2007年3月23日金曜日

つくもノヲ”X="1≠ 113



提出する資料関係で、少し早く家を出た。昨日出勤しているためか
不安にそれほど揺れていない。ウォークマンで音楽を聴く余裕が
あるくらいだ。

短時間の睡眠で疲れが抜けていないことによる一時的な気分の高揚
によるものかもしれないが、いつもの不安な気持ちでいるよりは
遥かに楽だ。

精神安定剤を服用したら、そのような高揚した気分になるのかも
しれない。

それでも乗っているこの電車が…とまた同じことを考えてしまって
いるときがある。

今の気分をリトマス紙に浸したら、端っこにブルーの部分が薄く
出ている感じだろう。

電車がいつの間にか、別の世界を走っている
…異次元空間とかではなくて、光速以上で走らないと日常では
決して立ち入ることが出来ない領域……例の「宇宙エレベーター」
で呼んでいる「forbidden領域」に入って戻らなくてもいいと
思ったりする。

その領域は時間を縦軸に距離を横軸にして、折れ線グラフに
したときに表せる領域である。
グラフは「世界線」と呼ばれており、縦軸に従って絶えず流れる。
短時間、つまり移動速度が速ければ速いほどグラフは傾きを
大きくして縦軸から横に体を反らしていく。

真横に近付いていくが真横にはならない。
現在の技術では、量子の世界のような離れた場所に同時にいるこ
とは出来ないからだ。
瞬間移動とは違う。目で追えないから時間がかかっていないように
見えるけど、微量だが時間が経っている。
「0秒で1km先にいる」という我々のこの世界では有り得ないことが
起こるのだ。もしそれが可能なら僕はどうなっているのだろうか。

光速以上で移動できたなら、世界線が真横になるくらいだったら
この世界からその間だけ消えることができるかもしれない。
未来へはいけないけれど、消えている間は過去に戻ることは
可能かもしれない。

世界線が川の上から下に絶えず流れているように進んでいる限りは
過去を変えることは出来ないだろう。
立ち入れない領域のことはいまは想像でしかない。
もしかしたら考えもしない法則が支配していて可能かもしれない。
実現のためにはこの世界で生きるために必要なくらい、
膨大なエネルギーが必要であろう。

夜勤明けの休み。
これから帰りがけのボーリングをしにいくつもりである。

こうして仕事から帰るときは昨夜の、おとといの不安はどこかに
飛んでいる。

その繰り返しでいま、生きている。

ボーリングのアベレージは115。まずまずである。

ケンタッキーフライドチキンで新発売のガーリックペッパーチキン
と、もちもちナンのチーズメンチを食べてみた。

チキンはいまいちだったが、チーズメンチはとろけるチーズが
すばらしい。新しい味だ。もう一度食べにいきたいと思った。
KFCも昔に比べるとメニューのバリエーションが増えて、
ファストフード店並みに気軽で身近になったような気がする。

帰りに駅前のミスター・ドーナツに寄った。
ケーキ屋のようにショーケースの向こうから店員が注文した
ドーナツをを箱に詰めていた形式から、パン屋のようにトレー
に自分で選んだドーナツを載せて、もって行く形式に変わって
いた。しかし、後者になってからゆっくりと選べなくなって
しまったので、前者のままでよかったような。

ドーナツはチョコ系を中心に10個、持って帰った。

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