に到着。 これでひとつ路線が乗り潰せたという気分。旅情もくそもない。
越後川口からは上越線。北海道なら根室本線のように何度乗っても不思議と飽きない路線だ。
水上から湯檜曽、土合と向かう方面が一番好きだが、逆に水上へ下ってくる旅もいい。
明日は今回の旅のメインとなる臨時列車に乗る事、初めて水上に宿泊する事に気分が良いのだ。
115系という車両は上越線に良く似合うと思う。小田急線なら全く残念だ。
水上には日のあるうちに到着。今までの旅行で宿泊地へ到着する時間にはしては一番早い。
臨時列車が水上発という事もあるが、朝から行動するためによく寝ておこうと考えたのだ。
夕食のみでビールを頼んで、一泊9700円。広々した和室で窓から貨物列車やら、普通列車、
時に特急列車が通り過ぎるのを見ながら夕ご飯は部屋で食べられる。何と贅沢だろうか。
夜の闇に寝台特急「あけぼの」がひっそりと水上のホームへ通り過ぎて行くのを見てから
貨物列車の走行音を子守唄に満足な気分で眠れそうだ。
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