2007年7月6日金曜日

つくもノヲ”X="1≠ 175


またまた仕事の話から。
ほぼ1週間の夜勤が明けてやっと帰れるのもつかの間、
定例の内部会議とその後の別の資料レビューで結局、昼過ぎまで
残業する羽目になった。後半は眠くて、あくびをかみ殺すほどで
ほとんど頭が回っていない状態で会社を出る。

上の社員食堂でお昼でもどういう同僚の誘いを無下にはできず
例のインディアンを食べる前に軽く食べることになってしまった。

地下鉄を乗り継いで、いつものスパゲッティー屋につく頃には
なんとか大盛を食べられるかなくらいに腹が空いていた。
微妙だったが、席についたときは大盛を頼んだ。
皿が渡されて、福神漬けをかけたら休まずに一気に食べる。
すこしでも気を緩めると、そこで胃が休もうとしてなかなか前に
進めなくなることを知っているからだ。
なんとか平らげて最後にまきば牛乳で締めた。

さて、今日の電車旅。
この間は江ノ電に乗ったが、鎌倉につく前に寝てしまって
鎌倉に着いたときにはだいぶ時間が遅くなっていたので
そのまま横須賀線で帰って終わっていた。

そこで、今回は鎌倉の大仏と江ノ電をじっくりと楽しむ旅に
することに決めた。

まずは藤沢まで、電車を乗り継ぐ。
夕方の江ノ電に乗り込む。混んではいないけど、高校生が多い。

七里ヶ浜の有名な海沿いの風景が車窓に広がる。

さらに20分ほど電車に揺られる。
海が見えなくなると、今度は住宅街を縫うように電車は走る。
柵で分け隔てられているという感じではなく、目の前に家の
壁、塀が迫っている。まさに街に溶け込んでいる電車だ。

鎌倉駅に到着。左側の改札から外に出ると商店街が奥へ続いている。
ゆっくり歩いてみると、のんびりした時間が流れているのがわかった。
足早に歩く人は見かけない。

鎌倉の大仏を見ようと、「大仏前」というバス停まで歩いてきたものの
お寺がもう開いていないようなので、大仏が外から見えないかと期待して
まわりをぐるっと歩いただけで終わってしまった。

長谷駅に戻る。
ここから途中の腰越で降りることにした。路面部分の風景を写真に
撮りたいと思ったのだ。

外はドアのガラスに人が映るほど、暗くなってきている。
途中の七里ヶ浜から、高校生の特に女の子たちの笑い声、話し声で
若々しく、そしてにぎやかな雰囲気になる。
時間は19時台だが、この時間でも部活かなにかで残っていたのだろう。

腰越で降りる。降りてすぐそばにあるコンビニエンスストアーで
スポーツドリンクを買って飲む。それほど暑くないがやたらと
のどが乾く。
好きなアングルを見つけて、しばらくすると向こうから鎌倉行きの
電車のヘッドライトが見えてきた。
手前の車が横断してきたので、警笛を鳴らしながらゆっくりと
手前のホームに滑り込んだ。

この電車が行った後に再びホームへ戻る。藤沢行きの電車を待つ。

改札付近にある公衆電話で、赤い小さめのリュックを背負った
ポニーテールの小さな女の子が小銭を入れて電話している。
携帯電話を使っている風景を見慣れているせいか、どこか新鮮で
ついついその女の子の背中を見てしまう。

最初の何度かは、相手に電話がつながらなかったようで
小銭が戻ってくる音が聞こえた。3度目か4度目かわからないけれど
ようやく通じたようで、か細い声で何か話している。
電話が終わると、女の子はしばらく電話付近にいたが、
改札の外に出たり、またホームへ戻ってきたり、ホームの端まで
行ったりを繰り返していた。どうやら誰か迎えを待っているようだ。

藤沢行きの電車が来たことを告げる踏み切りの警報機が鳴り出すと
改札を出たとこで、迎えの人らしい人と一緒に消えていった。
スキンヘッドの彼は女の子のお父さんだろうか。それはわからない。


また途中の柳小路で降り立つ。
ここでも夜になってしまったが、風景を撮りたいと思ったのだ。
丁度電車が走ってくれれば一番良かったが、帰る時間が遅くなって
しまうので、すぐに撮ってみた。

柳小路で鎌倉行きをやり過ごしたあとに藤沢行きがやってきたが、
ドアまでいっぱいの人が乗り込んでいた。多くが学校帰りの高校生
のようだ。この時間帯にこれほど混むとは思わなかった。
終点藤沢までは結局、混んだままであった。



帰りのロマンスカーで降りる駅を乗り過ごして
終点の小田原まで乗ってしまった。
途中で車掌さんが確認しにきたが、温情だったのか本来払うべき
乗り越し分は見逃してもらった。すみません・・・車掌さん

0 件のコメント: