2012年6月24日日曜日

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6月10日13時。父母と共に登る東京スカイツリー。

とうきょうスカイツリー駅を降りると
開業から間もないこともあって、見渡す限りは観光客で混雑している。
東京ソラマチとスカイツリー入場の当日の予行演習は完了した。

時間帯のせいだろうか、移動の度に人混みをかき分けるという程ではないが、
スムーズには移動できない。次第に疲れてくる。

移動中に気づいたのは、内装のデザイン(見た目だけでなく)に
凝っている点だろうか。

3階の「ソラマチ タベテラス」は2階から吹き抜けになっていて、
座りながらガラス越しに2階の様子を見下ろす事が出来る。
買い物客の賑わいを見る事で食事の次に何か買って行こうか、という
購買意欲を促進している。これが一つ目のデザイン。

吹き抜けの天井にも抜かりはない。
等間隔に並んでぶら下がる電灯は何だか凛として格好いい。
これがもう一つのデザイン。他にも気づいていないデザインはたくさんありそう。

スカイツリーはもうすぐライトアップされるだろう。
空が少しずつ暗くなって来た。
東京ソラマチを離れて、今度は東京シタマチへ。
先ほどの混雑も北十間川を境にしてはたと静かになる。

北十間川沿いの道を歩くとパン屋を発見。
成長中のスカイツリーの頃に煎餅屋は入った事があるが、
パン屋は気づかなかった。パン屋の名は「キムラヤ」。
単にパン屋なら通りすぎていただろう。
たとえ、そこにスカイツリーを眺めるベンチが店先に置いてあったとしても。
そう、懐かしい「シベリヤ」が目に入ったからだ。

一つ210円。だがスーパーで売っているものではない。
手作りだからこそ、形は少し歪なのだ。挟んでいるあんこがしっとりと甘い。
ライトアップされたスカイツリーを見上げながらシベリヤを頬張る。

もう少し歩を進めよう。
土曜日なのだが、店があまり無いためか、人の歩く姿もほとんどなくて寂しい。
公園を右手にそのまま進むと業平三丁目の交差点に出た。
黄色い看板の「ラーメン・串焼」という文字が目に飛び込んで来た。

昔ながらの居酒屋だが、時間が早いせいなのか、店内は静かだった。
しばらくして地元の常連と思しき仕事帰りの人など両隣も埋まる程の
賑やかさになったが、ここで頼んだラーメン大盛りの量が半端ない。
その前にビールを飲みながら注文した餃子の状態にもびっくりしつつも
食べたのがよく無かったが、それでも量が半端ない。

ゆっくりと麺を啜りながら酒を呑む。
メニューをよく見ると「イケ麺(肉肉肉)」なるものを発見。
これはどんなラーメンなのか?非常に気になるので、次回の楽しみしておこう。

最後に東京ソラマチに戻り、30階、31階にある屋内展望台を視察。

専用の直通エレベーターは人の行列が出来ていたが、それほど待たされなかった。
乗り込んだエレベーターも奥がスケルトンになっていて
数十秒ほど夜景が楽しめる。
到着した30階、31階。それは大人の店だった。ハイソな飲食店が並ぶエリア。
焼肉叙々苑とか、まあ入る人が自然に限定されるような店ばかり。

店に入らないと夜景を楽しめないかと思ったが、心配はいらない。
フリースペースも設けられていて、ゆったりと座りながらしばし時間を過ごせる。
ここから見下ろす東武鉄道の線路や車両がまるで模型みたいで面白かった。


イケ麺(肉肉肉)が気になったので、後日訪れてみた。

道中で見かけた東京メトロの売店限定で売っているスイーツ。
「丸ノ内ストロベリー」。イチゴ味の棒状ケーキだが、値段が高い。
この量で140円ではもう買う気がしない。

東京シタマチには昔ながらの食堂がある。その名は「三好弥」。
ここで食べたカツカレーは美味しかった。

さて脱線したので本題のイケ麺。
餃子にもびっくりしたが、このラーメンにもびっくりした。
生姜焼きとラーメンが一緒になった食べ物だぜぇ、ワイルドだろ〜。

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