2011年2月8日火曜日

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【北海道&東日本パスの旅 1日目】 ゆめぞら号と旅立ちの夜

※仕事終了後、そのまま

渋谷
10:07発

↓ 3600E 山手線~東北本線~高崎線
  特快 湘南新宿ライン
  
11:56着
高崎
12:25発

↓ 735M 上越線

13:26着
水上
13:42発

↓ 1741M 上越線

13:50着
土合
14:25発

↓ 9736M 上越線
  快速 ゆめぞら4号
  
14:36着
水上
14:40発

↓ 744M 上越線

15:45着
高崎
15:50発

↓ 946M 高崎線~東北本線~山手線

17:32着
赤羽
17:36発

↓ 1716K 埼京線

17:51着
新宿

※一旦帰宅

新宿
23:10発

↓ 8763M 山手線~東北本線~高崎線~上越線~信越本線
快速 ムーンライトえちご

これまでこの「北海道&東日本パス」というきっぷには北海道へ旅行
する際にはよくお世話になってきた。これまで有効期間が連続5日間
だったため、鈍行列車だけで移動しようとすると、追加料金なしでは
急行「はまなす」で3日目になってようやくたどり着く。

青森~函館相互発着に関しては自由席特急券のみ購入すれば自由席に
乗車可能という特例を活用すれば、青森~蟹田の自由席特急券
500円を購入して、木古内から普通列車に乗り換えれば、函館には
2日目の20時に着く。もっともほとんどの人は追加料金なしで乗れる
唯一の夜行列車である「はまなす」でこうした追加料金を節約して
宿代わりとして北海道入りするのが、王道になっているようだ。

私のような関東在住にとっては3日目の朝から北海道の列車旅が
始まることになる。しかし北海道の滞在可能日数は3日目と4日目の
2日間しかない。4日目の夜には札幌に戻り、本州に5日目の朝から
自宅のある関東方面へと南下しなくてはならないからだ。

交通費を節約した場合はこうしたモデルになるが、例えばすでに知られている
手法として、「ムーンライトえちご」で新潟へ向かう1日目の夜は
このきっぷの代わりに新宿~高崎の普通乗車券を別に購入して有効開始日を
1日遅らせるという手がある。このきっぷは翌日にまたがる夜行列車の場合
0時になって最初に停車する駅まで有効だからだ。
ムーンライトえちごで新潟へ向かう場合は高崎になる。

こうするときっぷでは2日目の朝から北海道入りが可能になる。
つまり3日間は滞在可能になるが、北海道を縦横無尽に移動したいなら
やはり丸5日間ないと経験的には満足できないと思われる。
だからこのきっぷは北海道内の移動専用にして、行きと帰りは新幹線なり
寝台特急なりで移動するのが現実的な使い方なのだと思う。

それが今回有効期限が同じ値段で7日間と2日間伸びたのである。
2日間伸びたということは、北海道での滞在期間も2日間伸ばせる
ということを意味する。そしてこの機会を逃してはならないと今回は
このきっぷを2枚購入した。連続14日間を2万円で移動出来る機会は
今後の事を考えるとこれが最初で最後になるかもしれない。

そして希望していた長期休暇が取得できた。後は旅行の準備をするだけ。
今回はこの13日間を使って、北海道をゆっくりと満喫する計画である。

夜勤明け。そのまま家に帰って少し寝ても良いのだが、ここから休み。
時間が勿体無い。何か臨時列車はないかとここ数日探して見つけたのが
ほくほく線で走っている「ゆめぞら号」である。通常は乗り入れる事が
ない水上まで運転されるという。ゆめぞら号にも乗ってみたかったので
これはちょうど良い機会だ。しかも夜勤明けでも何とか途中の土合から
乗る事ができそうである。

まずは渋谷に出る。ここから湘南新宿ラインで高崎へ。少し前までは
この湘南新宿ラインは走っていなかったので、こうした場合には
運行している事が大変ありがたいと感じる。

