2008年9月3日水曜日

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青春18きっぷで九州まで旅立つことにした。
9月始めに世間より遅れた夏休みを頂き、この大型連休を
使って3泊4日の有意義な(?)旅をしようと計画。

行程は次の通り。

【9/4(木) 1日目】

小田原
00:31発

↓ 東海道本線 391M
 快速 ムーンライトながら  

06:32着
大垣
06:57発

↓ 東海道本線 207F

07:31着
米原
07:32発

↓ 東海道本線 3421M
 (神戸から山陽本線)

10:27着
相生(直通)
10:28発

↓ 赤穂線 3421M

10:39着
播州赤穂
10:40発

↓ 赤穂線 1913M

12:03着
岡山(直通)
12:10発

↓ 山陽本線 451M

13:41着
三原
13:48発

↓ 山陽本線 5357M
快速 シティライナー

16:50着
徳山(直通)
16:52発

↓ 山陽本線 3357M

17:34着
新山口
17:35発

↓ 山陽本線 3569M

18:41着
下関
18:57発

↓ 鹿児島本線 5257M

19:04着
門司
19:07発

↓ 鹿児島本線 4377M

21:26着
大牟田
21:34発

↓ 鹿児島本線 339M

22:22着
熊本
22:53発

↓ 鹿児島本線 5365M
 
23:29着
八代

※ホテル泊


【9/5(木) 2日目】

八代
5:49発

↓ 肥薩線 1221D

7:10着
人吉
7:19発

↓ 肥薩線 1251D

8:18着
吉松
8:30発

↓ 肥薩線 4225D

9:22着
隼人
9:26発

↓ 日豊本線 6935M

10:09着
鹿児島中央

※休憩・昼飯

11:42発

↓ 日豊本線 6936M
 
13:14着
都城
13:39発

↓ 日豊本線 6884M

14:39着
宮崎
14:44発

↓ 日豊本線 738M

16:29着
延岡
16:48発

↓ 日豊本線 2740M

17:59着
佐伯
18:07発

↓ 日豊本線 4670M

19:32着
大分

※休憩・夕飯

20:15発

↓ 日豊本線 2560M

22:58着
小倉

※カプセルホテル泊


【9/6(土) 3日目】

小倉
6:18発

↓ 鹿児島本線 120M

6:31着
門司港

※門司港駅 撮影

7:00発

↓ 鹿児島本線 3123M
  快速

7:13着
小倉

※昼飯購入?

7:23発

↓ 鹿児島本線 5228M
 
7:37着
下関
7:44発

↓ 山陽本線 3530M

8:52着
新山口
8:54発

↓ 山陽本線 544M
 
10:51着
岩国
10:57発

↓ 山陽本線 348M

13:34着
福山
13:35発

↓ 山陽本線 3736M
快速 サンライナー

14:29着
岡山
14:56発

↓ 赤穂線 1922M

16:08着
播州赤穂
16:09発

↓ 赤穂線 3284M
(相生から山陽本線 3284M
  新快速)

18:35着
草津
18:36発

↓ 東海道本線 802T

19:20着
米原
19:38発

↓ 東海道本線 5358F
新快速

21:33着
豊橋

※ホテル泊
 夕飯
 7日の朝飯、昼飯購入

【9/7(日) 4日目】
  
豊橋
6:00発

↓ 飯田線 501M

6:56着
本長篠(直通)
7:00発

↓ 飯田線 501M

9:14着
天竜峡
9:17発

↓ 飯田線 1425M

9:43着
飯田
9:45発

↓ 飯田線 237M

12:07着
上諏訪

※休憩・昼飯

12:36発

↓ 中央本線 440M

13:52着
甲府
14:18発

↓ 中央本線 336M

15:14着
大月
15:24発

↓ 中央本線 1664M
(高尾から1664M 快速)

17:19着
東京
17:41発

↓ 東海道本線 331M

18:58着
国府津(直通)
19:07発

↓ 御殿場線 2331M

19:22着
松田




移動ばかりの行程だが、私なりに見たいところを盛り込んである。

まずは関門トンネル。寝台特急などでは運転席のすぐ後ろで
「がぶりつき」の前面展望はできない。まずはこの眺めを楽しみたい。

そして九州に入り、門司駅から乗り換えて門司港駅へ寄ってみたいが、
そうするとその日のうちに宿を予約してある八代に間に合わない。
これは2日目までのお楽しみ。

前回は寝台特急「なは・あかつき」で見た九州新幹線の建設中の高架を
普通列車の窓から日が暮れながらもゆっくりと眺めることになる。

2日目は八代から一旦鹿児島中央駅に寄る。
鹿児島中央駅はかつて、西鹿児島駅として西へ行く寝台特急の
終着駅として賑わっていたところである。
西村京太郎の推理小説にも出てくる西鹿児島駅がどんな所か、
活字から想像するだけしかできず、時間が経つうちに駅名も変わり、
八代から先の川内までは鹿児島本線から肥薩おれんじ鉄道となり、
寝台特急も熊本までしか行かなくなっていた。

