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日常の中の非日常光景。
線路から見上げる車窓。あさぎり号新宿行きの3号車1階席。
座りながらして、線路からのホームの視点が楽しめる。
急行綾瀬行き。もちろんこんな種別はない。方向幕の誤表示。
ここしばらく食べてばかりで歩いていないことが気になった。
だから伊勢原~相模大野まで県道ウォーキング。
伊勢原駅出発16時少し前。相模大野駅には20時30分。距離は約22.5km。
伊勢原駅のホームに電車が到着すると、浴衣姿の人たちが目立つ。
改札を出るまでもなく、今日が毎年恒例の道潅祭りであることを思い出す。
小学校の頃はまだ、この伊勢原に住んでいてよく友達や家族と大神宮へ続く
商店街の大通りを歩きながら両側を埋める露店を楽しんだものである。
家に帰るときは少し切ない気持ちになったものだ。
だんだんと縁日に流れる「伊勢原音頭」が小さくなってゆくと、
まだ縁日を楽しんでいたい気持ちがあった。
祭りへのそんな気持ちは嫌でも風化していくらしい。
逃げるように足早に駅前を通り過ぎていく。
ウォーキングのスタート地点である、国道246号線から始まる県道22号線
へと向かう。懐かしい中学校を左手に見て、15時55分スタート。
途中の踏み切りを渡り、車用の青い行先案内板に従って県道22号線へ。
まだほんのりと夏のような日差しの中、よく晴れた青い空と電線の鉄塔を
時折見ながら、道なりに歩いていく。
相模川に掛かる所沢橋に差し掛かる頃にはスタートから丁度1時間。
振り返ると綺麗な夕日があとちょっとで沈まんとしている。
県道22号線は東海道新幹線が右手に見えるころに突き当たりとなる。
T字路の右は藤沢方面。前も歩いたことがあり、面白くないので
今回は左に曲がって、さらに県道406号線へと歩いてみた。
さらに1時間後。スタートから2時間してすでに背後には三日月が見え。
海老名駅前の煌々とした灯を左手に見ながら、さらに歩いていく。
そして県道406号線はこのあたりから407号線となっていた。
相模線の踏み切りと小田急線の踏切を渡る頃には
スタートから3時間。予定ならあと1時間で相模大野駅へ到達のはずだ。
この県道407号線も、途中の「星谷寺前」の信号で終わるため
そのまま寺の横の細い道をそのまま突っ切り、今度は県道51号線へ。
県道51号線は前にも歩いた道。ここまで来るとあと少しだ。
少し離れた右手に小田急線が頻繁に行き来する走行音を聞きながら、
ひたすら相模大野駅へ向けて歩いていく。
小田急相模原駅で丁度4時間。距離にして20km。
あと30分ほど歩けば、ゴールに着く。
何事もなく、相模大野駅へ到着。20:30着。
人の線路内立ち入りで軒並み遅れていた小田急線。
ロマンスカーに乗ると、定刻で帰れてしまう不思議な路線(笑)。
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