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そうだ。箱根があった。温泉に入りに新宿からロマンスカーで。
ロマンスカーのりばに来てみると、ロマンスカーの最後尾と
一緒に記念撮影に講じる風景が見られる。デジカメに向かって笑顔。
やっぱり、ロマンスカーは箱根に行く観光特急だと改めて思った。
仕事明けでそのまま乗り込んだロマンスカー。
同窓会の集まりなのか、すぐ隣が中年男性の集団。
ロマンスカーのCMだけかと思いきや、リアルで見ることに。
まさに「旧友よ、箱根に集え」がロマンスカーで繰り広げられる。
久々の集まりなのか、かなり興奮してはしゃいでいる。
「鉄道ファン」のページを繰りながら、少しばかり憂鬱だったが
それもあまりの眠気で小田原に着く少し前まで眠りこけてしまった。
最初は川沿いに奥に広がるホテルのひとつに訪れたが、
日帰り入浴ができるかと訊いたところで、混んでいるからとやんわりと
断られてしまった。
仕方ないので、箱根湯本駅に下りたときに気になっていたところへ。
ひめしゃらの湯。箱根登山鉄道 塔ノ沢駅から徒歩5分。
行きは箱根湯本駅からすぐ登山鉄道のしたをくぐった急な上り坂を
歩くこと13分ほど。駅から定期的に往復する無料送迎バスもあるのだが、
敢えて少し疲れてみた。そのほうがもう少し気持ちいいだろう。
無料送迎バスに途中抜かされて到着。
隣にベコニア園があり、来た時間は入口がベコニア園と同じであった。
ベコニア園を横目に、正面の受付で現金と引き換えに入湯券替わりの
レシートを渡される。
入湯料1050円。貸しパスタオル・フェイスタオルは別売りで600円。
広すぎず、狭すぎず、露天風呂もありでまずまず。
無料の休憩所はかなり広いが、食券で買うスタイルが個人的にどうにも。
露天と屋内の湯船に時間をかけて浸かりながら、
休憩所ではバニラ&ストロベリーのソフトクリーム(300円)を持って
窓辺の席に陣取る。ここから登山鉄道は見えない。
しばらく「鉄道ファン」のページを読みながらまだ飲んでなかった
有楽町で買った自販機の缶コーヒーを飲む。
帰りは塔ノ沢駅で登山電車を待つ。
強羅行きの電車がまずトンネルから出てきて、ホームに停まる。
そして箱根湯本行きがトンネルから出てきて、ホームに停まる。
ゆっくりとゆっくりと箱根湯本へ降りていく。
そして小田急線でゆっくりとゆっくりと小田原へ向かう。
風祭駅のホームで待つ駅員が手動でドアを開ける光景はいつまで
見られるのだろう。
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