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東武野田線。
大宮から東武伊勢崎線の春日部、常磐線の柏を
経由して船橋まで行く路線である。
長編成の列車が一定のヘッドで運転されているが、
路線の一部が単線区間になっているため、駅、
もしくはその途中で対向列車とすれ違う。
路線図では船橋まで一本で繋がっているように見えるが、
実際は柏駅がスイッチバック状の配線になっており、
一部列車を除いてこの駅で系統が分断されている。
これは元々、醤油醸造業者がそれまでの舟運に不便さの
声が上がり、軽便鉄道として利用されたのが始まり。
柏駅のスイッチバック配線はその名残ということらしい。
前のニッキでも書いたが、最近では顕正会という宗教団体が
どうやら鉄道オタクを入信させるために鉄道オタクを装い
勧誘員が大宮公園あたりにある会館へ連行するために
使われることが多いので注意である。
8000系と呼ばれるこのデザインは個人的に好きである。
小田急なら1000形に通じるところがある。
流鉄流山線。
東武野田線に対して、ローカルな雰囲気がバリバリの
2両編成が単線を走る。西武鉄道から譲渡された車両は
それぞれカラフルに塗装され、愛称のヘッドマークがある。
最近の省エネ、省メンテとコスト重視でデザインそっちのけの
車両が跋扈する時代に、静かにゆっくりと走るデザインに
味のある車両にふるさととは違う安心感がある。
常磐緩行線の馬橋から流山を結ぶ短い路線だが、
江ノ電のように家々が建つ隙間をゆっくりと走っていく。
流山の駅前には何もなく静かである。
ただしすぐそばの2車線道路に出ると、ラーメン屋など
すこし賑やか雰囲気が流れている。
そのまま馬橋方面へと歩いていく。
しばらく歩いていくと道路は踏切にぶつかる。
そのそばに終点流山の次の平和台駅の駅舎がある。
そばのイトーヨーカドーでコーヒーとドーナッツを買い、
平和台へ向かう。掲げられた運賃表が妙に懐かしい。
○の中に運賃が書かれたタイプだが、印刷ではなく
手書きの感じがよい。これだけでも忙しない時間が
ちょっとだけ忘れるような気がする。
ホームのベンチで列車が来るまでコーヒーを飲み、
ドーナッツを食べる。同じ都心の地下鉄ホームや
新宿など人がひっきりなしに行き交うホームとは違い
ほっとすることができる。
1本ずつそれぞれ反対方向からやって来た列車を
見送り、ドーナッツを食べ終えてしばらくしてやってきた
馬橋行きの列車でホームを後にした。
馬橋駅にもどうやら宗教の勧誘員が声をかけてくることが
あるらしいから気をつけたほうがいいかもしれない。
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