そして鹿児島中央駅そのものも気になるが、この駅からの桜島の
眺めもぜひ目に焼き付けておきたいのである。
そして日豊本線で一路、小倉を目指す。

3日目はお楽しみにとっておいた門司港駅を「視察」してから
九州にお別れを告げることになる。
門司港駅も前の九州旅行の直前に買った鉄道関連の写真集に
載っているのを見てから、すこし気になっていた。

本州に入ってからは、できれば岡山で0系こだまを撮影したい。
webで最近知ったが、新幹線の元祖ともいうべきあの丸鼻が
特徴の車体が今年の11月を以って、姿を消すようである。
(JR西日本のページに運行情報が載っている)

その後はこのまま豊橋まで一気に向かってもいいのだが、
体力と気力に余裕があれば、途中の京都なり、大阪なりに
途中下車して観光というのも良いかもしれない。

行程どおりなら、豊橋には21:30過ぎに着く。
八代でも小倉でもちゃんと横になって寝られるホテルに泊まるが、
チェックインは夜遅く、出発の朝が早い。
おまけにほとんどの時間が車中で移動なので、
これまでの経験からも疲れはピークだろうと考慮し、
あえて比較的早い時間に着くようにした。

最終日のメインは飯田線乗りとおしである。
これもwebや関連書籍などで見聞きしているうちに一度は
乗ってみたいと思っていた路線である。
時刻表を確認すると、飯田線は途中の駅で乗り換えるように
なっていて、起点の豊橋から終点の上諏訪まで直通の電車はない。
乗り換えの接続の良さを考えると、始発に乗らないといけない。

飯田線からは今度は中央本線で東京へ向かう。
相模湖から先は実は今まで乗ったことがなく、
時刻表のさくいん地図を見るために気になっていた路線なのだ。

今回の旅はそうしたいくつか気になっていた路線や駅、スポットを
実際にこの目で見に行ってみようというプランでもある。

さてこのプランを実行するにあたって、避けては通れない
最初の鬼門はまさに「ムーンライトながら」にある。
青春18きっぷなら、指定席券を購入するだけで乗車できるとあり、
この時期なら当然のごとく、すでに満席となってしまう。

前回も青春18きっぷで片道9時間かけた鈍行の旅で、乗車した
「ながら」ではあるが、どうしても指定席券を手に入れたいので
あれば狙うタイミングは大きく2つ。販売開始日か、乗車直前である。

この指定席券が入手しにくい原因には、オークションに出品し
転売する心もとない輩の存在がひとつあるが、すぐに満席と
なってしまうことを知って、乗るかもしれないから先に入手だけは
しておいて乗車日にやっぱり乗らないから払い戻そうと考える人たち
の存在も大きいと思っている。

私事で恐縮だが、現在勤めている仕事は、前もっていつ休暇が
取れるかは状況次第のところがある。
早くても2週間ほど前になるので、販売開始日に購入しようという
手が使えない。どうしても乗車直前の戦いとなるのである。

そして、乗車直前の今日、20:00過ぎ。
小田原駅の指定席券売機で粘ること20分ほど。
なんとか小田原~豊橋の指定席券を入手することに成功した。
実はこの20:00は小田原駅において粘れるぎりぎりの時間帯。

時刻表を見てみると、20:19に出発する熱海行きがあるが、
これが豊橋に行ける最終電車となる。
上記行程を実現するためには、どうしても豊橋から自由席となる
「ながら」に乗車する必要がある。
冬ならともかく、今年のような暑い夏ならホームで待つことも
できるだろう。私は実行したことがないが。
もしこのルートを選択すると、豊橋で「サンライズ瀬戸・出雲」
が撮影できることはどうでもいい話(?)。

これは結構見落としがちなところだと思うが・・・
指定席券が入手できない場合、豊橋まで行って「ながら」を待つか、
指定席券が入手できると信じて、指定席券売機で「ながら」の
発車ぎりぎりまで粘るか、究極の二者択一を迫られることになる。

東京駅、新宿駅と戦果は悲惨だっただけに最後の戦いの舞台となった
この小田原駅で奇跡的にも入手できたときの達成感(?)はなんとも言えない。
それも豊橋にいける熱海行き20:19発の15分ほど前だったので、
少し諦めかけたが、諦めなくて本当に良かった。

これで鬼門は「開かれた」が、実はまだ6時間にも及ぶ「地獄」がある。
「ながら」に乗車した経験のある方なら、すぐにわかるだろう。
思っている以上に、座ったままというのはつらいのだ。
しかも安全上車内は明るいままのため、眠ろうにも眠れない・・・。
どこでも寝られる方もいるので、そこは個人差があるだろう。
だが、私はどうしても眠れずに終点大垣で朝を迎えることになる。

そのため、前回同様に今回も夜勤明けで旅をすることになるが
前回の反省点を踏まえて、自宅で一眠りしてきたのだ。
それでもこの「地獄」を乗り切れるかは、まだ自信がない。

この鬼門の後、初日はどこも遅れてくれては困るのだ。
少なくとも九州に入って、大牟田あたりまでは定刻運転であることを
祈るばかりだ。そうでないと特急を使わない限り、その日のうちに
宿を予約している八代に到達できないからだ。

初日の八代までの行程が無事終了すれば、あとは状況次第でルートを
変更することも可能になるからだ。
例えば熊本へ戻って、阿蘇高原線で阿蘇に寄りながら小倉に
向かってもいいかもしれない。

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