2008年2月15日金曜日

つくもノヲ”X="1≠ 311


今回は弟くんを連れて。
地元から有楽町→新宿→箱根湯本という日帰り強行プラン。
兼ねてからの彼の希望で、何度か一緒に行っている有楽町の
例の店でいつもの通りにインディアンを注文。
彼は今回、チャイナしょうゆ味を注文。大変ご満足頂けた様で。





有楽町から新宿へ戻り、白いロマンスカーVSEで箱根湯本へ向かうため
発車までしばしの時間をヨドバシカメラで液晶テレビの値段を見たり、
ロマンスカー内で食べたりするケーキや飲み物を買ったりした。





13時40分発の「スーパーはこね」はその白い優美な車体をホームに
横たえて、発車をゆっくりと待っていた。
栄光のノンストップ電車は新宿を出たら、小田原まで停車しない。
そのため所要時間は1時間と少しであっという間に箱根湯本である。

前にも一度町田まで乗ったことがあったが、座席は前の座席との間隔が
広めに取ってあり、足も楽に組めて、伸ばすこともできる。
また窓側に気持ち向いているので、無理なく車窓の景色を楽しむことが
できる。

自動ドアも従来の自動感知ではなく、ドアに手を触れて開く方式なので
無駄に開くことがない。またモザイクのようになっているので、
デッキからもこちらからも見えないので、落ち着いて過ごせる。





遅れることなく、箱根湯本までのロマンスカーのひととき。

箱根湯本からは箱根登山鉄道に乗り換え。次の塔ノ沢駅が今回行こうと
している温泉施設、ひめしゃらの湯の最寄り駅なのだ。

塔ノ沢の簡易改札機を抜けると、奥へ整備された歩道が続いている。
この歩道を5分ほど歩いていくと、途中から上り坂になり
登りきったところにその「ひめしゃらの湯」がある。

おとな一人1050円。フェイスタオル300円。貸しバスタオル300円。

ベコニア園と共通の入口を奥へ進んでいくと、受付に突き当たる。
ここで現金と引き換えに入湯券となるレシートが発行される。
これを隣の「ひめしゃらの湯」の受付で見せることで、
入湯することができるシステムだ。ならば、ここで受付すれば
よいような気がするけれども・・・。

丹念に体を洗い流し、ゆっくりと時間をかけて湯船に身を任せる。



無料の休憩場で飲んだメロンソーダは格別である。(300円。高いけれど)
ソフトクリーム(300円)、フライドポテト(300円)、ウィンナーの盛り合わせ
(350円)。そして新宿で買ってまだ食べていなかったケーキも食べた。
久々にちょっぴり贅沢した気分である。

帰りも塔ノ沢から登山電車に揺られて。PASMOを持っていないと乗車券を
車内の車掌から購入することになる。すると普段見慣れない白い紙に
発駅、着駅に鋏でパンチ穴を開けて渡される。

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小田急線についてwebでなんとはなく漁っていたら、種別について少し興味が
沸いたので、各駅停車について調べてみた。
路線図では新宿から箱根湯本まで、各駅停車の青い線が延びているが、
新宿から通しで、箱根湯本まで行く列車はない。
一番長いのは各駅停車小田原行きで、これは8時と17時の2本しか設定がない。

では箱根湯本からはどうか。今回の小旅行ではロマンスカーで箱根湯本に
降り立ち、ふとホーム上部に掲げられた時刻表を見た。
すると17時台にひとつだけ、緑の数字で準急新宿行きの記載があるのに気づいた。
17時09分発、準急新宿行きである。

塔ノ沢から帰りに時間があれば、その列車を撮ろうかと思ったが
箱根湯本に戻ったのは18時過ぎ。すでに列車は発車した後だった。

一日にひとつだけの準急という設定もそれだけで鉄オタの端くれとしては、
注目すべきところだが、それだけではない。

小田急電鉄のホームページに行き、「各駅時刻表」に行ってみてほしい。
プルダウン式で駅を選択できるようになっているが、小田原から先、箱根湯本まで
がない。恐らく登山電車がもう走っていない今でも箱根登山線扱いとされている為
だと思われるが、「乗り継ぎ・運賃検索」でも検索しても例の準急は結果に
表示されない。

箱根登山電車のホームページに行き、「全駅時刻表」にあるPDFファイルで
ようやく箱根湯本17時09分発、準急新宿行きの存在が判明する。
個人的に「隠れ準急」と名づけたい。

※私鉄時刻表には載っていることだから、大袈裟に言う話でもないが・・・

小田急電鉄のホームページの問いあわせフォームから、この旨を送信したが
果たして回答はあるのだろうか?

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