高崎から水上行きに乗り換える。水上では2両編成の長岡行き。
休日だからだろうか、おそらく運転されるSLみなかみ号の撮影などで
これほど混んでいるのだろう。客層は私のような同業者と谷川岳辺りへの
登山客と思われる中年諸氏に大別できそうだ。カメラを首にぶら下げた
若きカメラマンは水上で降りないところは、私と同じ目的だろう。

今年6月に「周遊きっぷ」で北海道へ旅行したときとは嘘のように
混雑している。普段からこれ程の利用者が見込めれば本数も両数も
増発されて越後湯沢への移動もし易くなるだろう。
新幹線が移動時間短縮という現代のスピード世代のニーズに応える
花形列車の影で在来線は必要最低限のダイヤになっていく。
そのうちに信越本線のように上越線も分断されてほくほく線が水上まで
の路線になってしまうのかもしれない。

長岡行きは土合で登山客がけっこう降りるものと思われるが
モグラの穴のようなトンネル駅に着いたら、後ろを振り返ることなく
目の前の長い階段を登って行かないといけないのである。
上りホームにすでに到着しているはずのゆめぞら号を少しでも撮影する
ためになるべく早くである。最初は早かったかけ昇るスピードも
半分と行かないと内に息が苦しくなってきた。長すぎる階段である。
残り20段ほどを残して改札口へと進むと上りホームから数人が戻って
くる姿とすれ違う。駅の利用者ではない。もちろん同じ目的だろう。
そうでなければ、臨時列車を除いたら一日5本しかやってこない
山の駅に普段は人の気配がないからだ。どうやら車でやって来た様で
目的達成のためにこれから帰ろうというところだろう。






到着した10分程前までは彼らもホームにいて、一時の賑わいを見せて
いたのだろう。その彼らと丁度行き違いに到着したので、結果としては
落ち着いて撮影できるので良かったのかもしれない。
単線の上りホームと山と入道雲。その手前にゆめぞら号の2両編成。
水上まで5時間かけてようやく撮影できたが、実に遠い場所である。

一通りの撮影が済むと車内へ。
車内も普段は乗り入れる事がないとあって、同業者がソワソワしている
のが目立つ。小さな子連れもいるようで、楽しげにはしゃいでいる。
ホームでは土合駅の入場券を販売しており、折角なので購入した。
無人駅では入場券の必要はないのだが、購入しようにもなかなか機会は
ないと思い、購入した。絵入りの硬券タイプである。正式な入場券は
とうの昔に販売は廃止されたのかもしれない。

車内で発車を待っていると、突然の夕立。
ほくほく線の乗務員氏達で交わされる会話が聞こえたところによると
返却回送の際に水上で足止めを食らわないかを心配しているようだ。





トンネルではこの列車の売りであるシアターが上映される。
車内が暗くなり、ミラーに反射されたプロジェクターからの映像が
音楽とともに流れる。上越線では滅多に見れらない貴重な体験だ。
湯檜曽へ向かう途中に眼下に見える湯檜曽駅はすっかりと有名らしい。
車内アナウンスはなかったが、視線は皆そちらに注がれる。

ほくほく線を知ってもらうためのPR活動のひとつだろう。
こうした臨時列車で利用状況が良ければ、水上まで運転されるかも
しれない。本数が極端に少ない水上~越後中里は特に移動しやすくなる。


水上へ到着する直前にSLみなかみ号として使われる蒸気機関車が
転車台で煙を吐いて鎮座していた。その周りにはカメラマン。
乗り換える列車に余裕があれば、ゆっくりと撮影したいのだが、
これから一旦自宅に帰らないといけない。蒸気機関車が並びなら
とても様になるのだが、運転まではまだ時間があるようで、ホームで
青い12系客車との並びを撮影するのが精一杯であった。

