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来る3月14日から4日間にかけて、「東日本&北海道パス」と呼ばれる
JRが販売している格安きっぷを使って、札幌までの鈍行の旅へ出ようと
計画している。
仕事の関係で、仕事が退けた14日の夜から「ムーンライトえちご」に
乗ろうと先日みどりの窓口へ駆けつけたが、なぜか満席。まだ約1ヶ月前
というのにすでに満席。他の日は余裕で空席があるのに、なぜか14日
新宿発が満席。途中の高崎、大宮からも調べてみたが満席・・・。
どうやら原因は15日早朝に新潟駅、ほか2駅で販売される記念Suicaのようだ。
1枚2000円でおなじみのペンギンが稲穂を持っている絵柄。
新潟駅では6時から販売開始となっており、4時51分に新潟駅に到着する
この「えちご」はまさにうってつけの列車なのである。
個人的に興味のないイベントなので、鬱陶しい以外の何者でもないのだが
まだ諦めきれずに何度かみどりの窓口へ足を運ぶもいまだに満席・・・・。
今回計画している旅では、「えちご」に乗れなくても別に計画倒れには
ならない。手元にある3月号の時刻表を調べてみると、えちごに乗って
新潟経由で行こうが、14日夜をはずして15日の早朝から東北本線を行こうが
青森の到着はそれぞれ17時10分、18時44分と1時間ほどしか差はない。
蟹田と木古内相互発着に限り特急に乗車できるという特例があるが、
特例に該当する特急に乗っても、木古内から先に接続する普通列車がないため、
北海道に入って、いきなり木古内で足止めを食うことになる。
どちらのルートで行くにしても、その日の内に札幌へ向かうためには
22時42分青森発の「急行 はまなす」に乗るしかない。
青森に着いてから「はまなす」が発車するまでだいぶ時間が空くが
20時前後にはホームの自由席乗車口に並んだほうが良いらしい。
まだ乗ったことがないので、実際にどんな感じなのかよくわからないが
すぐに満席になることもあるようだ。座席夜行とはいえ、7時間あまりも
デッキで過ごすのは勘弁だ。
今回の旅で「えちご」にも乗ってみたいので、指定席のキャンセル待ちを
狙っているわけだが、今回は難しいだろう。
Suica販売イベントで満席になっているとしたら、通常とは違って払い戻し
は絶望的だろう。指定席が取れないことにはどうしようもない。
さて時刻表を調べたところ、次の2つのルートが浮上した。
だが当日は「えちごの指定席券がとれなかった」ルートで行くことに
なることだろう。でも当日まではわからないから、
「奇跡的に指定席券が取れた!」ルートでいけるかもしれない。
【奇跡的に「えちご」の指定席券が取れた!場合】
●3/14夜
(1日目)
新宿
23:10発
↓ ムーンライトえちご
●3/15
(2日目)
4:51着
新潟
4:54発
↓ (快速)
5:50着
村上
5:56発
↓
8:18着
酒田
9:38発
↓
11:31着
秋田
13:12発
↓
17:10着
青森
※このあと、急行はまなすで札幌へ
それ以降は下と同じルート
【「ながら」の指定席券が取れなかった場合】
●3/14夜
(1日目)
新宿 → 上野 → 宇都宮
※22時過ぎ出発のため、
宇都宮から先には列車はないので、宇都宮で宿泊
●3/15
(2日目)
5:24発
宇都宮
↓
6:16着
黒磯
6:23発
↓
8:25発
福島
9:00着
↓ (快速 仙台シティーラビット1号)
10:13発
仙台
10:40発
↓
12:18着
一ノ関
13:26発
↓
14:55着
盛岡
15:10発
↓
16:57着
八戸
17:11発
↓
18:44着
青森
22:42発
↓
●3/16
(3日目)
↓
6:07着
札幌
※札幌観光
札幌
22:00発
↓
●3/17
(4日目)
5:39着
青森
6:10発
↓
8:16着
八戸
8:52発
↓
10:54着
盛岡
11:06発
↓
12:35着
一ノ関
12:46発
↓
13:33着
小牛田
13:38発
↓
14:24着
仙台
15:02発
↓
16:23着
福島
16:28発
↓
18:32着
黒磯
18:35発
↓
19:24着
宇都宮
19:26発
↓
20:42着
大宮
21:17発
↓
23:15着
国府津
23:38発
↓
23:52着
松田
「えちご」で距離が稼げるかと思ったが、酒田、秋田で次の電車まで時間が
空いてしまう。この時間は昼飯を食べたり、休憩に使うのが良かろう。
まったくの乗り換え、乗り放しでは疲れてしまうから丁度よいかもしれない。
そして折りしも3/14はダイヤ改正で廃止される急行「銀河」最後の運転日。
この旅に出る前に、東京に寄ってこの「銀河」を見納めることもできるが
あえてそういうことはしないつもりだ。
おかしいだろう。いつも乗らないのに「廃止」と決まった途端に群がる人々。
どこかで言われていることだと思うが、廃止に至るのはこうした人々が利用
しなくなってしまったからだ。廃止の状況に導いておきながら、廃止を惜しむ
という流れ。「死んで」から大切されても意味はない。「生きている」間に
大切にしてほしい。それが大切だと感じる。鉄道好きの端くれとして、
前から感じていた違和感をここに記しておく。
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