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最近仕事に調子が出てきたと思っていた矢先に職場のスタッフが
連鎖反応を起こして辞めていく。

確かに営業でお客さん相手にバリバリやってきた人がこの職場に
入ったらそのギャップは激しいかもしれない。
人によっては刑務所の監獄と同じように感じるかもしれない。

ネットワーク監視という性質上、長時間の拘束時間の上に
座ってまわりの監視ツールとにらめっこすることが仕事なんて
聞いたら、息がつまるかもしれない。

そのかわり、難しいことは要求されない。
監視ツールであがったアラームを必要に応じてしかるべき担当者へ
連絡するのが、主な仕事だ。
監視の仕事はいろんなお客さんから貰ってやっている。
だから、どんな業務をやったかを定期的に報告書として作成し
提出しないといけない。

私はいま、複数の報告書作成を担当しているが
最近正直気が滅入ってきている。

先月で2年目に突入するが、そろそろ他の職を考える時期にある
と考えている。あと1年がんばってから他にうつるのが良いか、
それともそろそろ転職を考えるべきか。

今のスキル(資格ではなく、仕事をしたという実績)では、転職するのも
そう簡単ではないと思われるから、「石の上のにも3年」のことわざ通り
もう1年ふんばるべきか、迷っている。

迷いの根源は仕事に慣れてきて、かっこいい言葉で言えば
仕事に誇りがもてなくなってきているのだ。
後ろめたい仕事ではないのに、なぜか胸を張って人には言えないのだ。
いや、正確にいえば「自分は一体、何しているのだろうか？」と過ぎていく
日々の中でだんだんと強く感じてきているのだ。

スタッフが辞めていくにともない、一人一人の負荷が高くなっているから
疲れによる一時的な精神不安がそうさせているのかもしれないけれど・・・。

これからどれくらいの時間をこの世で生きていくことになるのか、わからない
けれども、不慮の事故とか、天災とか、病気でも無い限り、今日明日であの世
ということはないだろう。

人生なんて言葉は嫌いだけれど、自分が過ごすだろうこれからの時間の使い方に
正解なんてないこともかすかにだけど、わかりはじめている。

敷かれたレールの上を走っていくのは楽かもしれない。
しかし、それでは自分が行き先を決めたい時には遅いのだ。
「迷っている」とはいったが、実は今の環境から他に移ることに恐怖を感じている。
「ためらっている」と言う方が正確かもしれない。

劇場アニメ「時をかける少女」を見て以来、挿入歌「変わらないもの」が気にいり
奥 華子さんのアルバム 「TIME NOTE」で聴いているけれど、
涙が出てくるのはなぜだろう。

変に忙しいせいなのか、このすっきりしない気候のせいなのか
気がかなり滅入る。かなり疲れている。

先日足を伸ばして江ノ島にいってみたけど、今も気持ちはすっきりしない。