このまま順調だったら、新宿で席を確保しておいたロマンスカーで
1時間程居眠りをする計画だったのだが、赤羽まで来て運転見合わせ。
常磐線の車両トラブルの影響で前後の列車が団子状態という。
こうしてロマンスカーの特急券は無駄になってしまった。
これから長期の旅行のためにあまり節約しないといけないのだが、
それでも新宿からロマンスカーと急行列車では天国と地獄である。
ロマンスカーの誘惑には勝てない。手を出してしまった。

朝から何も食べていないために鈍く響いてくるこの空腹感。
缶ビールとおにぎり2個を手にしてロマンスカーに乗り込むしかない。
この快適さを味わってしまうとなかなか抜けられないのである(笑)

自宅に戻って風呂に入り、身支度をしてから再び出発する。
旅の始まりは行先がどこであろうと小田急線からだが、新宿からの帰りと
違って、旅行の場合は何故か苦痛にならない。興奮しているために
普段の苦痛を忘れてしまうのかもしれない。映画「酔拳」のように
酒の力で痛みを感じないのと似てるかもしれない。
私は今、旅という名の酒に酔い始めているのだ。

これまで北海道には5日間の旅行には何度か出かけた事があるが、
13日間という私にとっては長期旅行となる経験がない。
おおよその旅費は見当がつくのだが、それでも旅の途中では何があるか
わからない。長期休暇も給料日直前からクレジットカードによる前月の
引き落としがある10日までで取得したのである。

手数料はかかってしまうが、北海道にも駅やコンビニにATMがあるので
必要に応じて引き出せばよいだろう。それでもなるべく北海道にも入る
9月になるまではなるべく使わないように気を付けないといけない。




新宿の5番線ホームで待っていたムーンライトえちご。
見慣れた国鉄色ではなく、山梨方面への臨時列車や常磐線からの臨時
急行列車である「ぶらり鎌倉号」などに使われている塗色である。
水色を基調とした色は昔のムーンライトを思わせる。といっても実車は
みた事がなく、写真で知っているだけであるが。
臨時の急行列車となってしまった「能登」に使われている関係のためか
いつもの国鉄色が不足しているため、運用変更されているのだろう。

先頭の1号車は女性専用のレディースカーになっているが、車体側面を
よく観察すると凹みの補修した後が見える。今後長くないことを暗示
しているような気がした。今年の冬から廃止と噂される「青春18きっぷ」
と時期が重なっているが、指定席券は何なく入手できた。
学生さんの夏休みが終了間近というのが大きいように思われる。

大宮を出てからしばらくして検札が始まった。
どんな客が利用しているのか観察するよい機会でもある。乗客が見せる
きっぷを見ると、私と同じきっぷの者や青春18きっぷの者を見かけるが
前の座席の青年が窓脇に置いているパスケースには青春18きっぷの
赤い券、いわゆる常備券と呼ばれるものが見えた。
窓口のマルス(発券端末機)や指定席券売機で出てくる黄緑色のものでなく
特定の駅にしか置いていないが、窓口で購入できるものだ。
JR東日本ではもう扱っている駅はないらしく、そうなるとはるばる
西から渡って来た途中なのかもしれない。

記憶が正しければ、車内検札が終了した車両から順に少し車内灯を
暗くしていたような気がしたが、車掌の車内アナウンスでは暗くする
事はないという。初めて乗った時には興奮していたためか、眠る事は
出来ずに新潟から乗り換えたロングシート車両の中で居眠りをしていた。
何度も乗り慣れているためか、夜勤明けだったこともあって、少しは
眠れた塩梅である。何度か目は覚めたが、意識がはっきりとしたのは
終点の新潟に到着する事を告げるチャイムとアナウンスであった。

少し汗っぽいので、下車する前に洗顔を済ませる。
着いたら向かいのホームで待っている筈の快速村上行きに乗り換える。
運用が変わっていなければロングシート車両が待っているはずである。
この列車だけ快速列車なのは、かつてのムーンライトえちごが村上まで
運転されていた名残である。新潟までに運転短縮されてもダイヤだけは
残っていて今に至る。車両の運用事情があるのだろうが、快速運転する
なら当時のまま村上まで運転するようにすれば良いのにと思う。

