2009年6月28日日曜日

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朝の通勤を楽しく、小田急の赤い1000形を追ってみる。
いつもの列車より一本早い列車に乗ると、秦野駅に
停車している回送中の赤い1000形を見ることができる。

秦野7:11発の急行に乗っていると、こちらの列車が
発車すると同時に隣の赤い1000形もゆっくりと新松田
方面へと走り去っていく。

その事を知っているのか、乗務員室後ろに立っている
人たちが多いような気がするのは気のせいか。





夜。会社の飲み会で夜遅い相模大野駅。
小田急江ノ島線内で人身事故が発生したために
普段は見られない行先表示。各停 長後行き。
小田原線もダイヤが少々乱れているものの、
やってきた列車に乗れば、帰ることはできる。

が、しばらくそのまま列車を見送る。
この間の早朝発生した小田原線内の人身事故の影響で
新宿までと江ノ島線は藤沢まで走る珍事となった
赤い1000形が回送のついでに、他の列車と連結されて
やってこないだろうかと期待したのだ。

が、しばらく待ってもその気配はなさそうだ。
人身事故に不謹慎であることを承知だが、
ダイヤ乱れが起きると、イベント列車化する小田急は
私を含めた鉄道オタクには格好の嗜好なのである。

他の私鉄ならいざ知らず、こと小田急については
自分の通勤時間帯を除いて、小田急線に乗ろうと、
乗っている途中だと、ワクワクしてしまう。
つい、ホームの行先案内板を列車の方向幕を
みてしまう。自分勝手な鉄道オタクという病気だろう。

しばらく列車を見送っているうちに、
江ノ島線が全線再開となり、それまでの長後止まりは
解除されてしまった。

来た列車でそのまま帰ることにした。
が、途中のとある駅で降りる。
もう少し待っていれば、赤い1000形の回送シーンが
見られるはずだからだ。



23:10過ぎ。ホーム隣接の留置線、新宿寄りから
ヘッドライトがゆっくりと近づいてきた。
新松田方面に回送される赤い1000形である。
一旦、新宿方面との線路と合流するポイント手前で
停止し、新宿方面の列車と箱根方面の列車が通過待ち。
そしてゆっくりと新宿方面の線路、奥の渡り線を使って、
さらに箱根方面の線路へ合流して、赤いテールライトを
残しながら、夜の闇へと消えていった。

この赤い1000形がただの回送でないことはご存じの方は
もうすでにご存じだろう。

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