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ひさびさにノートPCを立ち上げようとしたら、
電源が入らなくなりました。ユーザ選択画面でフリーズして
電源ボタンを押したら、真っ白な画面で消えました。
ボタンを何度も押しましたが、うんとすんともいいません。
夜勤に出かける前だったので、とりあえず仕事が終わってから
見ることにしました。
しかし気になったので、勤務の合間に参考になりそうな
サイトを探していました。
すると、どうやら解決の糸口が見えてきました。
その対処は方法は簡単なものでした。
「電源コードをいれたまま、1時間以上放置する。その際、バッテリは抜いておく」
こうすることで、基板が焦げいているとかの
物理的なものでない限り、たいていは電源が入るそうです。
私はその関連サイトに書かれていることを読むまで、
電源に関する知識がないことを思い知らされて次第です。
AC電源を入れると、マシン内の電源にすぐ電気が流れるとばかり思って
いたのですが、それは大きな間違いでした。
そのあいだには内臓バッテリがあり、ここに電流がたまります。
(これを待機電流という)このバッテリにある程度の待機電流がたまると
「ソフトスイッチ」と呼ばれる電源回路上のスイッチに流れ
電流が流れたことを検知すると、このスイッチはメイン電源に電流を流すように
切り替えます。
なお、スイッチは電灯のようなレバーのスイッチではありません。
電源が入らないのは、このスイッチがメイン電源に電流を流すよう
切り替わらないためで、切り替わるためには内臓バッテリに
必要な電流がたまっていないといけません。
つまりAC電源を入れても、内臓バッテリにスイッチを切り替えるだけの
待機電流がなければ、内臓バッテリで充電状態となるわけです。
そういう理由でAC電源を入れたままにしておくことで
やがて内臓バッテリにソフトスイッチを切り替えるだけの
必要な待機電流がたまっていき、電源が入るようになるのです。
また、このときバッテリを抜いておくことで
内臓バッテリに不安定な電流を送ることを防いでいます。
内臓バッテリはユーザが交換できる代物ではないため、
故障したり、消耗した場合はメーカーに修理を依頼する必要があります。
ただ、すべてのマシンが当てはまるわけではないようなので
まずはお手元の説明書で対処手順を確認したほうがよいと思います。
ちなみにこの情報のおかげで、
例のノートPCは問題なく、電源が入りました。よかった・・・・
※たぶんこの情報を知らずに、思いつきでやったら大変なことになっていた
と思う・・・・。(事前の情報収集は大事ですね!)
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