到着したムーンライトえちごは方向幕を忙しなく「回送」に切り替えた。
それを見送りながら、ロングシート車両の快速村上行きに乗り込む。
学生さんの夏休みが終了間近とはいえ、旅行客は多いようである。
席の確保が出来るかは重大事項のひとつ。村上からは気動車の酒田行きが
待っているはずである。全線電化されているのに何故か気動車で走る。
早朝の車両回送も兼ねているのだろう。おかげで貴重な気動車による
旅が楽しめるのはありがたいことである。

乗り換える酒田行きは左側のボックスシートを確保せよ。
と、心の中で呟く。朝の日本海を楽しむためである。日々の雑事は
忘れやすいのだが、こうした事ははっきりと覚えている。
いや、体に染み付いているような感覚が何だか嬉しいのである。

ロングシートに合わせて横長の車窓には徐々に空が明るく、景色が
はっきりとしてくる。今日は天気に恵まれているようである。
向かいのロングシートに座る老夫婦は「鉄道地図帳」というタイトルの
本を手に抱えている。座席に丸めて置いてあるもう一冊はおそらく、
「おとなの青春18きっぷの旅」という雑誌だろう。
どうやら青春18きっぷで旅行している老夫婦のようである。

この老夫婦に限らないが、男性諸君の方が例外なく楽しさや興奮を
隠せいないでいる事がほとんどである。見ているこちら側も何だか
連帯感のようなものが湧いてくる。

2010年8月14日土曜日

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銚子電鉄が伊予電鉄から譲渡された新しい車両で運行予定と
ホームページで予告していたが、納車されてからは予定通りの
運行とはいかず、ようやく7月より運行し始めた様である。

新しい車両を見に行く為に、ふと銚子へ行って見ることにした。
出発する時間が昼過ぎと遅かった為、これはどこかで泊まる必要がありそうだ。


久しぶりの美容院で伸びてきた髪をサッパリと切ってもらうと
気持ちも入れ替わったように思える。
まずは有楽町のいつもの店で昼ごはん。そのまま京浜東北線で王子へ。
何となく都電荒川線に乗っている時に今回の銚子への旅をしようと
思いついたのだった。

町屋電停で下車。ここから成田まで京成線で一気に向かう。
そのまま乗り継げば今日中に銚子に着けるが、夜遅くなる。
適当に宿を探していたが、銚子へ向かう途中の佐原に一軒見付けた。


成田へ向かう途中で窓の外は徐々に暗くなり、成田に着く頃には
夕日として今日一日の終わりを告げようとしていた。

成田からJR成田線に乗り替え。佐原に着く頃にはすっかり夜。
駅舎の改良工事中の様で仮囲いで殺風景な改札を出る。
ほとんどの下車客は家路に急ぐ人たちだろう。
私のようにわざわざ泊まりに来る客はきっと他にはいないだろう。

地図で場所を確認していたが、道のイメージが違っていたので
再度、iPhoneのマップを使いながら宿に向かう。
途中の小川を渡って、住宅街の細道のような入口を進んで行くと
目的のホテルが見えてくる。外観から昔ながらのホテルである。


ただし、この昭和に建設されたタイプにしては優良物件だった。
6000円を切るのに、大浴場あり。レストランは22時まで営業しており
バナナやお菓子が無料サービスである。防犯上の理由で門限が
夜中の1時までや、自分の部屋のトイレの電球が切れていた点と
駅から少々歩く事に目を瞑れば、当たりの宿だった。

寝る前にアルコールを摂取したせいか、朝は7時前に目が覚めた。
寝起きすぐは胃腸のエンジンが動かない質なので、寝癖を直しながら
髭を剃りながら、テレビで今日の天気を確認しながらぼーっとする。

