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●トレジャーハンター(写真撮影でお小遣い稼ぎ)

最近は「クラウドソーシング」と呼ばれる新しい形の仕事依頼の事業が話題になっている。
ネットで完結する内職の一つだが、低賃金、出来るならば無償で、依頼した作業を
実施してくれる不特定多数のお人好しを募る手法である。

内職といっても、FXや株などの第二の収入となるような稼ぎは期待してはいけない。
仕事の依頼側は、人件費のコストを抑えたいから仕事を依頼している。

人件費も省エネ、京都議定書など端から不要なくらい、日本は省エネ先進国だ。
だから、依頼側の本音はボランティアで作業をして欲しいと望んでいるのだ。
それだと仕事をして貰えないから、払いたくないけれど金を払う事にした。

そんな背景があるので、クラウドソーシングと名前はカッコイイけれど、
月に缶ジュース2、3本か、良くても昼食代の足しぐらいのお小遣いにしかならない。

結論から言ってしまうと、労力の割に稼げない。
つまり、これはエントロピーだ。

現在働いている本業でコツコツと貯金するのが実は一番合理的だったと
時間が経つにつれ、自分の体や頭がきちんと理解するに違いない。

千と千尋の神隠しで、釜爺が言ったセリフのように、
「仕事を持たない者は、湯婆婆に動物にされてしまう。」

この世界は楽しては稼がせてはくれない。
楽して稼ぐには、それなりのリスク(借金とか警察に追われるなど)が付きまとう。
稼がせてはくれないのに、どんどん消費しないと経済発展しないこの矛盾。






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だいぶ前置きが長くなってしまった。本題へ戻ろう。
そんなタイトな世界では、あまり費用をかけずにお小遣い稼ぎをしたいところ。
紹介するのが、冒頭のリンクにある「トレジャーハンター」である。

クラウドソーシング事業を展開するCROWDが仲介している依頼作業だ。
指定された写真を専用アプリで投稿するとポイントが獲得出来る。
ただし、ポイント判定は依頼元のスポンサーで実施されるため、
必ずポイントが獲得出来る保証はないのが注意して欲しい。

現時点ではポイント判定で無効になった場合の理由は明示されない。
判定中、有効、無効と3種類のステータスが更新されるだけだ。
判定は１ヶ月程度、としているが、実際はもっと時間がかかる。
２か月くらいは気長に待つくらいの気持ちの余裕が必要。

無効理由の明示や判定期間の短縮化は問い合わせメールで提案したが
恐らくクレームの一つとして、払いのけられているだろう。

写真撮影で一日にどれくらい稼げるか。
撮影した時点では稼げる「見込み」だが、1000円前後が目安だろう。

撮影には人の映り込みはダメ、青空の下で撮影など条件がある。
撮影日の天気や時間帯に注意しなくてはいけない。

青空で明るい時間帯なら、夏季でも1日9時間程度が限度だろう。
この9時間、移動していると結構時間を取られるのだ。
だから効率的な撮影には用意周到な移動計画がとても大事だ。

私はiPad miniで地図アプリ「Maps+」を使っている。
このアプリの有料版(250円)は好きな位置に幾つでもピンが置ける。
「トレジャーハンター」で撮影対象の位置を確認したら、ピンを置く。

こうすると、iPad miniの広い画面で撮影位置を確認しやすいし、
効率的な移動ルートの計画を立てやすくなるのだ。

それに「トレジャーハンター」はバッテリー消耗が激しい。
iPhoneでずっと起動していると一日も持たなくなってしまう。
これでは写真投稿にも集中出来なくなってしまうからだ。

地図確認はiPad miniで、撮影投稿はiPhoneだけに使い分けよう。


撮影に出かける前には位置情報の設定も絶対に忘れずに。
折角現地で撮影しても位置情報が無い写真はポイント無効になってしまう。

投稿したら、その場で正常に投稿出来たか確認も忘れない事。
「ミッション投稿が完了しました」のホップアップが表示されるか、
判定中ポイントの一覧に投稿したミッションが表示されいているか、
投稿したその場で、必ず確認する事だ。

また、上手く投稿されない場合も時折あるので、
写真投稿する前に一旦写真の保存をしておくのが安心だ。


移動に鉄道を使う場合は、フリーパスのようなお得なきっぷがないか
調べてみると良いだろう。

私は小田急沿線に住んでいるので、「江の島・鎌倉フリーパス」で
移動しながら撮影している。

このフリーパス、江の島や鎌倉方面への日帰り観光用向けのものだが、
出発駅から藤沢駅まで、往路も復路も各駅に途中下車可能なのだ。
後戻りしない限り、何度でも可能。JRの途中下車制度と同じルールだ。
大晦日に購入すると、元日一杯までの2日間有効という裏技は
あまり知られていないのは蛇足情報として。

























撮影移動では、周りの景色も楽しみたい。
よく知らないルートにはちょっとした発見も結構あるものだ。
あの道がこの道に繋がっていた！とか、気になる本屋があった！とか。
初音ミクって改めて可愛いなぁとか。