2009年2月8日日曜日

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東京
12:16発

↓ 1283A 京葉線
  快速

12:58着
蘇我  ※C57の撮影
13:23発

↓ 179M 内房線

13:38着
姉ヶ崎 ※停車中のC57の撮影
14:39発

↓ 185M 内房線

14:55着
木更津 ※C57単体とDE10の撮影
16:29発

↓ 941D 久留里線 

17:34着 
上総亀山
18:00発

↓ 946D 久留里線 

19:08着
木更津 ※駅前で夕ごはん
19:38発

↓ 4944F(1944F、1945S) 内房線~総武線~横須賀線
  快速

21:52着 ※寝過ごした・・・
北鎌倉
21:58発

↓ 2150S 横須賀線

22:03着
大船
22:05発

↓ 337M 東海道本線

22:17着
茅ヶ崎
22:22発

↓ 2271F 相模線

22:45着
厚木



夜勤明け、有楽町のいつもの店で昼ごはん。
ふと思いつきで、またホリデーパスで小さな列車旅。
行先は千葉方面。乗り込んだ京葉線の快速列車は古参の201系。
色違いだが、中央線ではもう見かけなくなった。

快速列車は蘇我へ向けて快走する。
実は今月13日~15日にかけて千葉みなと~木更津を運行予定の
臨時の快速列車「SL春さきどり号」の試運転があるかも
しれないと期待しながら、ホリデーパスをポケットに忍ばせてきた。

快速列車が通過する駅では、ホームの端に横並びになって
こちらの青い列車にカメラを向けていた。
車内もカメラを抱えている人が多い。






蘇我へ到着。するとホームの向こう側に青い客車列車。
どうやら期待通りであった。事前に調べたわけではなく、
気まぐれでやってきたので、ちょっと得した気分である。
階段を登って改札を出ると、留置線に黒白の煙を吐いて
蒸気機関車、C57の黒い体を木更津に向けている。
どうやらそろそろ試運転が再開されるらしい。
蘇我へやって来た時間もグットタイミングだったらしい。






駅のそばを跨ぐ橋の金網越しにデジカメのレンズを向けて
待っていると、汽笛を一声してゆっくりと煙を吐きながら
C57が青い客車を牽引してこちらへ向かってくる。

木更津方面へゆっくり走り去るのを確認し、
急いで駅へ戻る。次の普通列車で後追いをするのである。







普通列車で姉ヶ崎まで。姉ヶ崎の向かいのホームには
先ほどのC57と青い客車列車が横たえている周りは
カメラを構える人で賑やかだ。












そばで直に見ると、迫力が違う。
電車や気動車にはない力強さが理屈抜きで感じた一瞬でもある。





この試運転列車が姉ヶ崎を離れるまではしばしの
記念撮影会場となった姉ヶ崎1番線ホーム。
向かいの2番線には、それらを横目に普通列車や特急列車が
やってきては発車していく。乗ってきた彼らも窓越しに
カメラを向けている。

C57が再び動き出す。今度は目の前で汽笛を聞いただけに
思わずその迫力に鳥肌が立った。
走りだすその姿、かっこいいとしかいえない。










今度も次の列車で木更津へ。
木更津へ到着する直前に、C57が青い客車から切り離されて
一旦転車台の方へ引き上げていくところだった。








木更津には転車台がある。今回はこの転車台は回転しないが
バックで転車台を通過するC57の貴重なシーンがあった。
機回し運転も同じく貴重な風景だ。
下りホームでは目の前を通り過ぎるC57にしきりにカメラを
構えている人たち。私も線路を挟んだ離れた上りホームから
同じようにカメラを構える。






どうやら「DL春さきどり号」の試運転も兼ねていたらしく
青い客車の東京方面側には赤いDE10が連結されていた。
しばらく待っていると、こちらも汽笛を高らかに鳴らして
木更津側へ青い客車列車を一旦、後押しして走りさった。
奥の留置線に一旦停止し、再び前灯が点灯した。
どうやら奥の車庫へ入線させるための機回し運転だった。




下りホームそばを通りすぎて、そのまま東京側へ少々行った
ところで一旦停止。そのままゆっくりとバックして
車庫へ走り去っていく。


このまま帰っていいが、前から気になっている列車があった。
それがこの木更津から発着している久留里線だ。
2両編成の気動車はワンマン運転かと思ったが、前に運転士
後ろに車掌が乗務し、ドアの開閉も行う。






気動車は独特のエンジン音を唸らせながら、
木更津のホームを離れていく。
時刻表を見ると1時間に1本しかないローカル線だが
乗り込んだ時間帯にも寄るのだろうが、途中の久留里で
それまで乗り込んでいた乗客が一気に降り、ローカル線らしい
静かな車内になってしまった。






乗車時間も1時間ちょっと。
終点の上総亀山は小さな駅舎がある有人駅である。
周りは住宅や商店が1軒あるだけで静かなところだ。
ここでコーヒーでもと思ったが、そうした店もないので
折り返しの列車に身を寄せていることにしよう。
昔はトイレだったであろう扉は開かないようになっており、
その名残でほかはすべてロングシートなのに、元トイレと
思われる扉そばだけボックスシートになっている。




しばらくすると、気動車は再び木更津へ向けて動き出した。
帰りの列車でも途中駅からぼつぽつと利用者があり、
なんとか路線を走らせているという感じだろうか。


木更津で次の快速列車が来るのは30分後。
時間があるので、この間に駅前の吉野家で夕御飯。
快速列車ではいつのまにか、意識がなくて目が覚めると北鎌倉。
下手すると、終点の久里浜まで旅をするところであった(笑)


初めは、「SL春さきどり号」に乗りたいと思っていたが、
目の前で迫力ある汽笛と走る姿を拝めたから十分である。

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