エンジンが少し動き始めた様なので、下のレストランに向かう。
お盆休みとあって、ほとんどの宿泊客は家族連れで賑やかである。
シーズンオフなら暇にしていそうな従業員のおじさんやおばさん方も
この時期はキッチンで喋っている暇は無く、忙しそうである。

最近のホテルではバイキング方式が多くなってきているが、
個人的には苦手意識がある。好きな物を食べたい分選べるのは良いが
朝食が始まったばかりの時間帯では混み合っているためにゆっくりと
落ち着いて選べないからだ。終了間際ならもちろん、ゆっくりと
選べるが、出発する時間が限られてしまう盲点がある。

その点、今回のホテルではすでにお盆に用意されている。
恐らく、小さい頃に家族とともに毎年夏の旅行で連れていって貰った
熱海の保養所が今回と同じ形式で朝食が出されていたのが当然、
という様に思っていたのが影響しているのかもしれない。

希望すれば、少量ながらもカレーが無料で付いてくる。
どうやらこのホテルでは未だに「朝カレー」が流行りの様だ。



10:10発の銚子行きに乗る。
朝早く目が覚めた為か、普段は食べない量の朝食を食べたせいか、
列車に揺られているうちに次第に眠くなってくる。

佐原から1時間弱で銚子に到着する。
降りたホームは前回とは違って、銚子電鉄と共用しているホームの
隣のホームだった為、一旦跨線橋の階段を上る必要がある。











まだ目的の列車はやってこない。風車を模した駅舎の周りには
私と同じ列車で降りてきた観光客達が今か今かと待っている。
奥の踏切の鳴る音が聞こえて、緑一色に塗られた2両編成がゆっくりと
ホームに入線してきた。ドアが開いてあっという間に席が埋まる。
だが雰囲気からして、そのほとんどは私と同じ様に観光目的だろう。
本当の利用者と思われる人はあまり多くは無さそうだ。










新車を走らせる余裕が出てきた様であるが、予断は許さないだろう。
まだこちらでは新車故か、以前の車両と比べるとあまり揺れもなく
乗り心地はいい様である。
次の仲ノ町で下車。車庫に留置されている車両達が気になったのだ。
駅で硬券の入場券を購入すれば、車庫を見学できる。
前回は駅や車内からの撮影で終わってしまったが、また違ったアングルで
撮影する事ができるのだ。仲ノ町はよく見渡せば、鶴見線の扇町の様に
工場の頭上を横切るパイプや背景にタンクや煙突が建っている。
異なるのはこちらが醤油製造の工場という点。ぬれ煎餅がその工場と
電鉄を通して間接的に触れ合っている。人間臭いのである。



どこかで昼ご飯を食べて帰る事にしよう。
無難に犬吠で下車。お土産店を兼ねた駅舎の中にあった観光マップに
終点外川のそばに良さそうな店があるようだ。

外川からすぐの踏切そばにその店はあった。
ここもお盆休みとあって、家族連れで賑わっている。

結論からするとこの店で注文したものは失敗だった。
メニューから美味しいそうな想像をした「ホタテの生姜焼」。
鉄板で出されたのはホタテの身を炒めたらしいものに、野菜炒め、
ご飯に味噌汁という具合である。アイスコーヒーも少なめであった。
そして店員のおばちゃん達はかなり愛想が良い。失敗であった。


最後は白い色の2両編成に乗って犬吠埼を後にする。
銚子で乗り換えた千葉行きの列車で少しまどろんで・・・

2010年8月7日土曜日

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連日天候に恵まれ、夏らしい強い日差しを見ていると
どこかに出かけずにはいられない。

小田急ユーザーとして、鉄道オタクとして見逃せないイベント列車が
今年も走っている。それが「メトロ湘南マリン号」である。
毎年恒例かと思っていたが、この北千住方面直通の設定は今年が
初めてということなので、是非とも乗りに行かねばならない。

しかもロマンスカーといえども、江ノ島線の大和を通過するという
意味でも大変珍しい運用でもあり、折角の機会を逃す手はない。
本当は北千住発に乗るつもりで、早起きするつもりが二度寝、三度寝
してしまい、結局目が覚めたのは午前11時過ぎ。
片瀬江ノ島発に乗るため、昼ご飯を済ませてから自宅を出発。

少しは日差しの強さも和らいできたが、それでも暑い。
ウォーキングをしたら、前回同様に3時間程で倒れてしまいそうだ。

小田急線に揺られて相模大野へ。相模大野から江ノ島線へ。
途中の中央林間で買い物をするために途中下車。
今月末に予定している旅行のためにもソックスを8足購入するためだ。

再度小田急線で片瀬江ノ島へ。藤沢から各停片瀬江ノ島行きに乗り替え。
一番最後尾の車両に乗っていると一人の若い男性乗務員。
手に抱えている行路表には「MSE 6」のカードが見えた。
どうやら「メトロ湘南マリン号」の乗務員氏の様である。



10数分程で終点片瀬江ノ島。向かいのホームには青い車体。
これから発車を待つ「メトロ湘南マリン号」のMSEに違いない。
改札にいた駅員は皆、アロハシャツ姿。夏気分を盛り上げる。



発車まで1時間ほど時間が余る。時間を潰すために駅近くの喫茶店に
しばらく避難することにした。店内は若い人たちばかりで入った瞬間に
場違いな所に来てしまったと思ったが、こういうのはあまり気にしない
ことにしている。しばらく時間が経てば、そんな心配はバカバカしく
なることが分かっているからだ。

けれども不思議とファミリーレストランや焼肉屋には一人で入ることは
何となく出来ない。事、焼肉に関しては皆で集まってでしか食べた
事しかないので、その経験が影響しているのかもしれない。





メトロ湘南マリン号は定刻に片瀬江ノ島を発車。
数々の宣伝で知名度が浸透して来たのだろうか、始発からまずまずの
乗車率である。やはり家族連れが多い。
子どもたちのはしゃぐ楽しそうな声が行楽特急に相応しい。

この青きロマンスカーは前に普通列車が走っている為か、江ノ島線は
ノロノロと特急らしくないスピードで走っていく。

17:10。相模大野で1分程、運転停車。
ここからようやく特急列車らしく、スピードを上げていく。
緩行線を走っていくのは、新宿行きのスーパーはこねが隣を追い抜く
ダイヤになっている為らしい。ロマンスカーがロマンスカーに
追い抜かれるという珍しい光景も臨時列車ならではである。
隣の急行線をEXEの10両編成が颯爽と追い抜いていった。

17:37。経堂でも運転停車。

成城学園前では町田についで、降りていく人が多そうだ。
だが、都内などの首都圏からもはるばる足を運んでくる家族連れも
程々にいる様な印象を感じた。

本当は終点の北千住まで乗り通したいが、そうなると厚木の相模川沿いで
実施される鮎まつりの目玉である、花火大会に間に合わなくなる。

霞ヶ関で降りるとすぐにやって来た代々木上原行きに乗り替え。
代々木上原からは良いタイミングでやって来る急行 小田原行きに
乗り替え。激混みかと思ったが、席は埋まっているがそれ程ではない。

だが途中の町田や相模大野あたりから混雑してくるに違いない。
そして浴衣姿のカップルを見て少し鬱になるのも毎年の事である(笑)




毎年恒例、このまつりが来ないと夏を過ごした気がしない。
それは「あつぎ鮎まつり」である。
そしてこのまつりの目玉こそ、2万発の打ち上げ花火である。
この花火がなければ、きっとこのまつりに足を向けることはないだろう。

まだ明るい夕焼けのうちに本厚木へ向かう小田急線の中から
その花火は咲き始めたのが見えた。とてもワクワクしてくる。
どうやら親父の祭り好きの血なのか、遺伝はちゃんと伝わっているらしい。(笑)

誘導の警官に訊ねたところ、河川敷なら立ち止まって観覧しても良いらしい。
相模大橋とあゆみ橋に挟まれた河川敷でしばし、夜空の彩を音ともに楽しもう。

2010年8月3日火曜日

つくもノヲ”X="1≠ 561













仕事の忙しさを理由にして、このところ運動をしていない。
具体的に言えば、意識的に足を動かしていない。

ここ連日、炎天下が続く。
夏らしい天気といえばそうなるのだが、この日差しでは3時間も
歩き続けたら、軽く火傷することは間違いない。
肌、特に常に露出する顔と腕はしっかりと日焼け対策をしないと
後で泣くことになるのはこの身を持って経験済みである。

日差しの強さがピークになる午前中は避けて、なおかつ明るいうちと
歩き始めたのは15時過ぎ。それでもしばらくは溶けてしまいそうな
日差しを浴びながら3時間足らずを歩き続ける。

本当は相模大野から自転車で江の島まで往復しようとしたのだが
ネットでは情報が載っていた自転車に訪ねてみると、地元ではないと
いう若い男性の店員は扱っていないという。

iPhone4を購入しに東京へ向かった時も某掲示板の書き込みを参考
程度としながらも半ば信じていた部分があった。
書き込みを信じると、入手すら困難なのかと思っていたのだが、
実際は8時間並び続けたが、銀座のアップルストアで購入することが
できた。ソフトバンクの販売店にはあまり在庫が回っていないという
だけであり、よく考えれば素直にアップルストアに行けば良かったのだ。

どんなに情報採取が便利になってもやっぱり最後は自分の足で出向いて
自分で確かめる事が大事なんだと改めて実感した瞬間でもある。

こまめに水分を取らないと道端に倒れてしまいそうな暑さの中を
吹き出る汗を拭きながら、買っておいたスポーツ飲料を飲みながら
いつもよりは遅いペースでゆっくりと前へと進んでいく。
しばらくはそれで何とかなりそうだったが、30程前に飲んだはずなのに
次第に喉が乾いてくる。口の周りも汗で不快になってくる。

もう少ししたら日が沈むだろう。だが汗でベタついた顔や腕を一度
綺麗に洗い流したい。青葉台の東急スクエアのトイレを借りることに
した。顔と腕の汗を流して人心地すると、そのまま店を去ろうとしたが
スターバックスのマンゴーティーの写真が掲げられた看板を見ると
我慢できなくなってしまった。

少々高いが、ここで無理して途中で倒れても仕方ない。
それに帰りは歩き疲れて眠くて、電車の中でこの文章を書いている
気持ちにはなれないかもしれない。

火照った体にはよく冷えたマンゴーティーが染み渡る。
マンゴーティーだけでは何となく寂しいので、おやつにチュロも注文。
外の席にしようかと思ったが、生暖かい風が吹いてあまり気持ちよく
なさそうだったので、冷房の利いた店内で休憩。

あまりの暑さにすっかりと溶けてしまった「アルフォート」の
ビスケットを溶けてしまったペースト状のチョコレートの中から
歯磨きをしぼりだすように一つ一つ出しては指でつまんで食べる。

買う前に溶けてしまうことを考えなかった自分が悪いのだが、
このアルフォートくらいしか、コストパフォーマンスがよくない(笑)
歩いている途中で見かけた一房100円のバナナの方が良かったか。

日が長いためにまだ明るいが、もうしばらくしたら暗くなる。
渋谷まで歩いて行く体力はないだろう。後は歩けるところまで・・・。
結局、激しい暑さが引くと汗の気持ち悪さだけが残って
二子玉川まで頑張ろうという気は失せて鷺沼から帰ることにした。

中央林間から小田急。
電光の行先案内板には臨時急行 町田行き。
去年の夏祭りシーズンからもう一年経ってしまったことに驚く。